公開中
私もオススメです。
是非、劇場で殺し屋同士の殺し合いを体験してくださいね。
北海道・小樽の美しい冬景色を背景に、2人の女性が心の奥に封じてきた恋の記憶をミステリアスに紡いだラブストーリー、です。
1月14日から公開です
互いの目的のために偽装結婚を企てる男女を描いた韓国発のロマンティックコメディ、です。
1月15日から公開です
「10人の泥棒たち」のキム・ヘスと「パラサイト 半地下の家族」のイ・ジョンウンが初共演したヒューマンドラマ、です。
アンニョン(^-^)ノ
いつも、ありがとうさんです
1月3日、この作品を観ました・・・
剣客
韓国では2020年9月に公開された本作ですが、日本では去年4月の公開でした。
私も劇場で観たかったんですが結局、行かず・・・スクリーンで観てたらもっと良かったんだろうな~と思いましたよ~。
この映画はまさしくソード・アクション、剣劇アクションの世界ですよ。
また「かっこいい映画」ですので、いきなりオススメ致します。
物語はほぼ、難しくなく、確かに韓国の歴史をベースにした作品ではありますが、そういったことに詳しくなくても大丈夫だと思います。
と書くのも私がまず詳しくないですから。
でも私はぜんぜん大丈夫でした。
物語を知ってから観たい方のためにストーリーを転載させていただきます。
私思うにこのストーリーにも少しのネタバレが含まれてると思うんですけど・・・。
ストーリー
時は17世紀、大陸では“明”と“清”が中華の覇権をめぐって争い、その影響は朝鮮半島にも及んだ。宮廷では生き残りをかけた対立が激化。民は不安にまどい、今まさに国は引き裂かれようとしていた。かつて国王の懐刀として最強の武人とも謳われた剣客・テユルは、そうした世間に背を向け、山奥で娘のテオクと2人ひっそりと暮らしていた。しかし、歴戦の古傷が彼の視力を蝕み光を奪おうとしていることを心配したテオクは、治療のためにとテユルを強引に都へと連れ出す。だが都では、清の皇族クルタイら大陸の使者たちが横暴の限りを尽くしており、テオクは彼らに連れ去られてしまう。「ただ静かに暮らしたい」そう願い、その刃を封印していたテユルだったが、愛する者を守るため、再び剣を抜く――。
私は映画のネタバレに過敏ですけど、そこまで内容に触れずに感想を書くのも無理だと思うので、気をつけながらも少しずつ中身のことも書く感想にしていこうかなあ・・・な、どと、考えつつ、え~、『剣客』ですが意外と、公開中の『ただ悪より救いたまえ』(2020年)に似てるように私には思えました。
と、言っても、実はそういった話しの映画、少なくもないんでしょう。
つまり、拉致された子どもを助け出すっちゅう目的で暴れる系ですよね。
その上、主人公のテユルは圧倒的な強さを持つ剣客でありながら、視力に不安を抱えてるキャラクターなので『座頭市』ともつながってきそうではありますまいか。
でもテユルはぼんやりとは見えているんですけどね(主観ショットあります)。
とにかく剣の達人が子どもを救うために暴れる系は今、私が最も観たいジャンルでしょう。
【追記 1月15日】
怒りくまさんがこの作品をガッツリと書いててくれてます
とてもわかりやすいので、詳しく知りたい方は是非、怒りくまさんのレビューをどうぞ
怒りくまさん、いつもありがとうございます~☆⌒(*^-゜)v
主演はもちろんチャン・ヒョクさん。
もう45歳なんですね。
渋いわー。
演技も優れているけど、アクションもできる人だとは知ってますが、この『剣客』はチャン・ヒョクさんのアクション映画歴でも決定版みたいな映画でしたよ。
45歳にしてこれですよ、かっこよすぎるわ~。
演技は静かなのですが、アクションが始まったらホンマにそらもう早い早い。
バババババーですわ。
もう、ホントに興奮しまくりなのは極悪な悪役二人を相手にしながら敵が慌てるほど強いところですね。
そこ、この映画のハイライトでした。
痺れましたもん、ホンマ。
チャン・ヒョクさんは演技の幅も広いけど、この静かで物憂げな剣客の役作りはホントに素晴らしい・・・かっこいい
さすがは主役なのでした。
チャン・ヒョクさんの次の作品はユ・オソンさんとの共演で、『江陵 Tomb of the River』が去年の11月、韓国ではすでに公開されてますね。
追記: 2022年5月27日から、『狼たちの墓標』のタイトルで日本でも公開されます
テユルの娘のテオクを演じるのはキム・ヒョンス。
『トガニ 幼き瞳の告発』(2011年)の、あの被害者の女の子ですね。
あの映画で音楽を聴く場面、ホンマに良かったなあ~。
『剣客』では暗いお父さんに対して天真爛漫少女なんですが・・・実はテオクにも知られざる真実がある。
この映画のラスボス、清からやって来て、皇帝の甥だっちゅうので人買いみたいな横暴をやりまくってるクルタイを演じるのはジョー・タスリムさんですね。
映画を観てる間、見た方だなあ・・・と思ってたんですが、観終えてからわかりましたよ。
『ザ・レイド』(2011年)の隊長さんですね。
韓国の方ではなく、インドネシアの方です。
ラスボスですが、めっちゃアクションを出し惜しみです。
もちろん最初の方から「この人は強い」って空気を出してるんだけど、戦闘は最後だけですね。
クルタイの彼女らしき西洋の女性(アンジェリーナ・ダニロワ)が彼に付き従ってるので、この人も何か凄い強さの女性かと期待してたんですが、それ系の人ではなかったですね。
疑問に思ってるんですけどジョー・タスリムさん、清の言葉を話されてたんですよね
つまり、吹き替えだったのかなあ
でも声は自然でしたし、吹き替えっぽくなかったので、もしかするとご本人の声かもしれませんね。
クルタイの腕の立つ家来たちを演じているのは韓国の俳優さんのようですが、やっぱり清の言葉を話されてましたね。
私にはちょっとわからないんだけど、韓国のお茶屋さんみたいなお店なのかな~、きっとそうでしょう・・・ファソン堂の客主を演じるのは以前はナヤって芸名で活躍していたイ・ナギョン。
客主自身も腕に覚えはあるので咄嗟の場合は戦いますよ。
彼女のボディガード的な青年が付き従ってて、彼もかっこよかったです。
しかし、そこまでではなく・・・やっぱりテユルの活躍を引き立てる形になります。
その他、当時の最強の武臣、ミン・スンホの役はチョン・マンシクさんで、いつになくキリッと演じてられます。
ミン・スンホは重要な役ですよ。
以前、テユルを負かしてるんですよね。
回想シーンで登場する第15代国王・光海君(チャン・ヒョンソンさん)も良かったですわ~。
映画での悪役は清の使臣団ですが、いつも通り、外国に国を売るような裏切り者も描かれてますので、そういったあたりも韓国映画ですよね。
時代が悪く動く時、裏切り者がいるっちゅうことでしょうね。
一番右のおヒゲの方、チェ・ジェフン監督ですがもともと美術の方で、『剣客』がいきなり監督第1作なんですね。
最初からかなりの映画を監督されましたなあ。
そして続けざまに次にはイ・ダウィ(イ・デビッド)くん主演の『ヒプノシス/催眠』(2021年)を監督・・・この映画は観たい
イ・ダウィくんの主演作品ですものね~。
うわ~、怖そうやな~、ってことはうちの好きな映画やろな~(≧∇≦)
そしてチェ・ジェフン監督の次作として、チャン・ヒョクさんと再度のお仕事になる『죽어도 되는 아이 死んでもいい子』が予定されてるようなんですが、「引退した殺し屋が少女を守るため事件に巻き込まれる」って、また『剣客』と同じような話しを(;´∀`)
あ、でもその映画も観たいです
『剣客』・・・大勢の敵とのギリギリの戦いも非常に観どころですが、ドラマ面でも私は非常に満足でした。
最後はホンマ、感動しましたね~。
やっぱりこの映画もオススメですね
少なくとも時代劇やアクション映画がイヤでなければ、絶対に観た方がいいです。
DVDには日本語吹き替え音声もありました。
そんな感じで・・・もうちょっとペースを上げて記事を更新しようと思ってたんですが、なかなかそう早くは書けませんなあ
コメントのお返事も遅くなり、本当に申し訳ないですm(_ _)m
今日も読んでくださり、おおきに、ありがとうさんでした
アンニョン(^.^/)))
剣客
原題:검객
英語題:The Swordsman
中国語題:剑客
2020年製作/100分/PG12/韓国
撮影期間:2017年 6月15日~2017年 9月14日
日本公開:2021年4月2日
配給:クロックワークス
監督・脚本チェ・ジェフン [第1作]
脚色:チェ・スルギ、イ・ヨンス、カン・ギュホン
PD:パク・アヒョン、キム・ジュヨン、アン・ビョンネ、シン・ギョンホ
助監督:パク・ソンジン、パク・チュンシク
撮影:ソン・ウォノ(C.G.K)
照明:イ・ソニョン
編集:コ・アモ、パク・チュンシク
音楽:ナ・ユンシク フィルムエイド
美術:プロダクションデザイン:シン・ユジン
武術:ホン・ウィジョン、イ・サンハ(Best Ent)
出演
チャン・ヒョク → テユル 剣客
キム・ヒョンス → テオク テユルの娘
ジョー・タスリム → クルタイ ファン房の房主 清国将官 皇帝の甥
チョン・マンシク → ミン・スンホ 朝鮮最高の武臣
イ・ナギョン → ファソン ファソン堂 ケクチュ(客主)
イ・ミニョク → キョムサボク(兼司僕) 王の護衛武士
チェ・ジノ → イ・モギョ 朝鮮 イジョパンソ(吏曹判書)
チ・スンヒョン → イヌチ 清国 使臣団
チ・ゴヌ → フアサム 清国 使臣団
コン・サンア → チュモ(酒母)
シン・ジェファン → 清国 使臣
チョン・ヨンアム → ムカン 清国 使臣団
ユン・スンフン → チョチュン 鍛冶屋
アンジェリーナ・ダニロワ → 西域女性
チョ・ヨンヒョン → インジョ(仁祖) 朝鮮第16代国王
カン・ジンフィ → 官吏
特別出演
チャン・ヒョンソン → クァンヘグン(光海君) 朝鮮第15代国王
※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。