韓国映画 不倫する理由 (2019年) | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

Stella Jang ミニアルバム - Stairs

 

 

 

 

 

 

アンニョン~(^-^)ノ

いつも、おおきに、ありがとうさんです~キスマーク

 

 

 

完全に失念してたんですが、ブロともさんが観に行かれて気づきました。

 

この作品が11月19日から公開中でしたNEW

 

茲山魚譜 チャサンオボ

映画 『茲山魚譜 チャサンオボ』 オフィシャルサイト

 

イ・ジュニク監督の新作です。

朝鮮王朝時代の韓国で発表された海洋生物学書「茲山魚譜(チャサンオボ)」に記された史実をベースに、同著を記した学者のチョン・ヤクチョンと彼を支えた漁夫チャンデの師弟関係の行く末を描いたドラマ。とのことです。と言っても歴史の映画なのでなかなか難しいのですが。

 

そうは言ってもソル・ギョング、ピョン・ヨハン、イ・ジョンウン、、リュ・スンリョンらが顔をそろえた作品

それだけで観る理由があると思います。

 

是非!!

 

 

 

 

 

で・・・昨夜、20日、この作品を観ました~カチンコ

 

 

 

 

 

不倫する理由

 

 

日本では劇場未公開、DVDスルーになった作品ですね。

まあ、劇場公開されるようなタイプでもないんですけど。

 

けっこう私の好きでもないジャンルの作品に思えたんですが、観ることにはそこまでやぶさかではないと言いましょうか、韓国映画だったら無理に観てあげてもいいけど、って感じですかね。

いや、「映画を無理に観る」ってのもなかなか贅沢なことですよ。

 

でも、ブログで感想を書くのは面倒だし苦手かな~。

世の中とかく「語るに落ちる」とも言いますので、この手の映画について書くのは冷静に消極的だぜはてなマーク

 

しかし、キャストにキム・イングォンさんの名前を見つけた時、この映画、ちょっと違うぞとは思いましたね。

ただの三文エロ映画でないのは間違いなさそうだ。

 

シン・ヤンジュン監督は、この映画が初監督作品だそうですけど、これまでこういった作品に携わってこられたそうです。

 

傭兵イワン (1997年) 企画

ママ (2005年) 製作

二人の女 (2010年) 脚本

 

観てないな~。

しかし、何といっても、『アトリエの春、昼下がりの裸婦』(2014年)の脚本を担当されているのが大きいですよね。

 

そうなると観たくなりませんか。

 

 

それで観てたんですけど、主要登場人物の多くがハンミン銀行に勤めてたりしてて、そこらへん銀行のお仕事なんかは私は知らないので、まあ、むずかったですね。

もうちょっとわかってた方が面白くなったんでしょうけど、まあ、こんなことなんだろうと考えてましたけど。

 

で、登場人物の全員がそれなりに人間らしい欲望を秘めておりますので、きっかけがあれば男女の関係に至ってしまうこともある、そんな感じなんですけど、結婚してればそうも気持ちの赴くままに快楽に溺れるわけにもいかず・・・ナントカカントカ。

めんどくさいな~(-_-;)

 

下の方にクロックワークスさんのサイトから丸ごとコピペさせていただきましたので、あらすじはそちらを読んでください。

 

映画としては、韓国でも成人指定だと思いますけど男女の営みがそれなりに赤裸々に描かれてますので、ご家族で観るのはもちろん危険でしょう。

でも、ご夫婦で観られる分にはいいかもしれませんね。

内容的にそれもありかなと思います。

 

感想を書きますね。

 

前半はけっこうイラッとさせられる場面もありつつ、なめらかな編集で映画としてはなかなか面白い。

音楽もいいですね。

 

コメディ的でもあるけど、前半はそこまで笑えません。

そこは女性が不倫するそれなりの官能的な場面が続きます。

でも中盤以降、オ・ヨンウクがチェジュ島の支店に行ってからは私はかなり笑いました。

 

 

イ代理って不倫で退職を迫られてる人が出てくるんですけど、この女がなかなかインパクトがあって、単に迷惑な酔っ払いなんですけど、そっから後がまたあるんですよ。

わかってるのかアホなのかわかりませんが、彼女は彼女で正しい。

 

 

チェジュ島の支店のキム・サンス次長を演じるチェ・ギュファンも笑いを生み出しますね。

カタブツの役なんですけどね、オ・ヨンウクのために頑張る涙ぐましさがホント楽しい・・・「どうか ご無事で」(≧∇≦)

 

で・・・だはは、と笑ったりしてるうちに物語は結末を迎えていくんですけど・・・ウ~ン、イイんだろか、こんなに爽やかに終わって・・・。

と、私は感動してしまった。

 

また金言があるんよね~。

いいセリフがありますわ、ホンマ。

すごく優しく、人生を肯定的に見ている・・・いや、ホンマ、感動するしかない。

 

そんな感じだったんですけど、うちのブロともさんのいとっペさんがもっと的確に、深く書かれてますひらめき電球

いとっぺさんの方が私よりもずっとわかっておられますので、是非、いとっぺさんのレビューを読んでくださいビックリマーク

 

45歳以上でないとわっかんないだろうなぁ 「不倫する理由」

 

いとっぺさん、いつもありがとうございます☆⌒(*^-゜)v

 

 

複数の登場人物の恋愛、夫婦関係が描かれていく映画ですが、中心はヨンウクとヨンギョンの結婚10年目の夫婦。

 

ヨンウクを演じてるのはご存知、キム・イングォンさん。

主人公の横にいたりする「コミカルな助演」のイメージですけど、光の加減とか1万分の1の確率でレオナルド・ディカプリオに見える時があるかもしれない。

 

しかしイ・ビョンホン主演の『王になった男』(2012年)では眉毛を濃くして「強い人」を演じてたり、『ムルゲ 王朝の怪物』(2012年)でも「強い人」だったし、ベテランの消防士役もあったし、演じるキャラは様々ですね。

2000年の『アナーキスト』なんか「ナイーブな少年」の役でしたしね~。

 

ヨンウク役はフラフラした銀行員で、ある理由から思いのほか早く出世したりもするんですけど、本人的には危機にも見舞われ戦々恐々ってとこですか。

 

 

ヨンギョン役はイ・ナラさん(以前はイ・ウヌの名前で活動されていたそうです)。

知らない女優さんかと思ったんですけど、出演作を調べたら、あ~、あの役も・・・この役も、と理解しました。

日韓合作の『ゴーストマスク 傷』(2018年)にも特別出演されてますね。

 

前半の物語的にはヨンギョンが大きな存在で、主人公ですね。

 

子どももいないし、夫婦の間にも倦怠感が流れているので、ギャラリーでの仕事で知り合ったハンミン銀行のミンシクと関係を持ってしまう。

ミンシクは夫にはない魅力に溢れた男性ですが、実は彼は夫の銀行のエライさん、って感じで。

 

 

そのミンシクを演じるのはソ・テファさんです。

『喧嘩 ヴィーナスvs僕』(2007年)の牛ラブな酪農教授もありますが、『私は王である!』(2012年)では「憎たらしい明の使者とか」意外な役作りもありますよね。

 

ミンシクは出世に貪欲な洗練された人物で、女遊びも大好き。

 

確かに、ソ・テファさん、素敵に見えたんですよ。

ワイシャツ姿の手が長く見えてかっこいいし。

が、キャラ的には好きになれないなー。

こいつ自身がやりたい放題なのに人の色ごとは断罪して退職に追い込もうとしくさる。

 

でもね、この映画の中では「悪役」かもしれないと思ってたら最後の最後、いや~、なんかお前もそこまで悪くないぞ、みたいな・・・そこも良かったなあ。

 

ミンシクはヨンギョンとは別の女性とも交際・・・ってゆうか遊んでますし、何人いるんだみたいな人ですけど。

 

総合的に、登場人物たちの「夜の欲望」への率直さは、肯定的に感じました。

そこも映画の良さかなあ。

 

子どもがいなかったり、出てこなかったりも良かったかもですね。

子どもが関わると笑えないことになるでしょ。

 

 

「エロス満載」ってほどでもないと思いましたが、題材が題材なだけにエロスです、エロおす。

 

が、なんか「人生讃歌」って呼びたくなるポジティブさでした。

 

これまでに観てきた「不倫モノ」、「浮気モノ」の韓国映画も思い出してたんですけど、2015年まで「姦通罪」があった国なのに、不倫には意外と寛容な側面もある、と映画を観てて思いました。

この『不倫する理由』なんかもその典型ですかね。

もちろん不倫は罪だけど・・・人間らしさでもあるし、そこかなあ。

 

まあ、でもアホアホ映画な『セックス イズ ゼロ』(2002年)だって後半は「望まぬ妊娠で苦しむのは女性」って極めて真っ当な話しになったりするし、『不倫する理由』だってこの映画なりのモラルに納得しましたよ。

観てイヤな映画ではなかったです。

 

オススメはしませんけど、興味を感じた大人の人には観ていただきたいですね。

 

主演のお三方、いい映画になってホント良かったです音譜

 

そんなんで今日もおおきに、ありがとうさんです~キスマーク

アンニョン~(^.^/)))

 



不倫する理由
原題:아직 사랑하고 있습니까?  (まだ...愛していますか?)
英語題:How To Live In This World

中国語題:还在相爱吗?


2019年製作/100分/韓国

監督・脚本:シン・ヤンジュン [第1作]
助監督:オ・ユンソク
撮影:キム・ジュニョン
照明:リュ・シムン
編集:ソン・ヨンジ
音楽:パク・キヒョン
美術:チャン・ソクチン

出演
キム・イングォン → オ・ヨンウク ハンミン銀行 サムソン(三成)洞支店 次長
イ・ナラ → キム・ヨンギョン キュレーター ギャラリーマインツ
ソ・テファ → チャン・ミンシク ハンミン銀行 主席 副行長(副頭取)
チャン・ガヒョン → リュ・ヘイン 日本料理店 社長 ミョンソプの元妻
イ・ソイ → イ・ジェスン ハンミン銀行 ソグィポ(西帰浦)支店 代理
ユン・イェヒ → チョ代表 ギャラリーマインツ ヨンウクの元妻
パク・スイン → ソン・ヨンジ ミンシクの愛人
キム・ヒョンギュン → チェ・ソングク ハンミン銀行 サムソン(三成)洞支店長 ヨンウクの高校先輩
ペ・ヨングン → コ部長 ハンミン銀行
チェ・ギュファン → キム・サンス次長 ハンミン銀行 ソグィポ(西帰浦)支店
イ・ジャウン → ソンジョン キム次長の妻の大学後輩 ヘインの高校後輩
キム・ギョンリョン → キム・サンイン行長(頭取) ハンミン銀行
チョ・ソンヒ → キム秘書 ハンミン銀行
イ・ジェジュン → ミョンソプ MSソーラテック 社長 ヨンウクの高校同窓
チョン・ホヨン → パク次長 ハンミン銀行 サムソン(三成)洞支店

友情出演
チェ・ムソン → ソグィポ(西帰浦)支店長 カン・テヨン
キム・ヘウン → チェジュ(済州)支店長
チ・ソユン → ヒョンジュ ヘインの高校後輩

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。



不倫する理由
私たちが求めたのは、体?心?


重なり合い、すれ違う。切なくも滑稽な、男と女の愛と性欲。
成人男女の不埒な本能を直撃するエロティック・ドラマ


◆ダブル不倫の行方を妖艶なエロス満載で描く
冷めきった結婚生活に空虚さを覚える妻が夫の上司との不倫に燃え、一方の夫も同窓生の前妻と体を重ね合わせてしまう―。無味乾燥な結婚生活に堪えきれず、ダブル不倫に溺れてゆく男女を描いた本作。

◆美しき女優陣が体当たりで挑む大胆な濡れ場
本作の主演を務めるのは『ムルゲ 王朝の怪物』『長沙里9.15』のキム・イングォン。そしてその不倫相手を韓国版「女王の教室」のチャン・ガヒョン、主人公に好意を寄せる若手行員を『ザ・キング』のイ・ソイ、更には夫の上司との不倫に溺れていく妻役を『権力に告ぐ』『幼い依頼人』のイ・ナラが演じている等、主人公を取り巻く美しき女優陣の共艶は見逃せない!

 

STORY
冴えない銀行員ヨンウクと美術商のヨンギュンは長年の結婚生活を経てすっかり熱が冷めてしまった夫婦。毎月1回、第2金曜日に定められたセックスはもはや義務的な行為となっていた。ある日、ヨンギュンが勤めるギャラリーにヨンウクの銀行の副頭取ミンシクが訪ねてくる。容姿端麗で逞しく、魅力に溢れるミンシクに惹かれたヨンギュンは、衝動的に肉体関係を結んでしまう。罪悪感に苛まれながらも、快楽に身を任せて不倫に溺れるヨンギュンとミンシク。一方、ヨンウクも隠れて同窓生の前妻と体を重ね、好意を寄せられる若手行員との関係を深める等、奔放な性生活を送っていた。やがて、ヨンギュンとの情事の日々に執着するミンシクは、ヨンウクを遠ざけようと地方の支店に異動させるのだが…。離れ離れになった夫婦、感情が交錯する男と女の愛憎渦巻く密事の果てに待ち受けるものとは―。

 

クロックワークス公式サイト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 

 

 

 

 

 

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