ヒットマン 1998年 ジェット・リー主演 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

你好(^-^)ノ

いつも、多謝ですキスマーク

 

って感じで、今日は往年の香港映画ビックリマーク

それについて無明長夜に書かせていただきます。

 

6月27日、この作品を観ましたカチンコ

 

 

 

 

 

ヒットマン 1998年

 

 

私が今回、選んだアジアン・アクションの1本は1998年のジェット・リー主演作品で、『リーサル・ウェポン』(1998年)でジェット・リーがハリウッド進出する直前の作品だそうです。

 

 

殺し屋の報酬は1万から10万が相場である

しかし無償で殺しを請け負う男が現れた

標的は殺されて当然のワルだけ

〝仕置人〟を名乗る謎の男だが殺し屋の世界では――

〝炎の天使〟と呼ばれている

 

 

冒頭、「字」で説明されます。

この人が〝炎の天使〟なのでしょうが、本当の見た目はかなり違ったりする。

 

 

で、その〝炎の天使〟が日本人の塚本を殺害するんですが、その塚本、正直、殺されて嬉しいくらいにイヤな感じの人物なんですよね。

 

で、日本人なんですけど、裏社会の有力者で、「復讐基金」を設立しとったのです。

万が一、自分が殺されたなら、その1億ドルで復讐せよと。

 

で、私の感想なんですけど、まず、なぜか、わかりにくい映画なんですよ。

 

把握しにくい感じで、なんか、掴みどころがない。

いや、あるんですけど、どっかで自分が理解できてないんじゃないかと不安になってしまうんですね。

 

そこ、ちょっと困りましたね。

 

それで、やっぱり、私のアジアン・アクションの師匠、明石家いわし師父がレビューされてますので、ここはリブログさせていただきますひらめき電球

 

いわし師父が書かれたストーリーは長くはないけど、とてもわかりやすいです。

映画そのものよりも絶対にわかりやすいですよ。

読んでから観るか、観てから読むかって感じですけど。

 

そして、ご解説もわかりやすいです。

だから私なんか書くこともない(;´∀`)

 

いわし師父、いつもありがとうございます。

 

 

で、主演はジェット・リーで、彼が演じるフウくんは大陸出身で元・特殊部隊にいたこともある殺し屋ってことになりますが、どうにもパッとしないオトボケ青年。

ホンマに殺し屋か~はてなマーク

 

お母さんに家を買ってあげようと小銭を貯めまくるのは立派なことですが、どうにも気の長い話し。

そして、普段食えてないので食いしん坊。

 

何よりも困ったのが殺し屋なのに人が殺せない~。

しかし、善人なのは明らかなのに意外とチャッカリした一面もある。

実は天然のフリしてるだけかもしれない。

 

 

殺された塚本社長の孫、塚本英二(佐藤義二)。

悪い日本人です。

ちょっと怖いような狂気性も感じさせる。

 

それはいいんですが、せっかく日本の俳優さんが演じてるのになんだかセリフが聞き取れないよ~(>_<)

 

 

で、大金が稼げると思ったフウくん、塚本ビルにやって来たんですが、そこで出会ったのが香港で最高に胡散臭いオヤジ。

エリック・ツァンさん演じるノウ・ルーさん、通称ワニ。

 

フウくんのエージェントになるとか、ああだこうだ言ってますけど要は危険な仕事はフウくんに任せておのれはうまい汁を吸いまくろうっちゅう腹づもりでしょうな。

 

エリック・ツァンさんは香港映画に詳しくなかった私でも知ってた特徴ありまくりの方。

 

『ヒットマン』はジェット・リーとエリック・ツァンさんのバディ・ムービーでもある。

 

 

故・塚本社長の管財人、マーティン。

死んだ塚本の復讐基金を取り仕切ることになるんですが、集まったのが物騒な男たちばかり。

 

マーティンさんの説明がまた難しい。

そしてこの人、抜け目のない人で平気でルール破りをしてくる。

 

 

そして香港警察のチャン警部・・・お前ら何か企んどるなと睨みをきかせ、フウくん、ビビる。

 

警部を演じるのはサイモン・ヤムさん。

いや、やっぱりホンマにかっこええですわ。

 

『ヒットマン』はジェット・リー、エリック・ツァンさん、そしてサイモン・ヤムさんの豪華共演ですね。

 

 

殺し屋つながりで『レオン』(1994年)のパロディ♪

 

同時に『プリティ・ウーマン』(1990年)のパロディでもあるんでしょう。

 

 

このあたりからコメディ色が強くなるんですが、いい感じです。

 

 

食べ過ぎ。

 

「3日分の食いだめ」だそうです。

 

以後、食べ物が近づくと絶対に食べようとするビックリマーク

 

 

小銭貯金、食いだめ、そして子ども好き。

 

だ・か・ら・・・ホンマに殺し屋!?

 

 

そしてやっぱり人を殺すことにためらいがあるのだが、そうは言ってもポテンシャルの高いアクションを見せるので只者ではない。

 

 

ノウ・ルーの知的で美しい娘、キキは弁護士だが、父のこれまでの犯罪歴をイヤがっていて、お父さんとの中もギクシャクしている。

もっと父親らしくあってほしい。

 

 

ノウ・ルーにはそれでも可愛い娘。

娘にお金持ちの彼氏がいることも歓迎してない。

でも、愛情を示めすのが下手なんですよね。

自分でもダメ父だと自覚してるから。

 

 

キキと親しくなるフウくん。

お父さんが何をしてるか教えると、キキと約束する。

 

 

けっこうほのぼのとした流れだったんですが、始まる時はアクション始まりますよ~。

 

背の高い男(Paul Rapovski)はある方法を使ってフウくんを苦しめる。

 

 

ハッキリ言ってなんだかややこしい話しで困ってたんですが、さすがはジェット・リー。

アクションが始まると説得力が違う、説得力が。

 

敵の方も大きな体で凄い早いんですよ。

迫力がありますわー。

 

なのにそのあと、ルーさんがさらに意外な真相とかを話し始めるので、またややこしくなる(>_<)

 

 

とにかくことの発端となった塚本社長殺しをやった〝炎の天使〟が誰なのかはてなマークってこともありますし、主人公2人がどんな決着を見い出すのかってことにも興味を惹かれます。

 

でも、最後まで観ても、やっぱり難しかったな~あせる

 

 

でも、アクションが最高なので問題なし!!

 

やっぱり最後の対決、燃えますねメラメラ

 

 

エリック・ツァンさんは女と対戦ですが、この映画の中で最も卑怯に見えたのは私の偏見でしょうか(^_^;)

 

でも敵も銃を使わないんですよね~。

 

 

よく見ると我が国の国歌が壁に掛かってますな。

やはり敬意を払って・・・るワケではなさそう(;´∀`)

 

そういえばキキの部屋には故クシシュトフ・キェシロフスキ監督の『トリコロール/青の愛』(1993年)のポスターが飾ってありました・・・。

 

 

う~ん、本筋の物語はよくわからないうちに終わってしまった感じだったけど、ホウくんとノウ・ルーさんの深まっていく関係とかの話し、そして何よりもアクションが良かったです。

 

ジェット・リーが演じたホウくんのピュアで可愛い人柄、エリック・ツァンさんが演じたルーさんの憎めない人間くささなどでいい映画になってたと思います。

 

こうして少しずつでも往年の香港アクションを観ていければ何よりですね。

 

そんなんで今日もおおきに、謝謝!!でしたキスマーク
拜拜(^.^/)))

 

 

ヒットマン(1998年)
原題:杀手之王
英語題:Hitman / King of Assassins
韓国語題:이연걸의 히트맨(ジェット・リーのヒットマン)


1998年製作/102分/香港

スタッフ・キャスト


監督:スティーブン・トン
製作:ゴードン・チャン
撮影:アーサー・ウォン


ジェット・リー
エリック・ツァン
サイモン・ヤム
ジジ・リョン

导演    董玮
监制    陳嘉上
制片    陳希文、陳慧芝
编剧    陈庆嘉、谷德昭、郑锦富
配乐    泰迪羅賓、T2
摄影    黃岳泰
剪辑    張嘉輝

演员表
李连杰 饰 阿富,大陸來港謀生的杀手
曾志伟 饰 鱷佬,骗子
任达华 饰 警官陳Sir,熾天使
梁咏琪 饰 琪琪,鱷佬女儿,法学院毕业
佐藤佳次 饰 塚本英二,塚本社長之孫
叶广俭 饰 基金主管Martin
何宝生 饰 David,琪琪的追求者
吴志雄 饰 黑社會大佬,兒子被阿富所救
佐原健二 饰 塚本社長,開始即被熾天使殺死
左明建 饰 佐佐木,塚本社長之保鏢,後追隨英二
Paul Rapovski 饰 英二的外籍打手

 

監督:スティーブン・トン

幼少の頃より京劇や、華拳、詠春拳などを学び、10歳から子役として舞台や映画に出演。「燃えよドラゴン」では、冒頭ブルース・リーに「考えるな!感じるんだ!」と頭を叩かれていた少年、また日本でもオンエアされた「香港マスター/ドラゴン少林寺」の方世玉役が彼である。長年、武術指導や俳優として第一線で活躍しており、香港スタントマン協会の幹部でもある。