前回の記事の続きになります。
5月11日、この作品を観ました・・・
プロジェクト・イーグル
プロジェクト・イーグル
原題:飞鹰计划
英語題:Armour of God II: Operation Condor
韓国語題:용형호제 2 - 비룡계획
1991年製作/116分/香港
日本公開日:1991年3月9日
配給:東宝東和
監督・脚本・アクション監督:ジャッキー・チェン
脚本:エドワード・タン
製作総指揮:レイモンド・チョウ
撮影:アーサー・ウォン
編集:チェン・ユー・チョン
武術指導クルー:ジャッキー・チェン・スタント・チーム(成家班)
音楽:マイケル・ライ
字幕:岡田壯平
アジアの鷹:ジャッキー - ジャッキー・チェン
エイダ - ドゥドゥ・チェン
エルサ(エルザ) - エバ・コーボ
桃子 - 池田昌子(しょう子)
アドルフ - アルド・サンブレル
フランク - マーク・エドワード・キング
伯爵 - ボジダル・スミリャニッチ
【注】 この映画は幾つかの異なる編集による上映時間の違うバージョンが存在するそうです。
日本では「1時間54分」のバージョンが公開されたそうで、その「日本劇場公開版」バージョンのブルーレイも発売されていますね。
『ライジング・ドラゴン』(2012年)を観たあと、1作目の『サンダーアーム 龍兄虎弟』に続く〝アジアの鷹〟シリーズの2作目になる作品です。
また、90年代のジャッキーの幕開けを告げる映画と言ってもいいでしょう。
繰り返しになりますが、このシリーズは「宝探し」、「お宝泥棒」、「主役ジャッキー」、「舞台が世界的」といったこと以外、そこまでシリーズものでもないのではないでしょうか。
あと、「女のにぎわい・かしまし」もあるかもしれません。
まあ、『ライジング・ドラゴン』(2012年)はかなり別モノみたいな映画でしたが、『プロジェクト・イーグル』は『サンダーアーム』とつながってる感じです。
ジャッキーがガムが好きだったり。
まあ、私もジャッキー映画はまだまだこれからですので比較してどうこうは書けません。
そこはジャッキー映画の初心者の感想として読んでいただければ幸いです。
むしろ、こうして映画の感想を書きますと、コメント欄でいろいろと教えていただけるのでありがたいんですよね。
頂いたコメントでいっぺんに知識が増えますよ。
本当はもっと自分でも調べるべきかもしれませんが、教えてもらう方が楽ですね(^_^;)
『プロジェクト・イーグル』は、〝アジアの鷹〟シリーズの2作目であり・・・アフリカの砂漠を舞台としたアドヴェンチャー・アクションですね。
ストーリーはツインさんの方にあったのを転載させていただきます。
ストーリー Story
アマゾンの宝探しから戻った”アジアの鷹”ことジャッキーに、国連から舞い込んだ仕事の依頼。それは、第二次大戦中にドイツ軍が隠した莫大な金塊を探す極秘プロジェクトだった。中国人の女性歴史家エイダらの協力を得て、財宝のありかを示す重要な手がかりを掴んだジャッキーは、盗賊やテロリストたちの執拗な妨害に遭いながらも、砂漠の下に眠る秘密基地に潜入。巨大金庫の暗号を解読し、ついに財宝を発見するが…。
「サンダーアーム/龍兄虎弟」に続く冒険活劇第2弾。体当たりアクションに加え、地下基地が倒壊する場面など、大仕掛けのスペクタクル・アクションシーンも登場。広大な砂漠を舞台に、エキサイティングなお宝争奪戦が展開する。
あ~、そういえば、『サンダーアーム』もでしたけど、このシリーズの世界ではどの国の人たちも全員が広東語を話すのがとても変なんですよね~。
『プロジェクト・イーグル』はさらにコメディ度が高く、笑わせてもらいました。
あと、最初から凄い風景でロケーションしてるのが興奮です。
話しとしては第二次大戦中、ナチス・ドイツのカタリン男爵が砂漠に隠した金250トンを見つければ、その1%が報酬として与えられるという壮大なプロジェクトです。
絶対に観客たちを楽しませてみせると言わんばかりに今回も異常に危なっかしくって見てられないようなカーチェイスがありますが、あまりにも派手なために逆に肝心の話しが頭に入ってこないほど・・・
このシリーズの特徴として勝気な女性キャラが重んじられてるように思うんですが、エイダ役のキャロル・ドゥドゥ・チェン。
エイダは「アフリカの地理の専門家」とか何とか。
ドゥドゥ・チェンさんの出演した映画を観たのは、私は初めてですね。
ドイツの女性、エルザを演じるのエバ・コーボ・デ・ガルシアさん。
祖父の失踪の謎を調べるためにジャッキーたちの旅に参加する。
エルザとエイダはソリが合わずケンカ腰なんですが、何となく「ジャッキーの取り合い」状態でありながらも時間とともに打ち解けていくのも観どころです・・・ってどんな観どころやっ
ホテルでエイダがシャワーを浴びてる時、思いっきり全裸が映ってるんですが、後ろ姿なので代役だったりするんだろうか。
無理にでも裸を入れたがった監督ジャッキーにはその意図を問いただしたい。
まあ確かに無防備な状況で人の気配がするのだけでも怖いものである。
なんでしょう
ドゥドゥ・チェンさんはこの映画ではハダカ担当なわけ
またもやジャッキーの映画なのにエロい笑いを入れてくる品のなさ。
まあ、笑ったけど(;´∀`)
ドゥドゥ・チェンさんの香港の女優さんらしいコメディのセンス、いいですね。
監督も得意げ。
ホテルの場面、くどいほどにコメディとアクションが持続しまくるのが素晴らしい。
ちゅうか、ホンマ、巻き添えで人が死んでまうぞ
とか思ってたら、実際、この映画でも亡くなる方々がけっこう出てしまい、それが何だか心に残ってしまいました。
物語上、おかしくはないんですが
また実際はどうあれ、人身売買の風習が残ってるって感じも今、見るとイヤな感じ。
命の意味を求めて砂漠に来てる日本人女性のモモコ・・・サソリをペットにしてる変なヤツ。
しかし、中国人女性やドイツ人女性に比べて協調性があって優しい感じで意外と頼りになったりするモモコのキャラはジャッキーの日本人女性観だろうか
モモコを演じておられるのは池田昌子さん。
まったく知らない女優さんですが、やっぱり外国の映画に日本人が出てると嬉しいものです。
砂漠で貴重な水をこっそり飲ませてあげるところも面白かったな~。
用意のいいジャッキー・・・。
よく見るとチューブが映ってるな
とにかくそこはかとなく「ジャッキーはモテる」って色合いの本作。
さすがは自分で監督するとこうなる。
ほっといたら、もっと女がチャラチャラする映画になってたんちゃいますか、と言ったら言い過ぎかな(;´∀`)
ともかく、男1人と女3人はついに目的に到達し、またもやくどいコメディとアクションに観てる私も疲れきる
私はもう、最後の風圧がかなりツボりまして、声をあげて笑ってしまいましたー(≧∇≦)
容赦ないな。
まあ、映画史的には結果としておいしかったと思うのでやったもん勝ちです。
誰これ。
監督自らが一番風圧を受けてるので、誰も文句は言えない。
最後は、人間にとって本当に必要なものとはとか考えさせられる終わり方で私の好きそうな結論でした。
う~ん、暗い気分を吹き飛ばしてくれる娯楽の殿堂、香港映画
やたらと大げさなのも凄いし、ホントにコメディ度が高くて楽しい作品で、たしかに観たあとで強い記憶が残るわけじゃないけど・・・あ~、いい映画を観たなぁ~って気持ちにさせてくれる映画でしたね
さすがはジャッキーって感じでした。
観客を笑わして幸せにしようって気持ちが素敵ですよね。
アクションがもの凄いのはわかってましたが、この作品ではコメディとしても抜きん出てるのがよくわかりましたよ。
こうして〝アジアの鷹〟シリーズ3作を観ましたが、3作ともそれぞれ良さがありました。
『プロジェクト・イーグル』もとても良かったです
またジャッキーの映画、観たいですよ~(≧∇≦)
ところで、頂いたコメントへのお返事が遅くなってますが、必ずお返事します。
少しだけ、お待ちくださいヾ(´▽`;)ゝ
でわ、今日も謝謝でした
拜拜☆⌒(*^-゜)v