モンキー・フィスト 猿拳 1979年 ユン・ピョウ主演 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

你好(^-^)ノ

いつも読んでくださり、多謝ですキスマーク

 

今日は1979年の香港映画について書かせてもらいます。

 

5月16日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

モンキー・フィスト 猿拳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モンキー・フィスト 猿拳


原題:杂家小子
英語題:Knockabout
韓国語題:잡가소자


(1979年、香港映画)

上映時間:92分
日本版DVD:104分

■スタッフ
監督:サモ・ハン・キンポー
製作総指揮:レイモンド・チョウ
音楽:フランキー・チェン
撮影:リュー・カン・ワイ

■キャスト
レイ…ユン・ピョウ
マー…レオン・カーヤン
隠密役人…サモ・ハン・キンポー
古ダヌキ…ラウ・カーウィン

 



ユン・ピョウ初主演作 猿拳で憎き宿敵を倒せ!
過酷な修行で身につけた最強拳法が悪を裂く!


って感じで

今月の2日に観た『チャンピオン鷹』(1981年)が面白かったので

ユン・ピョウさんの初主演作品を観たわけです。

 

で、やはりアジアン・アクションですので

私の先生、明石家いわしさんのレビューを

リブログさせていただきます。

 

私はド素人、いわしさんは専門家。

やはりいわしさんの記事を是非、読んでくださいビックリマーク

 

いわしさん、いつもありがとうございます☆⌒(*^-゜)v

 

ちゃんとしたストーリーはいわしさんの方で読んでもらうとして・・・

もう、どっから手をつけたらいいのかって感じなんですが

まあ、そうゆう時には手をつけないのがいいかもしれません(^_^;)

 

 

この映画は時代はいつなんでしょうかね~はてなマーク

100年前とかそんな感じでしょうか。

私にはわかりませんが。

 

『チャンピオン鷹』のユン・ピョウさんはピュアで頑張り屋さん

八百長が大嫌いな人でしたので、そのつもりで観始めたら

『モンキー・フィスト 猿拳』の主人公、シャオバイはなんとビックリマーク

思いっきり詐欺を生業としてる卑怯なヤツ。

 

いや、まずお前が悪だろう!!ってゆう(;´∀`)

 

 

で、相棒がダーバイって人なんですが、なんとビックリマーク

この二人、兄弟でした。

 

まあ、観ようって人はまず

主人公が詐欺師兄弟って反社会的な前提を

知ってからの方がええですなあ。

 

私ゃ、かなりビックリしました。

 

でも、こんなん言ったら失礼だけど

ユン・ピョウさん・・・ってゆうかユン・ピョウくんが可愛いので

許せてしまうビックリマーク

 

 

その詐欺の手口がかなり巧妙で、これ、勇気さえあったら

現実に今でも通用しそう・・・とまでは言いませんが

私が観客として騙されましたわ~。

 

ところでシャオバイとダーバイですが

英語版では「リトル・ジョン、ビッグ・ジョン」って役名みたいですね。

シャオバイとダーバイも漢字で書くと「小宝、大宝」みたいです。

あんまり似てへんと思うんだけどね。

 

 

で、ダーバイを演じるレオン・カーヤン(梁家仁)さん

フッと気づいたんですが、『イップ・マン 継承』(2015年)の

あの、中盤でチョン・ティンチに襲撃されてた傘屋さんの

「ティン師傅」だったんですねビックリマーク

 

もちろん香港映画ファンの方々はご存知でしょう。

 

シャオバイとダーバイは家とかないのかなあ・・・。

詐欺でお金を引っ張ってきても、すぐに賭けごとにつぎ込んでしまう。

 

ところで一昨日、マット・デイモン主演の

『ラウンダーズ』(1998年)を観たんですが・・・

私はどうも、ギャンブルが怖いですわ~汗

 

 

ストーリーですが、やっぱり一筋縄ではいきません汗

 

ってゆうかストーリーが、ないビックリマーク

少なくとも前半は・・・。

 

兄弟が人を騙してお金を取るビックリマーク

それを賭けにぶっ込むビックリマーク

そしてケンカビックリマークの繰り返しですわな。

 

いや、なんかもう怖くなってくるほどなんですが

こんな映画が作られる、それを観て観客が喜ぶんなら

当時の香港がなにか凄い世界だったんだとしか思えませんわ。

 

しかし、たとえアホでも面白いことには変わりない。

 

当時の香港映画のアホみたいなエネルギーが激しい。

 

 

なんか、104分の映画の中で、不必要なまでの前半の

なかなかできないほどに行きあたりばったりの展開が

ホントに楽しい音譜

 

 

そんな中、兄弟が賭けをしてると必ず邪魔してくる人が一人。

汚いお兄ちゃんなのですが、なぜかまばたきがくどい。

 

ご存知、サモ・ハンさんです。

まだ若かったのにサモ・ハンさんはこの映画の監督さんです。

 

サモ・ハンさんが演じる役は「太ったホームレス」なんですが

いや、しかし、その人、ちゃんと家に住んでます。

 

 

とにかく、この人がことあるごとに

わかってないようなわかってるような雰囲気で

詐欺師兄弟の邪魔をする。

 

 

まあ、話はめちゃくちゃだと思ってたんですが

ユン・ピョウさん筆頭に皆さん、アクションの説得力がもの凄い合格

そしてアクションとコメディの絶妙のミックスですよね。

 

それだけで確実に観る価値はあります。

 

サモ・ハンさんのアクションの作りも凄いんでしょうし

やっぱりユン・ピョウさんですね。

 

これまでに私が見てきたどのアクションよりも優れてる!!

と思わされても仕方がないほどの身体能力の高さ。

 

人間にはこんなこともできるんだビックリマークと感動です(≧∇≦)

 

まあ、CGとか使わずにマンガを実写化して

マンガを超えた!!みたいな映画ですよ。

 

 

いろいろあって兄弟はごはん屋さんにいた

お金を持ってそうなおじさんをカモにしようとするんだけれど

逆にシメられまして、もう一回、チャレンジしたらまたシメられて

これはと思ってそのおじさんに弟子入りして武術を習う。

 

そしたら、もともとちょっと強かった兄弟ですが

短期間でもっと強くなるんですが・・・

そのおじさんには秘密があったんですね。

 

 

強いおじさんを演じるのはラウ・カーウィン(刘家荣)さん。

とにかく偉大な存在だそうなのですが

残念ながら2013年の6月に亡くなられました。

 

※ 訂正アセアセ

ラウ・カーウィンさま、ご存命でしたあせる

亡くなられたのはお兄さま

ラウ・カーリョン(刘家良)さまだそうです。

お詫びして訂正致します汗m(._.)m汗

 

 

 

役柄としては、強いのはわかるけど途中までつかみどころがない。

 

で、あれやこれやで、後半・・・

シャオバイはこのおじさんに復讐することになり

けど、今のままでは絶対に負けるってことで

「見かけによらずスゴイ技を持っている」と思い

今度はサモ・ハンさんに弟子入りして特訓開始!!

 

ようやく話が見えてきましたね。

 

またこの特訓が大ナワ跳びなどもあり素晴らしい。

 

 

最後、決戦になりますが、ものすごく長い。

 

この映画、ドラマはそんなにないのに

いっぺん戦いが始まるとバトルは延々、続きます。

 

 

それで・・・言っていいんでしょうかはてなマーク・・・まあ、いいでしょう!!

 

強いおじさんは長いキセルを使った蛇スタイルの戦い方だけど

それにユン・ピョウさんとサモ・ハンさんは猿スタイルで対抗ビックリマーク

 

ここでタイトルの『モンキー・フィスト 猿拳』が出てくるわけですね。

 

いや、もう、なんか、キーキーキーキービックリマーク猿ビックリマーク

実際、いちびる小学生のように猿真似が始まると

一種異様な空気に一変するんですが、可愛いので問題なしビックリマーク

 

戦いとしては殺し合いの様相を呈してるんですが

あくまでもコミカルに徹してるので観てる方も笑えてくる。

また無駄な動きが多いビックリマーク

 

実は前半のバカバカしいまでのいい加減さに比べて

後半は少し悲しいのですが

徹底して明るくリベンジ&悪者退治に挑む姿勢が前向き。

 

ところでサモ・ハンさんが見せる技ですが

プロレスの豊田真奈美さんが得意とした

「ローリング・クレイドル」の原型のような感じ。

似てるビックリマークと思いました。

 

実際、このカンフーは世界のプロレスに

影響を与えているに違いない、と私は思います。

 

 

とにかく3人のアクション

中でもユン・ピョウさんの目を見張るような意外性に富んだ動き

これはなんぼ見てても見飽きません。

 

それがフィルムに記録されてただけでも凄い。

なんかホント、こうして見れて嬉しかったですよ。

 

 

最後、どうなるのかな~はてなマークって思って観てたんだけど

それで終わりかい!!あせるみたいな感じでした。

もうちょっと、手加減とかさ~(^_^;)

 

ってゆうか和気あいあいとしてるけど

元はといえば(小さめとは言え)犯罪もやっとるんだから

お前も逮捕されろビックリマークみたいな(;´∀`)

 

まあ、でも彼もこれで一皮むけて立派な人になっていくんだろー。

 

『チャンピオン鷹』も面白かったけど

『モンキー・フィスト 猿拳』も素晴らしかったですクラッカー

 

だから、そんな感じで・・・

ユン・ピョウさんのこの次の主演作

『ツーフィンガー鷹』(1979年)も近いうちに観ますね。

 

けど、サモ・ハンさんの映画も観たいし

ブルース様の『燃えよドラゴン』(1973年)も早く観たいし・・・

なかなか忙しいですねあせる

いやいや、いろいろありますね、香港のアクション映画メラメラ

 

でわ、今日も最後まで謝謝ビックリマークですキスマーク
拜拜(^.^/)))