韓国映画 恋は命がけ 2011年 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

 

 

NEWドンッ7月19日から公開スタートですドンッNEW

 

工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男

 

 

 

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アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうございます~キスマーク

 

今夜はキム・ヘス&イ・ソンギュン主演の『修羅の華』(2017年)を再び観てたんですが、この映画は2回、観た方がいいですねー。

2回、観るとグッとくる、心に迫ってくる映画です。

正直、監督さんにはもうちょっとわかりやすく作ってほしかった気もします。サンフンが屈折しすぎててホントにわからない人なので・・・。

でも、2回目、観たら監督さんの意図が読み取れた気がします。

やっぱり私は映画は何回も観るのが好きですね。

 

 

 

そんなんで7月15日はこの映画を観ました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラオバケ

 

 

 

 

 

『私の頭の中の消しゴム』のソン・イェジン × 『クイック!!』のイ・ミンギ競演の大ヒット作!!
二人の恋の行く先には、〝ゴーストの呪い〟が待っていた…!?

 

 

 

恋は命がけ

 

 

恋は命がけ
原題:오싹한 연애
英語題:Spellbound / Chilling Romance


(2011年、韓国映画、114分)


監督・脚本:ファン・イノ
撮影:イ・ドゥマン
照明:カン・ソンフン
音楽:イ・ジェジン
武術:ユ・サンソプ


出演:ソン・イェジン、イ・ミンギ、パク・チョルミン、キム・ヒョンスク、イ・ミド、シン・ソンフン、ユン・ジミン、ファン・スンオン、イ・ヒョンジン、オム・テグ、キム・スジ、キム・ソヒ、チャ・アルム、チョン・ミナム、シン・ユンファン、ハン・サンチョル、キム・ヘスク、キム・ボラ、コン・スミン、キム・スミン、アン・スホ、イム・ジェフン(マジシャン)、ヨム・ヒョンソ ほか

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解説: 霊が見えてしまうことから孤独な人生を歩んできた女性とマジシャンの青年が織りなす恋を、「私の頭の中の消しゴム」のソン・イェジン主演で描いたホラータッチのラブコメディ。ストリートで活動するマジシャンのジョグは、観客の中に不気味な雰囲気の女性ヨリを見つける。ヨリにインスピレーションを受けて開始したホラー・マジックショーで大成功を収めるジョグだったが、ひょんなことからヨリが抱えてきた秘密を知る。(映画.com

 

 

俺は平凡なストリートマジシャンでした

有名なマジシャンにはカードや変身など看板マジックがあります

でも俺には平凡すぎる

 

特別な何かを探していた時、おかしな女を見つけました

ニコリともせず、何かワケありのような・・・うまく言えないけど

 

とにかく俺はその変な女の後を追いました

 

奇妙な感じでした

あれをどう言ったらいいのか・・・

今にも たんすから幽霊が出てきそうでした

 

その瞬間 アイデアがひらめいたんです

〝ホラーマジック〟

 

俺は勇気を振り絞りました

そして彼女と組んでマジックは大ヒットしたのです

 

・・・そんな始まり方なんだけど、マ・ジョグ(イ・ミンギ)のモノローグはこの冒頭のみ。

 

2011年とちょっと古い映画ですが、前から観たかった映画です。

 

 

それで、マ・ジョグはけっこう大きな劇場でホラーマジックの公演ができるようになりました。

スタッフにはパク・チョルミンさんがいて、それからオム・テグさんも真面目そうな風貌でコソッと出演してます。

 

で、ジョグは、一座の中で浮きまくってる「変な女」、カン・ヨリ(ソン・イェジン)を、興味本位で飲み会に誘いたいんですが、いつも一人のヨリは何かと言い訳して来ない。

 

ヨリは古びた家に一人暮らし、うら若き身でありながら彼氏もなく、友達もミンジョン(キム・ヒョンスク)一人だけで、それも会わずに電話で話すだけとゆう・・・ま、ミンジョンはヨリを気づかってユジン(イ・ミド)とゆう相談乗りたがりの女を紹介して3人でお喋りすることになるんですが・・・とにかくヨリは孤独だった。

 

 

で、いろいろあってヨリはジョグたちの飲み会に参加するんですが、実は大酒飲みの上に酒癖が悪かった。

しかも、ワケのわからんことを話題にするので怖かった。

しかも、なぜか握力が強く、人のシャツを引き裂くビックリマーク

 

実はヨリ、高校時代にバスの事故で死線をさまよって以来、「見える人」になってたんですね。いわゆる、幽霊を連れてきてしまう人で。

 

で、お母さんと妹も幽霊を怖がってノルウェーに移住してしまい、以後、ヨリは絶えずアイソレーションを感じる寂しい境遇に(でも、結婚相談所を通じて男性との出会いを求めてるとゆう矛盾もあせる・・・ま、それもお母さんからの誕生日プレゼントなんですが)。

 

ジョグにはソヌ(ユン・ジミン)とゆう彼女がいるんですが、彼はヨリにお節介を焼いて、友達♂を紹介したりしてるうちに、そりゃ幽霊にビビることはありますがお互い惹かれ合っていくのですね。

 

そんな感じでラブコメでありながらホラーからのファンタジー風味もありーの、とゆうややこしい作品で、笑うとこでは笑いつつ、怖いとこはけっこう怖いとゆう珍しい映画になってました。

 

 

ほんと、悪く言えばチグハグ、良く言えば類を見ないミクスチャーなんですが、それもそのはず、監督さんはこのあとで2013年に同じイ・ミンギ主演で『その怪物』を作ることになるファン・イノ監督。

 

 

 

 

『その怪物』はさらに、圧倒的な個性派、且つ、風変わりな映画で、サイコ・サスペンスとして怖がっていいのか、おバカコメディとして笑っていいのか、ダメな人なら怒りだす、好きな人にはたまらない怪作だったものです。

 

はてなマーク

はい、大好きですね(´∀`*)

 

そんなワケで世が世ならば、今にして思えば、キム・ゴウンが演じてなければソン・イェジンがボクスンを演じてイ・ミンギくんのお腹に噛みついて食いちぎってたりしてたのかもしれないなあ・・・な、どと。

 

なんしかファン・イノ監督の変なセンスは素晴らしいのです合格

 

 

ホラーに限らず韓国映画の幽霊モノって、いい映画が多いんですが、韓国ではやっぱりかなり、霊的な存在が強く信じられてるんじゃないですか。

映画を観てるとそんなふうに思いますね。

 

この映画のホラーな場面ですが、そこまで怖くはないけど、慣れてない人はやっぱり怖いんじゃないかな~。

 

かなりキッチリ真面目にホラーな演出してはるので。

 

 

焼酎をおいしく飲む3つの方法・・・ご存知かしらはてなマーク

 

その1 そのまま飲む

その2 乾杯する

その3 愛する人と一緒に飲んじゃうラブラブ

 

ソン・イェジンは酔っぱらい演技を筆頭に、かなり変な人を演じてて可愛いですよね。

ちょっと無理してるかなあ~、って気もするんですが、もともと可愛い人なので変なことをしてても変な可愛さがあっていいですよね。

 

場を和まそうとして「溺れるカエルの声をやります」とかね~、「やります」ってなんやねんあせるとか思いますけど、結果オーライです。そのあと、「ふぎゃービックリマーク」と変な声で叫ぶとゆう。

 

ちょっとこんなソン・イェジンは他で見たことがないので、ファンの方なら嬉しいんじゃないですか。

 

でも、作品によりマッチしてるのはイ・ミンギくんの方かな。

イ・ミンギくんはこうゆう映画に合いますよね~。

逆に私にとっては『その怪物』の変態殺人鬼、テス役の方がミスキャストに思えましたよね汗

いや、いいんですが、あそこまで不気味で怖いとなあ~あせる・・・やっぱりちょっとイヤでしたね。

ああゆう役はもっと別の人に任せても良かったように思うのですが・・・でも、芸の幅が広がって良かったんでしょうね、きっと。

 

『恋は命がけ』のイ・ミンギくんはキュートでかっこいいです。

マヌケなところもありますが、本領発揮って感じですよね。

いい~顔をするんですよね~、イ・ミンギくん・・・やっぱりね~。

 

でもこの映画ではジョグとヨリ、二人ともボケ役ですよね。

だからボケ合いっちゅうか、Wボケの魅力がスゴイありました。

 

そして、ヨリの電話友達を演じるキム・ヒョンスクさんとイ・ミドさんがいいんですよね~音譜

パク・チョルミンさんとなると芸達者の安定感がある分、こうゆう役はもう映画界でも極まった感もあるんですが、イ・ミドさんの演技はいつも笑えるもんなあ。

 

そういえば途中でジョグが彼女さんとテレビで、ドンくんとイ・ナヨン主演の『私たちの幸せな時間』(2006年)を観てましたね。

 

ヨリの家の美術も好きですね~。

一人で住むのは怖いかもだけど、いい家でした。

部屋でテントとかも面白いです。

 

 

もうちょっとホラー面を抑えて、ラブストーリーに力を入れてほしかったかな~、と思うけど、いや~、これでいいのかな。

 

けっこうジョグの彼女さんが必要以上にやたらとものわかりのいい人だったり、そのへん、ええかげんな気もしますが、そんなあまさも私は好きな方でして・・・やや、話的に重複してるとこもあったかもしれませんが、まあ、ええですやん。

何より、「幽霊が見えてしまう」ことについての結論がとてもいいと思うんですよ。

 

幽霊は出ますよはてなマーク

でも、僕のマジックで・・・とかね、かなり感動しちゃいましたし、最終的に高校時代の事故の因縁が解かれていく過程とかも、すごくいいですよ。

 

そしてラスト、その幽霊が恋のあと押しをするのもね~・・・最高クラッカー

ホラーも好き、ラブコメも好きな私からしたら、ホントにたぐいまれなる終わり方で、非常に気に入りました。

 

最後の方でCAさんがちょっとだけ日本語を話しはりますよ。

 

あ、ネタバレドンッになってしまいますが、ヨリを悩ます幽霊、高校の親友、イ・ジュヒ(ファン・スンオン)ですが、やっぱり女の子同士だから、自分ができなかった恋愛をヨリがするのがイヤだったんだと思います。

だから邪魔してたんじゃないかな。

それってすごく10代女子的な発想かもしれませんけどね。

幽霊にセリフがないので本当のところはわからないけど。

 

 

この映画、やはり傑作だと思いますビックリマーク

ホラーのところはちょっと怖いけど・・・オススメしたいですね~!!

もしもまだ観ておられなかったらば、是非音譜

 

恋愛に臆病な女の子向きです~ラブラブ

 

でわ、今夜も最後までありがとうですキスマーク・・・アンニョン(^.^/)))