ジョン・タトゥーロ監督作品 ジゴロ・イン・ニューヨーク 2013年 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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2月16日から公開!!

アナーキスト・フロム・コロニー

I'm the weirdo from nowhere

金子文子と朴烈(パクヨル)

映画『金子文子と朴烈(パクヨル)』公式サイト

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、どうもですキスマーク

 

『金子文子と朴烈(パクヨル)』

公開が近づいてきました。!!

この映画、私はめちゃくちゃ期待してますクラッカー

イ・ジェフンくん、ファイティンビックリマーク(*≧∀≦*)ビックリマーク

 

 

 

さて、2月12日には、この映画を観ました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラドキドキ

 

 

 

 

 

ジゴロ、始めました。

寂しい夜は、是非お電話を ――

 

 

 

 

 

ジゴロ・イン・ニューヨーク

 

 

ジゴロ・イン・ニューヨーク
原題:Fading Gigolo
韓国語題:지골로 인 뉴욕
中国語題:色衰应召男


(2013年、アメリカ映画、90分、PG12)


監督・脚本・出演:ジョン・タトゥーロ
撮影:マルコ・ボテコルボ
美術:レスター・コーエン
衣装:ドナ・ザコウスカ
編集:シモーナ・パッジ


出演:ウッディ・アレン、バネッサ・パラディ、リーブ・シュレイバー、シャロン・ストーン、ソフィア・ベルガラ、ボブ・バラバン ほか


配給:ギャガ     

 

 

 

解説: 「バートン・フィンク」「オー・ブラザー!」といったコーエン兄弟監督作品や、「トランスフォーマー」シリーズなどでも知られる個性派俳優ジョン・タトゥーロが監督・脚本・主演、ウッディ・アレンを共演に招いてニューヨークを舞台に描いたコメディ。今にも潰れそうな店をなんとかしたいと悩むブルックリンの本屋の店主マレーは、花屋を営む友人フィオラヴァンテをジゴロに仕立て上げ、男娼ビジネスを始めようと思いつく。戸惑うフィオラヴァンテを説き伏せジゴロビジネスを開始すると、予想外に好評を博し、裕福な女性たちが次々と虜になっていく。ところが、そんなジゴロがある未亡人と恋に落ちてしまい……。アレンがカメオ出演を除いて自身の監督作以外に出演するのは、「ヴァージンハンド」以来13年ぶりとなる。(映画.com

 

 

ジョン・タトゥーロ・・・とても好きな俳優さんです。

私もたくさん出演作品を観てて・・・いや、ほんと、かなり観てます。

まあ、どこで出てたのか思いつけない映画もあるにはありますが

少なくとも私にとってはウディ・アレンよりも身近に感じる俳優さん。

何といってもコーエン兄弟の映画で印象的です。

なんか、アレですね、ジョン・タトゥーロが驚いたようなあの目で

ギョロギョロしてると、こっちが不可解な気分になりませんはてなマーク

 

でも、『トランスフォーマー』のシモンズ捜査官・・・あれは酷かった。

それまで築き上げたものがガラガラ・・・といっちゃいそうな

酷さで・・・笑えなかった・・・まったく笑えなかった( _ _ )

マイケル・ベイの映画に出ると誰も彼もがアホに見える・・・

とまでは言いますまいがマイケル・ベイ監督・・・

あの『パール・ハーバー』(2001年)のような傑作を

また作ることができるんでしょうかね~!?

 

ずーっと昔、若き日のジョン・タトゥーロは

ハンナとその姉妹』(1986年)とゆう作品に出たそうで

その映画の監督さんがウディ・アレン。

ウディ・アレン・・・監督作品が大量にあるんですが

私が観たのはほんの数本ですし、私が今、思い出せるのは

アニー・ホール』(1977年)と『マンハッタン』(1979年)です。

正直、あまり記憶にない・・・。

印象としては「気の弱そうな、けど何か企んでそうな小男」

って感じですが、確かなことは世界中にファンがいて

京都にも大勢いるってことですかね。

 

『ジゴロ・イン・ニューヨーク』はジョン・タトゥーロの監督作で

ウディ・アレンとの共演作ってことです。

きっと映画ファン、中でもニューヨークの映画を愛する人たちには

グッとくるコラボでしょう。

イメージとして、ニューヨークの映画人たちはそれぞれ

仲がいいって印象です。

「ニューヨークの映画」と心に思うと

多くの人たちの顔が目に浮かびますかはてなマーク

 

『ジゴロ・イン・ニューヨーク』・・・てっきり

普通のおじさんがジゴロを無理やりやらされて

アタフタしまくるコメディかと思ってたんですが

なんか、けっこうすぐに覚醒しちゃって

才能が活かされてるんですが・・・

こうゆう役を自分で監督して自分で演じる根性がニューヨーカーはてなマーク

マシンガンを乱射したあとで「ダンカンばかやろー」と言い放つ

世界の北野と同じくらいの奥ゆかしさ・・・ってゆうか。

ま、私ら、まず普段、「ジゴロ」とか言いませんよねはてなマーク

「じゃあジゴロでも呼んどく~はてなマーク」とか(;´∀`)

 

けど、呼んでしまうのがシャロン・ストーンなんですよね。

ってゆうか、よくそれを思いついたな、ウディ・アレン!!です。

またシャロン・ストーンにはえらい優雅な関係のレズ友もいまして

暇を持て余した、セレブ妻の、アソビ、って感じですかね。

 

でも、なんですね、そりゃ、普段は花屋さんでおとなしい~

俺が俺がじゃない、相手の気持ちをたえず読む、さえないようで

わびさびな男の人ですので、そーゆー人がいいのかもね!!

 

ところが、ニューヨークのその界隈は「ユダヤ人街」なんですかねはてなマーク

私は、日本に住んでて、さして世界を見てないので

民族やなんかで人を語ることは基本、したくはない・・・ってゆうか

したらダメですね。

だって、知らないんだもの。

知らないことをさも知ってるように語る人が多いけど

だからこそ、私は知ったかぶりだけはしないようにしたい。

ハッキリ言って、そうゆう語り口で語っちゃう人が

やけに程度が低く見えるのでね。

 

しかし、ジョン・タトゥーロが書いた脚本を

ユダヤ系のウディ・アレンが気に入って出演を決めたとのことで

そう聞くと信用できるってもんです。

 

なんしか、亡くなったラビの奥さん・・・未亡人ですが

アヴィガルがウディ・アレンの目にとまって

なんだか回りくどい言い方で、ジゴロを紹介されまして

はたせるかな、非常に奥ゆかしい態度と注意深さで

この未亡人の心を癒そうと、実は心から丁寧なジゴロ。

 

アヴィガルは、もう長いこと、男性から触れられたこともなかった・・・

と涙を流すんです。

 

で、ジゴロと未亡人の間に

愛に近いような感情が生まれていく・・・。

 

この未亡人を演じてるのがヴァネッサ・パラディでした。

私ゃ映画を観終えたあと、思わず彼女のCDを4枚

持ってるんですが、出してきて聴きましたね。

 

なんか、不思議な老け方で・・・いや、ほんと、美人ですよ。

 

確かなことは、私は彼女の歯並びを気に入ってるってことです。

ヴァネッサ・パラディのアルバムでは

1990年の『Variations sur le même t'aime』が私は好きですね。

 

このアルバムはセルジュ・ゲンスブールがプロデュースしていて

ラスト・ナンバーはルー・リードの「ワイルド・サイドを歩け」(1972年)の

カヴァーです。

 

今、ユーリズミックスのデイブ・スチュワートと歌ってるビデオを

見つけたので・・・YouTubeでしか再生できないそうなので

 ← この星をクリックして、見に行ってください音譜

 

う~ん、ロ、リータビックリマーク

 

そんなんで、確かにウディ・アレンが出てくる場面では

最後までコメディだったりしましたけど

それ以外は、ビターテイストな、ほろ苦い、ほのかにせつない

それでいて滑稽な風味も漂う、極上のラブストーリーなのでした。

結末の、ちょっと寂しい雰囲気も素晴らしい。

 

いや~、予想外に良かったですよ、ほんま・・・。

 

韓国の風景をいつも見てる私ですので

ニューヨークの街並みがまた良かったですね~。

行ったことも行く気もないけど・・・

映画を観てると、どうしてもニューヨーク・・・この界隈は

なんてゆう街なのかな・・・わかりませんが

愛着を感じずにはいられないでしょうね。

 

あ、アヴィガルの古くからの知り合いで彼女のことが好きな

おまわりさんをリーヴ・シュレイバーが演じてました。

私、この方がどんなに荒っぽい役、腕っ節の強い役を演じてても

そうは見えません。

どう見てもおとなしい人にしか。

 

なんだか、ニューヨークらしい、人生を全て満喫するような

寂しい黄昏も微笑んで慈しむような

大人な大人な映画でした。

私にはまだ早かった・・・とまでは、言いませんけど。

 

ニューヨークの映画もいいものです・・・。

 

 

バーニング 劇場版』を観てから、村上春樹先生の作品について

読んではないけど、考えてます。

読むのが一番だけど・・・それはもうちょっと、考えてから。

本を読まないとバカになりそうですがね。

 

でわ、今夜もありがとうです・・・アンニョン(^.^/)))

 

 

※ 2021年2月15日 画像を追加しました。