韓国映画 スキャンダル デジタルリマスター版 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

アンニョンです(^-^)ノ
1月もありがとうございました。

 

ずっと前、7年ほど前のこと

ある夜、アメーバピグで高校生とチャットしていた時

自分にとってブログとはどんなものかが話題になり

私は「読みたい人が勝手に読めばいい」とゆうようなことを

言いましたが、それがその頃の私のブログに対する考えでした。

 

しかし、それから月日は過ぎ、こうして映画について

書くようになり、今は人のために書いております。

ブログを通じて、皆様と知り合い、皆様のお人柄を知ることで

自分が何を書かなければならないか、気づいたように思います。

 

私が書くことが、興味のないことなら、それは仕方がありませんが

今後も皆様のために、ブログを続けていきたいと思います。

どうか、よろしくお願い致しますm(._.)m

 

 

さて・・・この映画を劇場で観てきました・・・映画キラキラキラキラキラキラもみじ

 

 

 

 


スキャンダル

~ デジタルリマスター版 ~
 



スキャンダル デジタルリマスター版
原題:스캔들 - 조선남녀상열지사(スキャンダル-朝鮮男女相悦之詞)
英語題:Untold Scandal

中国語題:丑闻


(2003年、韓国映画、124分)


監督:イ・ジェヨン

原作:『危険な関係』 コデルロス・ド・ラクロ
脚本:キム・デウ、イ・ジェヨン、キム・ヒョンジョン
助監督:キム・ジュンス
撮影:キム・ビョンイル
照明:イム・ジェヨン
音楽:イ・ビョンウ


出演:ペ・ヨンジュン、イ・ミスク、チョン・ドヨン、チョ・ヒョンジェ、イ・ソヨン、チョン・ヤンジャ、ナ・ハニル、イ・ミジ、チェ・ソンミン、ユン・ソンニョ、イ・チャニョン、チェ・バニャ、ミン・ギョンオク、ソ・ユナ、チョン・ソッキュ、チェ・テウン、チョン・ジェジン、コン・ホソク、イ・ヨンシル、チョン・ミョンソン、チャン・ミンソク ほか
ナレーション:ウォン・ホソプ

 

2003年の韓国映画、『スキャンダル』は

ピエール・ショデルロ・ド ラクロの1782年の小説

『危険な関係』をベースに映画化された作品です。

 

『危険な関係』・・・私は読んだことがありませんけど

やはり、同じ原作を映画化した作品、『危険な関係』(1988年)は

WOWOWかテレビ地上波で観てます。

日本語吹き替え音声で観たと記憶してますので

やはり地上波の深夜放送で観たんだと思いますが

当時、ほとんど面白くなかった、と覚えてます。

とにかく、観てる間、かなりイライラさせられて

それは映画としてどうこうではなく、ストーリーのせいですね。

それが好きになれなかった。

でも、かなりよく覚えてます。

最後は「劇場内大ブーイング」でしたよねはてなマーク

 

ですので、同じ『危険な関係』を映画化した

『スキャンダル』を観るのは、普通、躊躇するはずですし

実際、私は『スキャンダル』の再公開を知っても

そこまで行きたい気持ちにはなれなかった。

 

だから、劇場には観に行かず、いつかDVDを借りて

観る予定だったのですが、不思議なことに

1月15日にイ・ジェヨン監督の『情事 an affair』(1998年)を観た。

主演は、イ・ミスク。

 

そして、『情事』について、少し調べて

イ・ジェヨン監督の他の作品を知り

『スキャンダル』がイ・ジェヨン監督の長編第3作だと気づき

主演の一人が『情事』のイ・ミスクだとわかったんです。

その時、現在、上映されてる『スキャンダル』を

「あ、観たい」と思って、その気持ちは急速に強くなりました。

 

同時に古家正亨さんのこの談話を偶然読んで

心を決めました。

古家正亨さんによるトークイベント(1月20日)

↑リンクさせていただきましたm(._.)m

 

それと、映画をお好きで観ておられる方には

共感してもらえるかもしれないし

もっと芸術を芸術として知りたいと、私も思いたいのですが

やっぱり映画を観ていくと、ただ自分の好きな映画を探して

自分の好みの映画ばかり観ていくと行き詰まるし

ダメになると思えるんですね。

ある時点から、自分が不得手としている世界に入らないと

先がないように思えます。

私は実際、そうすることを韓国映画から教わりましたし

それで視野が広がったのは間違いないと思います。

 

シネマートさんとシネ・リーブルさんは

今年の秋頃までは私も会員の割引き料金にしてもらえます。

なら、『殺人者の記憶法』(2017年)の前に観に行った方がいい。

 

そう思って、観に行って最初

「CJ Entertainment」の旧いロゴタイトルを目にした時

ああ、観に来て良かった・・・とすぐ思いましたね。

その時点でもう、自分の選択を確信できたとゆうか。


 

映画『スキャンダル』オフィシャルサイト

 ↑ クリックひらめき電球


 

18世紀、李氏朝鮮の時代。

チョ婦人は聡明で博学な女性だったが

貴族の妻としての人生に退屈してうんざりしていた。

彼女は子どもを授かることができなかったので

夫は16歳の娘、ソオク(イ・ソヨン)を側室として迎えることになる。

表面上は穏やかに賛同するチョ婦人だが

心の内ではある策謀を思いつくのだった。

 

彼女の年下の従兄弟、チョ・ウォン(ペ・ヨンジュン)は

詩、書、画に長け、また武術にも精通し

科挙の試験にも通過していたが官職を拒み

次々と女性を誘惑しては、その記念に

彼女たちを春画の中に描いている。

チョ・ウォンにとってチョ婦人は初恋の女性であったが

今はお互いにそれを忘れたかのように会話しつつ

色ごとの共犯関係であることを興がるのだった。

 

チョ婦人は、ソオクが夫の側室となる前に

彼女を妊娠させるようウォンに促すが

ウォンは、そんな簡単なことには気が乗らないと断り

それよりも、顔を合わせる間もなく死去した夫のために

9年間、貞節を守り、烈女門まで受けた

未亡人のスク婦人(チョン・ドヨン)の心を落としたいのだと口にした。

 

これを面白がったチョ婦人は、ウォンに賭けを申し出た。

もしも、彼がスク婦人の心を見事、奪えれば

かつて望んで得られなかったものをチョ婦人から与えられ

失敗すれば、ウォンは出家せねばならない。

こうして不埒な賭けが始まるのだった。

 


 

1988年の『危険な関係』を覚えているつもりでしたが

『スキャンダル』を観始めると、なぜか、頭の中から

消えてしまいました。

グレン・クローズがイ・ミスク・・・

ジョン・マルコヴィッチがペ・ヨンジュン・・・

ミシェル・ファイファーがチョン・ドヨン・・・

ユマ・サーマンがイ・ソヨン・・・

キアヌ・リーブスがクォン・イノ・・・はてなマーク

それも後から考えての話です(;´∀`)

 

私はこれまでにペ・ヨンジュン・・・ヨン様の作品を

何も観ていませんでした。

テレビのコマーシャルを少し覚えている程度で。

韓流ブームの火付け役・・・微笑みの貴公子・・・

日本にここまで韓国を根付かせた人物です。

しかし、ペ・ヨンジュンの人気が日本で最高潮に達した時でも

私の人生にはまだ、韓国の「韓」の字も存在はしませんでした。

それは、まあ、いいんですが

それでも、こうして私が韓国映画を観ていくようになれば

ペ・ヨンジュンに対して畏怖の念を感じずにはいられません。

あの方は誰にもできないことを成し遂げたんですから。

どんな政治家も外交官も成し得なかったことを。

将来的に、いつかは『冬のソナタ』(2002年)を

私も観るべきなのかもしれません。

 

ところで、『冬ソナ』のユン・ソクホ監督が

脚本も担当した、劇場用映画第1作

心に吹く風』が去年、公開されていたんですね。

知りませんでした汗

この映画も観てみたいです。

音楽もイ・ジスさんだし。


 

『スキャンダル』は18世紀が舞台の映画なので

今からすれば、ちょっと考えられないような話です。

夫が亡くなったあとも、操を守り、貞女は両夫に見えず、であること

その鏡のような女性を称える「烈女門」については

どなたかお詳しい方のブログを読んでいただくこととして・・・

未亡人が、小さな刃物を携帯してて、貞操が危うくなると

その刃物で自分を刺して死んでしまうとゆう、その覚悟

私も韓国映画の中で見ましたし

同じ映画の中で、烈女門も出てきました。

(その映画自体は「エロコメ」だったりするんですがあせる

 

そんな女性もいた時代にまた

ペ・ヨンジュン演じるチョ・ウォンは

次から次へと女性をたぶらかして自分のモノにして

その女性の裸を絵に描いては貯めとくとゆう

バチでも当たりやがれむかっと思ってしまう不謹慎な男なのですが

しかし、映画の前半、彼が女性を落とす作戦、テクニックを

若干、ユーモラスに、コミカルに描いてるので

それはそれで、なかなか、憎めません。

 

むしろ、彼をけしかけて女性たちの貞操を汚させる

イ・ミスク演じるチョ婦人の方が徹底した悪徳に基づいた

人物に見えますし、実際、そうでしょう。

映画としては、ウォンとチョ婦人が密かに悪巧みを

相談している冒頭、実はゾクゾクするほど面白かったです。

 

また、二人に共通するんですが

人を騙しつつ、あんまり簡単に騙せるので

やれやれ・・・なんてバカなのかしら、バカなんだろう・・・と

蔑む時の表情が・・・良かったなあ~(^_^;)

 

やはり、イ・ミスクさんは美しかったですね。

『情事』よりもかなあ・・・(~ー~。)ラブラブ

 

チョン・ドヨン・・・私の好きな女優のうちの一人ですが・・・

登場してくると、(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-・・・となりますね、やはり。

彼女は出てきた瞬間、すぐにどういった人物かわかります。

この映画の中で、最も裏のない人。

こうまで清らかでストイックに徹してると

それが美しさになってるとゆうか・・・神々しいほどです。

 

だから、ウォンがスク婦人を計略して、たぶらかそうとするのを

面白がって見つつ、同時にスク婦人が

この稀代の漁色家に弄ばれることから、なんとか逃げてほしい

そう思わずにはいられない複雑な気持ちです。

 


 

音楽が本当に素晴らしい。

さっき、Amazonさんで

(中古ですが)CDを注文してしまいましたよ。

なるよね~、これは~、そう・・・あせる

だって私の好きな音だったもん。

 

ちょっと今、どこで読んだのか、どうしても思い出せないので

確かめようがなくって困ってしまうんだけど

監督がこの映画では

「李氏朝鮮の時代の風景にバロック音楽を使いたかった」

とゆうふうなことをおっしゃってたそうなんだけど

それはとても効果的でしたね。

いや、ほんと、映像と音楽の関係が素晴らしかったですよ。

 

特に前半は、私は音楽に魅了されていました。

かなり不道徳な内容ではありますが、音楽が気持ちいい。

でも・・・後半は

一気に気持ちが重くなるのを避けられませんでしたね。

ある程度、予想はしていましたが・・・。

ただ、一概に悲劇とか、決めつけられない気がします。

 

きっと、10~20代の時にこの映画を観ていたら

私はそんなに楽しめなかったでしょうし、イヤだったでしょ。

でも、歳を重ねて、私も、この映画をきちんと観れる心を

獲得できていたようです。

それが自分でもよくわかりました。

ここ数年間でも、自分の「映画を観る心」が深まったことを

実感できていますしね・・・。

 

非常に面白かったし、素晴らしい映画だと強く思いました。

1988年の『危険な関係』だって今、観たら、あるいは・・・。

 

 

私が、ペ・ヨンジュンのマネージャーだったら

この映画でこの役を演じることを反対したでしょうね(;´∀`)

人気がある時だからこそ、過度の挑戦は控えてもらったと思う。

作品を選ぶなら、女性が好むようなラブストーリーに

コメディをプラスするか、アクションをプラスするか

もしくはサスペンスをプラスするかでしょうね。

そして誰でも楽しめるよう、若干、薄めの映画にしてもらう。

戦略的にヒットを狙うのならね。

や、何を言ってんだ、って感じですが。

 

でも、韓国映画を観ておられる方々はご存知でしょうけど

韓国の俳優さんたちって、女性人気が高くっても

挑戦的で、表現者として高みを目指すんですよね・・・。

だから、困ってしまうこともあるけど、それでこそ、とも

思いますよね。

 

そんなわけでペ・ヨンジュンは次々と女性の心を弄ぶ

歴史の中のプレイボーイを演じたんですが

じゃあそれだけかといったら、一筋縄ではいきませんね。

人の心は複雑です。

 

そしてこの映画は、チョ・ウォンとチョ婦人、そしてスク婦人

3人の物語ですね。

誰だって、この3人のうちの誰かには感情移入できたでしょ。

最も、難解で気持ちを重ねにくいのはチョ婦人ですが・・・

ラスト、あの場面が私は本当に好き。

最後の最後で、本音が垣間見れましたね。

あの儚さ、あの寂寥・・・ほんとに素晴らしいです。

胸がキュ~ッとなります。

 

気に入った場面はいっぱいありますけど

一つを選ぶなら、私は間違いなく、ラストです。


 

パンフレットは700円(税込)でした。

 

内容は

・イントロダクション

・ストーリー

・プロダクション・ノート

・キャスト

 ペ・ヨンジュン インタビュー

 イ・ミスク チョン・ドヨン

・スタッフ

・対談◆イ・ジェヨン監督×秦 早穂子

・スキャンダル 2018公開に寄せて 中村由紀子

といったとこです。

 

もちろん、全ページカラーで、読みものとしても面白いし

映画を観る上で、ためになるんだけど、問題は

インタビューや対談が、いつ行われたものなのか

書いてないので、わからないことですわあせる

2004年なのか、2018年なのか・・・まあ

初公開当時なんでしょうけど。

 


 

解説: テレビドラマ「冬のソナタ」などで人気を博した俳優ペ・ヨンジュンの映画初主演で、フランスの古典小説「危険な関係」の舞台を18世紀の李氏朝鮮時代に置き換え、きらびやかな宮廷で繰り広げられる貴族たちの愛憎を描いた恋愛ドラマ。2003年に韓国で製作・公開されて話題を大ヒットを記録。日本でも04年に公開され、18年にはデジタルリマスター版でリバイバル公開される。恋愛をゲームのように楽しむチョ婦人は、プレイボーイの従兄弟チョ・ウォンに、夫の妾のオソクを妊娠させてほしいと持ちかけるが、当のチョ・ウォンは、9年間貞操を守り続けているスク婦人を狙っていた。チョ・ウォンは、初恋の相手でもあるチョ婦人と、自分がスク婦人を落とせるかどうか賭けをすることにし、やがてスク婦人はチョ・ウォンの手に落ちるが、チョ・ウォンはすぐに別れを告げてしまう。スク婦人はショックでやつれ果て、その様子を聞いたチョ・ウォンは、ゲームの標的でしかなかったはずのスク婦人を愛し始めていることに気付く。(映画.com

 


 

チョン・ドヨン

「スキャンダル」が1月20日から日本でリバイバル上映されるというニュースを聞き、改めて感慨深く、嬉しい限りです。是非たくさんの観客にご覧いただけることを願います。

 

イ・ジェヨン監督

 「スキャンダル」がこの世に出てから早いもので15年が経ちました。今回日本でリバイバル上映が決定したというニュースを聞き感無量でした。今回「スキャンダル」を大きなスクリーンで観ることができる日本の観客の皆さまが羨ましく思います。15年前、映像に収めた美しい3人の役者たちをご堪能ください。


 

私は、自分が最初に観たヨン様の出演作品が

この『スキャンダル』で本当に良かったと思います。

なかなかドラマを観るのは、私には難しいけど

いつかは、多くの人びとを魅了してきた、ヨン様のドラマを

観てみたいですね。

 

『スキャンダル』を観ようと決心した自分も

こうして思うと、なかなかのもんです(^_^;)

やっぱり観ないとダメですし、本当に観て良かったですよ。

ついに、ヨン様の作品を、それもスクリーンで観たんですから

それはもう大感動でしたよ・・・!!

 

美男美女が織り成す、スキャンダラスで不道徳、退廃的で

そして哀しく、美しい物語・・・。

 

是非、まだ観ておられない方々はスクリーンで

観ておかれた方がいいですよ。

15年前とゆう古さはまったく感じられませんし

この映画は間違いなく、普遍的な存在だと思います。

ヨン様ファンの皆様も是非、また観てくださいねビックリマーク

 

でわ、いつもありがとうです・・・二月もよろしくです~キスマーク

アンニョン~(^.^/)))

 

 

【劇場情報】

 

東京 Bunkamura ル・シネマ 1/20~

北海道 シアターキノ 近日公開予定

神奈川 ジャック・アンド・ベティ 2/24~

名古屋 名演小劇場 1/20~

大阪 シネリーブル梅田 1/20~

京都 京都シネマ 近日公開予定

兵庫 シネリーブル神戸 近日公開予定

岡山 シネマ・クレール 近日公開予定

福岡 中洲太洋劇場 1/20~

鹿児島 ガーデンズシネマ 2/3~

 

 

【追記】

ヤフオク!で探すと、送料込みでも非常に安価な

『スキャンダル』のDVDが出品されていたので

落札させてもらいまして、届いたので、ザッと再生してみました。

DVDそれ自体は、美品で、ちゃんと再生できるのですが

映像を見て、音響を聞いて、正直、ちょっとガッカリしましたダウン

特に映像はボヤ~っとした感じで、精密さに欠け

ブワブワ~っと鮮明でなさ過ぎ・・・だと思います汗

映画館で観たあの画とは、まったくぜんぜん、違いますね・・・むかっ

やはりそれだけ「デジタルリマスター」が

素晴らしかったとゆうことでしょうか。

そういったわけで、やはり劇場のスクリーンで鑑賞して

大正解やったと思いました。 (2月11日)

 

 

※ 2020年2月1日 画像を追加しました。