中国の怪しい彼女 『20歳よ、もう一度』 2015年 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

韓国明日、13日から公開される韓国映画NEW

 

 

アンダードッグ 二人の男
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監獄の首領
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マ・ドンソクさんとSHINeeミンホくんの人気があるから

『アンダードッグ』の方がお客さん、集まりそうだけど

『監獄の首領』、渋いです、渋すぎます!!

 

個人的には、この渋さに痺れそうです~ヾ(*´∀`*)ノ



‥…━━ *‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ *

 

 

 

晚上好(^-^)ノ

いつも、太谢谢你了ビックリマークです!!

 

私が2018年、最初に観た映画は

この作品です~映画キラキラキラキラキラキラカメラ

 

 

もし夢が叶うなら
あなたは、
何になりますか?

 


20歳よ、もう一度お月様
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20歳よ、もう一度


原題:重返20岁
英語題:20 Once Again / Back to 20 / Miss Granny

韓国語題:중반20세 / 20세여 다시 한번


(2015年、中国映画、132分)


監督:レスト・チェン


【キャスト】
孟麗君(モン・リージュン=テレサ・モン): 楊子姍(ヤン・ズーサン)
沈夢君(シェン・モンジュン): 歸亞蕾(グァ・アーレイ)
項前進(シャン・チェンジン): 鹿晗(ルハン)
譚子明(タン・ズーミン): 陳柏霖(チェン・ボーリン)
李大海(リン・ダーハイ) : 王徳順(ワン・ダーシュン)
項國斌(シャン・グオビン) : 趙立新(ザオ・リーシン)
楊琴(ヤン・チン) : 李宜娟(リン・イージュアン)
項欣然(シャン・シンラン) : 尹航(イン・ハン)
シンディ: 夏子涵(シャ・ズーハン)
李曉燕(リン・シャオイェン): 林叢(リン・チョン)


配給:CJ Entertainment Japan

 

『20歳よ、もう一度』 予告編

 

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解説: 2014年の韓国映画「怪しい彼女」と同じ「70歳の老女が20歳に若返る」というプロットから生まれた中国映画。孫と息子には甘いが、他の家族には頑固で口うるさいモンジュン。ある日、そんな彼女に対するストレスで息子の嫁が倒れてしまい、家族会議でモンジュンを老人ホームに入れる話が持ち上がる。ショックを受けたモンジュンは、街で目にとまった写真館にひきつけられるように足を踏み入れる。そこで写真を撮ると20歳の頃に若返り、最初は戸惑ったものの、青春をもう一度やり直そうと考えたモンジュンは、名前をテレサと変え、昔夢見ていた歌手を目指して活動を始めるが……。韓国と中国で活躍する男性グループ「EXO(エクソ)」の元メンバー、ルハンが、モンジュンの孫でプロのバンドマンを目指す青年チェンチン役で映画初出演。(映画.com)

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もちろん、ご存知のようにこの作品は

2014年の韓国映画、『怪しい彼女』の中国版リメイクです。

 

それで、え~・・・あせる

上映時間はオリジナルよりも7分くらい

長くなってるんだけど、内容的には、非常にオリジナルに忠実で

物語もキャラクターもほぼ、まんまやったんですが

それが原因かもしれませんがあせる

正直、私はちょっと観てて、しんどかったです。

 

いや、『怪しい彼女』を何回も観てるので

それもおかしな話ですが、同じ脚本の別の映画を観ることが

こんな感じで、しんどいとはちょっと予想してませんでした。

 

でも、どう考えても『20歳よ、もう一度』が

『怪しい彼女』よりも、劣ってるとか、完成度が低いとかは

ないと思うので、これはやっぱり私のせい。

私が悪い。

 

なにか、不必要な先入観とか

間違った方向の期待を抱き過ぎていた、ってことでは

ないかな~汗と思いました。

 

今、思い返しても『怪しい彼女』と同じだった点

そして、変更した点、そして歌

私が気に入ったところと、そうではなかったところがあったけど

でも、映画としては非常に良かったし

中国語の響きも良かったし、雰囲気も良かったので

もしかしたら、こっちを先に観ていたら

ずっとずっと楽しめたし、好きになっていたんだろうなぁ・・・

と、思います( ゚ー゚)( 。_。)

 

確実に、観る人によっては

オリジナル版とリメイク版、どっちかを好きになるだろうし

両方ともを好きになる人も多いと思いますね。

 

ただ、おばあちゃんの息子を

「シングルマザーの娘」に変更したとゆう

日本版の『あやしい彼女』(2016年)には

その変更ゆえ、敷居を高くしてくれたなぁ・・・と思ってますが。


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『20歳よ、もう一度』にかんして、私が気に入らなかった点は・・・

①中国版のパクちゃんがさぶい。

②おばあちゃんの息子の影が薄い。

③ちょっと、恋愛要素が高まり過ぎ。

の3点です。

 

①は、まあ、仕方がないんですがあせる

中国の俳優さんが、真面目な方やのに

無理やりコミカルをやってはるように見えてしまって

ちょっと困りました。

韓国版のパク・イナンさんもなんだけど

韓国の俳優さんたちの、もう生まれ持ってるかのような

笑いのセンスが私は大好きなので・・・

だから、それはちょっと、韓国以外の国の映画を観る時

どうしても、少しは冷淡になってしまうのかもね・・・(^_^;)

 

②は・・・あの最後の病院の場面で

息子さんにピントを合わせず、ぼやけたままだったので・・・

そこもかなり困ってしまって、しかもそこがこの映画の

一番の泣くとこですので、その撮影の仕方にイラッとはきました。

全体として、シェン・モンジュンおばあちゃんことテレサ・モンと

その孫、ルハンくん演じるシャン・チェンチン

そして、チェン・ボーリン演じる音楽プロデューサー

タン・ズーミンの物語になってて

おばあちゃんの息子さんはやっぱり影が薄かったです。

それが残念でした。

 

③は・・・そもそも、オリジナルの『怪しい彼女』は

おばあちゃんが若返って

若い男と恋愛する話じゃないと思うんです。

『怪しい彼女』はどこまで行っても「母親であること」の映画だと

私は思うんです。

ですので、イ・ジヌク演じる音楽プロデューサーの

ハン・スンウは、マルスンばあさんことオ・ドゥリのことを

好きになって惹かれていってるように思えますが

本来、オ・ドゥリの歌にゾッコンで

そして、彼女の、まるで「懐かしいお母さん」のような

喋り方や佇まい、意外と細かい気遣いに魅了されてるんだと

思います。

スンウは幼い頃に母親を亡くしておられますので。

ですので、マルスンばあさん的には50年ぶりくらいに

ときめきキュンを感じてますが、それでもやっぱり

映画的には恋愛ではなかった・・・と私は思います。

孫との関係については・・・もしもキスでもしようものなら

けっこういたたまれない映画になったことでしょう(;´∀`)

中国版でもそこまではなかったけど。

 

あくまでも私見ですが、そんなふうに感じました。


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でも、ほんと、ほんと、映画としては

文句のつけようない作品でした。

なんか・・・画の色合いが韓国版と違って

黄色っぽいのかなあ・・・なんか、暖かめで

ハートウォーミング晴れ晴れ晴れって感じで

そうゆう画の映画を観てると幸せでした。

 

あと、何といっても、中国のキャストが魅力的で

お馴染みのチェン・ボーリンもですし

主演のヤン・ズーシャンも可愛い・・・ビックリマーク

ルハンくんもシュッとしつつ可愛かったし・・・!!

 

ばあさん(グァ・アーレイ)的には

ストレートな凶暴性とダイナミックな口の悪さが鳴りを潜めた分

底意地の悪い身勝手さと陰湿さが高まり

自分の嫌いなおばあさんが歌ってる時にマイクを奪いに行き

奪い合いの末に力づくでとってしまう、とゆう

あきらかに誰が見てもアカンことをやりますね。

あと、中国版の方がズルさがあるなー。

 

けど、韓国版にあった過去の苦労が、ちょっと消えてるな。

ドジョウ鍋の味を盗んだ積年の恨みで、みんなの前で

つかみかかられる場面もなくなってたし。

個人的には、駆け落ちして、夫に先立たれて

その夫の忘れ形見の赤ちゃんを育てるために苦労しつつ

ついには鬼となってしまい、周囲から迷惑がられてた・・・感が

高い方が好きなんですがね(;´∀`)


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と、書いてるうちに、中国版、『20歳よ、もう一度』

やっぱり観てよかったなー、と思えてきました。

 

最後のフェスの会場付近で不思議な動物がいっぱい

トコトコ群れをなして歩いてるのも可愛かったし・・・

どうしても韓国映画、韓国映画、韓国映画ってことに私は

なるので、やっぱりいろいろな国の映画を観なアカンし

そのキッカケにこうして、『20歳よ、もう一度』を観れて

ほんとに良かったですよ。


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なんしか、中国版を観たんだから

またちょっと間を空けて、日本版と、それから

ベトナム版の『ベトナムの怪しい彼女』(2015年)も

観ないとあきませんね。

 

でわ、今夜も読んでくださり謝謝キスマーク

またです、再见~(^.^/)))

 

「僕らの明日」 ルハンくんが歌うバージョン♪