アンニョンです(^-^)ノ
続けて、観た映画のことを書きます
香港映画、『ビースト・ストーカー 証人』を観た次の日・・・
12月22日、この映画を観ました・・・
DVDを借りてきてです
少女と刻んだ、最後の爪跡。
LOGAN ローガン
LOGAN ローガン
原題:Logan
韓国語題:로건
中国語題:金刚狼3:殊死一战
(2017年、アメリカ映画、138分、R15+)
監督:ジェームズ・マンゴールド
製作:ハッチ・パーカー、サイモン・キンバーグ、ローレン・シュラー・ドナー
製作総指揮:スタン・リー、ジェームズ・マンゴールド、ジョー・カラッシオ・Jr.、ジョシュ・マクラグレン
原案:ジェームズ・マンゴールド
脚本:スコット・フランク、ジェームズ・マンゴールド、マイケル・グリーン
撮影:ジョン・マシソン
美術:フランソワ・オデュイ
衣装:ダニエル・オーランディ
編集:マイケル・マカスカー、ダーク・ウェスターベルト
音楽:マルコ・ベルトラミ
出演:ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート、ボイド・ホルブルック、スティーブン・マーチャント、ダフネ・キーン、リチャード・E・グラント、エリック・ラ・サール、エリゼ・ニール、エリザベス・ロドリゲス、クインシー・フォース ほか
なんで観たかとゆうと・・・
ま、それを書きだすとまた長くなってしまうんだけど(^_^;)
実家で姉の息子のうちの一人を
預かってたんですが、この子はもう一人の子よりも
映画がそこまでは好きではないんだけど
『X-MEN』シリーズ(2000年~)だけは好きなんですね。
ですので
まだ観ていなかった『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013年)と
そして最新作、『LOGAN ローガン』を借りてきて
観ることになったんです。
私はもうちょっと、後でもいいかな、と思ってたんですが。
この映画は、観てる方も多いでしょうし
観る方は観るでしょうし、観ない方は観ないでしょうから
詳しいあらすじとか、書かずに
私の感想だけ、ちょっと書いておきますね・・・。
たいしたことは書けませんが・・・。
原作のコミックは一冊も読んだことないけど、映画は
『X-MEN』シリーズ(2000年~)・・・
私も第1作目から大好きで、観に行った映画館(京都スカラ座)
誰と観に行ったか・・・よく覚えてます。
その後、このシリーズはできるだけ劇場で観ようとしてましたし
とにかく観てきましたが、やっぱり好きなんですよ、超能力。
映画で超能力をここまで鮮やかにやってるってことだけで、もう
私は満足してきました。
そんな『X-MEN』シリーズの中でも
特に人気キャラクターであるウルヴァリンを
ヒュー・ジャックマンが演じる最後の作品ってことで
私も今ほど、韓国映画に熱中してなけりゃ
是非、劇場で観たかったところでしたが・・・(´・_・`)
でも、前評判をちょっと知っただけで
なんか、観たくないなあ・・・って気持ちも強かったですね。
知りたくないなあ・・・とゆうか。
『ローガン』を観ていて・・・悲しかったです、ずっと。
悲しい映画ですね・・・これは・・・。
特に、ローガンもなんですが
プロフェッサー・チャールズ・エグゼビアが悲しくって
正直、見てられなかった。
あれだけ威厳のある、あれだけ思慮深い人物だったのに・・・
あのチャールズは見ていたくなかったです。
中でも、カジノのホテルで超能力が制御できなくなる場面・・・
非常に悲しく、また同時に怖くって
映画で、「老い」とゆうものを、まざまざと目にしたって状況で
胸が締めつけられて、泣きそうになりました。
ああ・・・あのチャールズが・・・と・°・(ノД`)・°・
その後も、悲しいシーンばかりで
だから面白い映画じゃないんだけど
まあ、こうゆう映画も観れて、良かったですが
気持ちが沈みましたね。
これを『X-MEN』シリーズの最終作だと思うと
悲壮すぎますよね。
アクションとか、そういった動的な場面については
また非常に満足したとゆうか、そこはそれで
映画としての興奮もありましたけど
映画のテーマがテーマだけに全体的にやっぱり
もの悲しかった。
私なら・・・嘘でもいいから
チャールズが行きたかった船の上で
みんなが幸せに暮らしてる場面で終わらせますが・・・
そうはいかんもんですかね。
「サヨナラだけが・・・」って誰かも言ってた気がしますし。
そんな映画なので、最終的には私
きっとこの映画で号泣するに違いないはずだったんですが
そんな泣けなかったんですね。
なんででしょ
こと、映画となると、絶対に泣くはずではない映画でも
けっこうウルウルきてしまう私なんですがね~
あまりにも、殺伐としすぎてたからかな
「おじさん(おばさん) + 少女(少年)」の物語として・・・
ジョン・カサベテスの『グロリア』(1980年)
リュック・ベッソンの『レオン』(1994年)
イ・ジョンボムの『アジョシ』(2010年)
・・・大なり小なり、泣ける映画だと思うんですが・・・
(ジョン・カサベテスはそうしたくなかったのかもだけど)
また、「かかわり合うことになったおじさんを
実の父親だと思い込む少女」のロードムービーってことで
ピーター・ボグダノビッチの『ペーパームーン』(1973年)ですよね・・・
ああいった気分になるかなあ、と思ったりもするけど
たしかに話自体は似てるけど、何か、違う・・・。
『ローガン』には、不思議なことに
エモーションが足りないように思えてしまう・・・私にはなぜか
まあ、でも、それは不満じゃないのです。
『ローガン』はそうゆう映画なのだと思うので。
そこまで泣けはせなんだが、ラストはホント、美しい画だし
それにほら、そのあと、ジョニー・キャッシュの歌も
聴けるでしょ。
あの歌のタイトルは何てゆうのかな
(「The Man Comes Around」だそうです)
けど、号泣路線に行ってないことが、ちょっと不思議でした。
また観返したら、泣けるのかな・・・。
考えてみれば、『X-MEN』シリーズって
最初から「泣ける映画」、「泣ける場面」が
多かった気がしてならないし
まず1作目の冒頭から・・・ほら・・・ね
ホロコーストで母親と引き離されるエリックから始まるから。
私はいつも、何度も、『X-MEN』シリーズで泣いてきたので。
一番、泣ける作品は、ラブストーリー的な映画でもあった
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009年)かな。
あの作品は大好きですよ・・・
あと・・・『ローガン』、R15+ってことで
残酷描写がかなりキッツイのですが
もちろん、あれが不快って方がおられるのもわかりますが
私は、ようやったと思いました。
刃物って、ああゆうものでしょ。
あの長さの鋭い刃物を振り回したら
ああなりますよね・・・本来は。
ほんとは怖いんですよ、ウルヴァリンの手は。
そして、年端もゆかぬ子どもたちを兵士として使うとなると
どうなるか、それもあります。
現実に少年兵や、少女を人間爆弾にしている国、地域も
ありますのでね。
『ローガン』も恐ろしい映画です。
笑いながら観たりはできませんよ。
(甥が笑ってたので、ちょっとイラッときましたが)
刃物、兵器、子どもの戦闘への参加・・・
その恐怖が『ローガン』にはありましたね・・・。
監督のジェームズ・マンゴールドって他にどんな映画を
と、思って調べてみたら
シリーズ屈指の大迷走作品
『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013年)の監督さんでしたか
ぜんっぜん違うやん・・・と思いました。
よう作ったね
こんなに違う作風の『ウルヴァリン』を・・・
でも、『ウルヴァリン:SAMURAI』は、あれはあれで
えーんです。
福島リラちゃん演じるユキオくんが可愛いから。
ユキオくん主演で映画を作ってほしいほどです。
『SAMURAI』のあと、ユキオもてっきり
ウルヴァリンと『X-MEN』に合流すると思ってたのに・・・。
そんなんで・・・
こうして、ウルヴァリン・・・ローガンを
ヒュー・ジャックマンが演じるのはこれで最後で
もう、この姿を目にすることもないんだけど
けど、私はやっぱり『X-MEN』シリーズを
観ていきますよ。
ウルヴァリンを誰が演じるにせよ。
だって、ほら、2000年の第1作を観た時だって
ヒュー・ジャックマンもイアン・マッケランも
パトリック・スチュワートもジェームズ・マースデンも誰もかれも
知らずに観だしたんだもん。
誰が演じてようが、超能力の映画なら大歓迎です。
なんならオール韓国人キャストでもええでー。
でも・・・そうか、ウルヴァリンのサヨナラは
こうゆう映画だったのか。
やっぱり、超、悲しいですわ。
はい~、今夜も読んでくださり、おおきにです~
でわ、明日、土曜日はお休みですが・・・
またお会いしましょう~、アンニョン~(^.^/)))
解説: 「X-MEN」シリーズを代表するキャラクターで、ヒュー・ジャックマンが演じるウルヴァリン/ローガンを主役に描く「ウルヴァリン」シリーズ第3作。不死身の治癒能力が失われつつあるウルヴァリンことローガンが、絶滅の危機にあるミュータントの希望となる少女を守るため、命をかけた壮絶な最後の戦いに身を投じる様を描く。ミュータントの大半が死滅した2029年。長年の激闘で疲弊し、生きる目的も失ったローガンは、アメリカとメキシコの国境付近で雇われリムジン運転手として働き、老衰したプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアを匿いながら、ひっそりと暮らしていた。そんなある日、ローガンの前にガブリエラと名乗る女性が現れ、ローラという謎めいた少女をノースダコタまで連れて行ってほしいと頼む。組織に追われているローラを図らずも保護することになったローガンは、チャールズを伴い3人で逃避行を繰り広げることになるのだが……。監督は、シリーズ前作「ウルヴァリン:SAMURAI」も手がけたジェームズ・マンゴールド。プロフェッサーX役のパトリック・スチュワート、物語の鍵を握る少女ローラ役の新星ダフネ・キーンが共演。(映画.com)