中国映画 ドラゴン・クロニクル 妖魔塔の伝説 2015年 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

晚上好(^-^)ノ

いつも、太谢谢你了ビックリマークです!!

 

アメーバブログの困った点

どうやら、改善されたようでありがたいです~(>_<)あせる

記事を読めないとどうしようもありませんからね~汗汗汗

それはもう、ブログちゃうから!!

 

 

 

さて、6月11日、つまり昨日

この中国映画を観ました・・・映画キラキラキラキラキラキラ

 

上野動物園の大熊猫宝宝も大評判ですしね・・・パンダ流れ星

 

 

 

 

 

古代から仕組まれた人類滅亡へのシナリオ

驚愕の事実が、いま解き明かされる――

 

 

 

ドラゴン・クロニクル

妖魔塔の伝説
 

 

ドラゴン・クロニクル 妖魔塔の伝説
中国語題:九层妖塔
英語題:Chronicles of the Ghostly Tribe


(2015年、中国映画、115分)


監督・脚本: ルー・チューアン
脚本: ボビー・ロス、ニック・ロス
VFX顧問: ジョン・シールズ
特殊効果: プン・ワンナイ


CAST(声の出演)
フー・バーイー: マーク・チャオ(緑川光)
ヤン・ピン/シャーリー: ヤオ・チェン(湯屋敦子)
チェン・ドン: リディアン・ヴォーン(柳田淳一)
華夏図書館 ワン館長: リー・チェン(中村和正)
ハン局長: リー・クアンジェ(影平隆一)
ヤン教授: ワン・チンシャン(上別府仁資)
ワン・カイシュエン: ファン・リー(拝真之介)
ウェイウェイ: ティファニー・タン(lynn)

 

映画『ドラゴン・クロニクル 妖魔塔の伝説』 予告編

 

 

ポスターとかを見ると

クリスチャン・ベールやマシュー・マコノヒーや

ジェラルド・バトラーが出てた

サラマンダー』(2002年)みたいな映画と思うでしょはてなマーク

でも、違うんやなー(;´∀`)

 

この『ドラゴン・クロニクル 妖魔塔の伝説』は、去年の夏に

アーロン・クォック主演の

西遊記 孫悟空 vs 白骨夫人』(2016年)

それから『モンスター・ハント』(2015年)の3本合わせて

ツインさんが

「2016夏の香港・中国エンターテイメント映画まつり」として

開催しはった時、劇場では観ないけど、DVDが出たら観よう、と

心に決めてた作品でした。

私はまだまだ中国映画についてはちょっと

よくわかってないので、作品選びは慎重です。


 

で、観始めたら案の定、えー!?∑(゜∀゜)って感じの始まり方で

それが異常に面白いので、ツカミはおおっけえビックリマークなんですが

なんか、どっかで古代の遺跡かなはてなマークでいろいろと発見されたので

みんなで仕事してるんですが、その時の応援が面白い。

 

主人公のフー・バーイーはそんな強い人じゃないです。

映画が始まって5分ほどでひっくり返ってます。

でもそれでいいんだと思います。

普通のニイチャンで・・・『スター・ウォーズ』(1977年)の

ルーク・スカイウォーカーも

ド田舎惑星の普通のニイチャンだったでしょ。


 

ところで、私は小4か小5の頃に

フランスの作家で「SFの父」とも讃えられる

ジュール・ヴェルヌの作品、『地底探検』(地底旅行)を

(例によって子ども向きに翻訳されたものでしたが)読んで

非常に面白くって気に入った思い出があります。

お布団の中でこの本を読んだ時の楽しさが忘れられません。

小学生の時に読んだ本では一番、好きだったかもしれません。

 

後年、YESのキーボード奏者

リック・ウェイクマンがこの作品をモティーフにした

アルバム

『地底探検』(Journey to the Center of the Earth、1974年)の

レコードを「下鴨納涼古本まつり」で発見し、500円でゲットビックリマーク

聴いてみたら、ちょっと勇ましすぎるんじゃないか、とは思ったけど

確かにやっぱり地底を旅行してる気持ちになる音楽でした。

 

ジュール・ヴェルヌの本は他にも読んだし

(そのどれもが面白い本でした)

『地底旅行』を映画化した映画作品も観たけど

1959年の『地底探検』はあまりにも緊張感がなく

同じストーリーなのにワクワク感もなかったし

2008年の『センター・オブ・ジ・アース』と

2012年の『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』は

映画としては十分、面白かったけど

ジュール・ヴェルヌの本とはかなり違ってて

その違ってたことだけが私には不満でした。

 

それで、『ドラゴン・クロニクル 妖魔塔の伝説』の前半は

『地底流行』にとても近い雰囲気で、それでもう

私は嬉しくなったんですね。

厳密には「地底」なのかなはてなマーク

でも、地下を進んでいくと、パーッと空がある空間が広がってるのが

『地底旅行』とおんなじなんですね。

『地底旅行』ではそこで「アルネ・サクヌッセンム」

(私が読んだ子ども用の本では「サクヌッセン」と

表記されてたように思えて仕方がないんですが・・・)

のナイフを発見して、主人公たちは彼がここまで来たことを

確信することになり、その場面が非常に感動的なんですが

『ドラゴン・クロニクル 妖魔塔の伝説』では、そこで

巨大なモンスターがドンドン足踏みした振動で雪なだれが起こって

ワーッと流されたりしてしまうとゆう。

 

で、「妖魔塔」に行き着くんですがね・・・

この映画、まず『地底旅行』の雰囲気があって、それから
『インディ・ジョーンズ』シリーズ(1981年)の感じもあり
『トゥームレイダー』(2001年)の感じもあり
『ハムナプトラ』(1999年)の感じもあり・・・

つまり私が好きな世界で
最後は『X-MEN ファイナル ディシジョン』(2006年)を

まんまパクった結末が待ってるとゆう。

そんな映画です。

 

 

知ってる俳優は一人も出てない

もちろん監督さんも知らないんだけど

脚本をボビー・ロスとニック・ロスの親子だそうですが

そのロスさんたちが書いていて

ボビーは監督、脚本家、ニックは俳優、脚本家だそうで

アメリカの人なんですね。

 

だから、じゃあアメリカ風なんかといえば、ぜんぜんそんなことない。

やっぱり中国風なんですね。

 

てゆうか、今年の2月に観た中国映画、『道士下山』(2015年)に

やっぱりなんか、似てると私は思ったんですよ。

 

『道士下山』を観た時、テンポ的なものと、編集的なんが

なんか非常にパティキュラーに感じたんですが

こうして『ドラゴン・クロニクル 妖魔塔の伝説』を観て

あ、そうなんか、これが中国の時の流れなんか、と

そう思ったんですよ。

やっぱり中国は4000年ですか、5000年ですかはてなマーク

知らんけど、世界で最も歴史のある悠久の国なんですね。

 

だって、『ドラゴン・クロニクル 妖魔塔の伝説』

1970年代から1980年代まで10年間くらいの話なんですよ。

数年が過ぎました、また数年が過ぎました、って

気の長い話で・・・。

そうして考えると『道士下山』もあれ

10年くらいの話なんですよ、きっと。

 

まあ、まだほとんど私も中国映画を観てませんけど

このリズム、このテンポに慣れといた方がいいし

こうゆう映画も好きにならんとアカンと思いました。

 

けどなー

心を鬼にしてゆうけどさー

最後の最後に真相が明かされるあの配置は、アカンと思う。

あれでは、ちょっと感動できへんなー(^_^;)

 

前半から中盤にかけて、もっと説明して

小出しに秘密を明かして、観客にそれとなく真相を

教えといてくれな、無理があると思った。

最後の数分で一気に種明かしするため

それまで、ヒロイン、シャーリーが何考えてるのか

ぜんぜんわからないし、いわんや

彼女がヤン・ピンと同一人物なのかもわからへん。

ここらへんがこの映画のしんどいとこやった。

つまり、ひねらんでもええとこでひねった

そんなふうに私には感じられましたね。

 


 

でも、映画としては好きですよ。

ちょっとグロテスク系な、「人の死に方」もあって

そこはドキッとしてしまうけど、そこに目をつぶれば

子どもから大人まで楽しめる、面白いファンタジー映画です。

 

題名やポスターからもっとモンスターが出てきて

大暴れするような映画かと思うと、そこまでではないけど

(大きいモンスターもただ歩いてるだけで)

でも、後半、狼男風の「巨獣」が出てきまして

これがヒグマよりもちょっと大きいくらいの一番、怖いサイズで

それが、けっこういろいろ武器を持ってる人間たちと戦う場面は

ドキドキと怖かったし、チビッ子ならば大満足でしょうね。

 

ただ、そんなにモンスターは出てきませんので・・・

あの、主的な恐竜と、火炎コウモリと、最後の巨獣軍団と・・・

水中で泳いでたのは、主的な恐竜と同じヤツでしょうかはてなマーク

それもちょっとわからへんかった。

 

設定とか、どんな話とかは、ちょっと難しいけど

でも、観終えたら、あー、あー、ってわかります。

ちゃんと説明があるのでね。

だーかーらー、それを途中でやっとけ、っちゅうのむかっ

 

それと・・・なんか人々が危機的状況とかに陥ってる時に

あー、これからどうなるのだろうか!?とハラハラドキドキしてると

寸止め的にブツッと関係のない場面に行ってしまうのも

勘弁してほしかったです。

そこらへん、嫌がらせみたいに観せ場を

後回しに~、後回しに~、することに

映画的な悪意を感じました。

21世紀の映画はなー、出し惜しみはなしやでーむかっ

 

あと、「主人公の親友」役で引き立て役的にぽっちゃり系を

持ってくるのも、もう、飽き飽きなのでやめてほしいガーン


 

物語の構成と、感動のさせどころとか、フックとかに

問題を抱えてるように思いましたけど、でもでも

私的には満足の1作でしたよ。

 

何よりも中国映画ならではの何かが感じられたことと

1970~1980年代の中国ってこんな感じだったんだろうなぁ、と

思わせる絵作りが気に入った。

セットとかですか、それとロケーションも凝っていますね。

 

個人的には今年、4月に観に行った

『キングコング 髑髏島の巨神』(2017年)よりも好きなことは確か。

このことについては次の記事で書きますけど

『ドラゴン・クロニクル 妖魔塔の伝説』はアメリカ映画じゃなく

アジア映画ですしね・・・。

今はやっぱり、アジアです、亞細亞、Asia、亜州・・・打ち上げ花火夜の街星空


 

解説: 台湾のテレビドラマ「ブラック&ホワイト」を映画化した「ハーバー・クライシス」シリーズなどで知られるマーク・チャオが主演を務め、人類の存続をかけて巨大モンスターと激闘を繰り広げる様を描いたアクションアドベンジャー。発掘調査隊のフー・バーイーらは、1万年前に地球を支配しようとした異星人が封印された宮殿「妖魔塔」を発見する。しかし、そこで火炎コウモリの群れに襲撃された調査隊は、フー・バーイーを残して全員が消息不明となってしまう。数年後、異星人が妖魔塔の封印を解き、再び地球支配を目論んでいるという事実を知ったフー・バーイーは、人類滅亡を阻止するため立ち上がる。(映画.com

 

 

そんなんで、また、機会があったら

「2016夏の香港・中国エンターテイメント映画まつり」の

残りの1本である『モンスター・ハント』を観てみたいです。

 

このポスターの女の人の左手の角度と手のひらの開き方ですね

このあたりに非常に魅力を感じます。

ニュースキャスターとゆうか、政治家みたいな顔してはるね。


 

でわ、今夜も読んでくださり謝謝キスマーク

またです、再见(^.^/)))

 

 

※ 2020年1月19日 画像を追加しました。