韓国映画 愛人 新・イエローヘア (2001年) | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 
 
 
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実写化してほしい漫画、小説・・・かはてなマーク

そうやなぁ・・・と、言っても
十代や二十代はともかく、ここずっと
小説を読んでいないし・・・『鋼の錬金術師』は
実写化しない方がいいように思えるし
『あずみ』はもう実写化されてるし・・・
ハヤカワSF文庫
ハヤカワFT文庫の海外の幾つかの作品は
自分の頭の中で映画化しながら読んでたけど
それも今はパッと思い浮かばないし・・・
やっぱり、前にも書いたけど
増田峻也先生の『シャトゥーン ヒグマの森』を
容赦なく映画化してほしい気がする。

勝手に想像すると監督には
『チェイサー』(2008年)や『哀しき獣』(2010年)の
ナ・ホンジン監督がええなー。
そしてもちろんオール韓国人俳優で・・・。
もしそれが実現したら
背筋が凍るような怖い映画になりそう叫び

でも、ナ・ホンジン監督も『谷城(コクソン)』を
作り上げたところでしょうからね
ちょっと休みたいでしょうしね。

それと『シャトゥーン ヒグマの森』って
大学の研究や、北海道の生態系について
すごい詳しく書いてあるので
韓国に舞台を移すのって無理かなぁ・・・はてなマーク
っちゅうか、韓国に「ヒグマ」っているの!?

ま、それは私の思いつきですが
けっこう、映画を観てから原作に惹かれるばかりで
自分が読んだ小説や漫画が映画化されることって
私には少ないんですよ。

原作を読んでから映画を観ることって
特に漫画の実写映画って
私には少ないことなので、別にイメージが壊れることもないし
ドンドンやってもらって結構ですよ。
期待してます。

きみの実写映画化を
楽しみにしてる人が
きっといるのだッ☆⌒(*^-゜)v


 

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あらためまして、アンニョン(^-^)/

さて、今日の記事は
一般的に「エロティック系」として
認知されている作品についてです。

アカンと思う方は容赦なくスルーで(^_^;)

 

 
 
 
 
 
 

愛人

新・イエローヘア

 
原題:골뱅이@실명제

英語題:GORBIQ'I@SIRMIEJEI / Golbangee@Realname System

(2001年、韓国映画、91分)

監督:ソク・トウォン
脚本:パク・キョンヒ
撮影:シン・ヤンギュン

出演:パク・ファヨン、イ・ゴンジュ、シン・ヘジョン、ユン・セウン、イ・ミジン、パク・タアナ、イ・スンヒョン、チョン・スミン、パク・ミニ、キム・ウ ンギョン、キム・ソヒ、イ・グォンシク、ユン・ヤンハ、チョン・ソニョ、ホ・ギホ、キム・ムッス、チェ・ヨンウン、チョン・グァヌ、パク・ソンファン、 ノ・シウン、イ・ジュファン、キム・ドンイル、キム・ホ、イ・ウニョン、ハ・ジョンファ ほか

 

  http://t1.daumcdn.net/thumb/C246x358/?fname=http%3A%2F%2Fcfile189.uf.daum.net%2Fimage%2F154A5410AE370E5E5555D1
 
内容: コリアン・ニューエロス『イエローヘア』で新境地を確立したエロスドラマの続編。社会問題にもなっている“援助交際”をテーマに、それぞれに事情を抱えているスピン、タヨン、ジネの3人の女子高生たちの愛とセックスを赤裸々に描いた問題作。(「キネマ旬報社」データベースより)
 


いきなり
〝劇中に登場する学校は
本編の内容とは関係ありません〟

お断りが出るので
「じゃあ学校を舞台にするなよビックリマーク」と思いますが
まー、いろいろあったんでしょうね。
夏休みの間に学校でロケしたけど
後で「こんな映画だとは思わなかった!!
けしからんむかっ」み
たいな感じで抗議されるかして・・・あせる

日本版DVDのジャケットにもデカデカと
「韓国で上映禁止運動を引き起こし、
物議をかもした問題作!!」
と書かれてあって
つまりそうゆう作品だろうと人も思うだろうし
それがまたこの映画の売りにも
なってるんじゃないでしょうか。
「そんなに物議をかもした問題作だったら
きっと内容も過激でエロいに違いない」
みたいな。

実際、援助交際の深みにはまる女生徒の
その時の行為はかなり繰り返し、長々と描かれ
あー、やっぱりこれはそうゆう映画なんだ、と
思わされます・・・ウンザリするほどね。
その点、そうゆうのを期待して観る人の中には
満足する人もおるでしょうね、おそらく。

しかし、じゃあ、延々、裸やエロが続くかとゆうと

そうでもない。


 
新世紀

私たちは高校3年生になった

美術教師に恋焦がれつつ
19歳の日々を苦痛に感じている主人公、スビン。
彼女の友達で、父親の女性関係に悩み
援助交際の道に進む、真面目なジネ。
彼女をいじめるスケ番グループのトップ、タヨン。
そういった、ごく普通の女子校生たちの
特に勉強に打ち込むでもない、かといって
学校をドロップアウトするでもない
そんな宙ぶらりんでありきたりな青春の日々・・・。

学校ではキモい教師に体罰を受け
放課後、男の子たちと遅くまで遊んでみるけど
どうも熱くなれない、パッとしない・・・毎日。

この映画はそれを、特に悲愴にでもなく
とても笑えるでもなく、かといって美しくもなく
言ってみれば、生きたくもない、死にたくもない
とにかくあやふやで曖昧な空気感で、映す。

面白いかどうかと聞かれれば
面白くない、と思う。
また、日本の宣伝同様
この映画の作り手側にも、青春映画の形を借りて
ポルノ映画としての目的を盛り込もうと考えてる
そんなフシがあり、だから、そこが気持ち悪い。
そして重ね重ね、ギャグがすべってる。

まず、普通の映画ファンが評価しない類の映画。
 
 
でも、不思議なことが起こっていた。

私はこの映画を、ある種の義務感から、観てた。
誰も観ないだろうから、せめて私が観て
どんな映画か知っておこうと・・・。

そして結果、やはりそんなにいい映画ではなかったし
そのつもりで観始めていた。
この映画はラノベを映画にしようとして
失敗したような寸足らずの不完全なシロモノだった。
でも、それでも観ている時、ふと、せつなくなるのだ。

ジネを教室でいじめる不良グループ。
少し真面目な女生徒がそれを非難する。
なんとなく、いじめをやめる不良グループ。
そこへ主人公、スビンがやって来て
事態を察して、こう独白する。


私たちは訳もなく
互いを傷つけ 好きになる
その謎が解ければ
〝19歳〟を理解できるかも?


いつか、何かの本で
読んだような、読んでないような。
10代の頃に読んだ青春小説
その読んでいる時の懐かしい気分が予想外に蘇った。

それが私をちょっと泣かせそうになった。
 
 
このスビンのモノローグが

私は訳もなく好きだった。

父親は借金に追われ
家を出ていった
世間知らずの母親にとって
大きな衝撃だったろう
母親に八つ当たりする
自分が情けない
すぐに連絡するといった父
写生に行くと言った担任
消えた約束たち
守られない約束ほど
むなしいものはない


誰かの日記を読むような、その情調が愛おしい。


ジネの痛みを思うと つらい
でも どんな慰めの言葉も
ジネの心の傷を広げるだけだ


そしてやはり女子高生ってのは
世界中どこの国の女子高生も似ていて
反抗的で凶暴でいじめが好きで傷つきやすく
遊びが好きで悩みが多く、友情を大事に思い
一丁前に性欲に目覚めて不安でいっぱい。

ああ、韓国の10代も同じだ、と思う。

なんとゆうか、青くさい、意味不明の未成熟
大人の女の体になる過程の壊れやすさ
そんなのがこの映画にはよく出てた、と思う。

そして・・・なんか最近、ちょっと前にも書いたけど
そんなふうにしんどい、めんどくさい、やりきれない
時代があっても、やっぱり大人になって
一番好きな人に出会って
エッチしまくってから死んだ方が
なんぼかいいよ、きっと。

先の見えぬ闇の中で

〝19歳〟は過ぎていった
 
 
先生と生徒は、自分たちでもよくわからないうちに
恋敵になってますが、剣道で「えい、やー!」と戦ったら
なぜか抱き合って和解です。
 
お風呂で女子高生がイチャつくシーンは

ありませんよ。

途中でジネが援助交際で、すでに
男性を経験してると知ったスビンが次の朝
夢の中で、エロい映像を見ながらジネに
「その世界」へ誘われる場面の
スビンの、振り払ったジネが自分に見えるカットはてなマーク
なんか、すっごい秀逸だと思いましたが・・・どうでしょはてなマーク

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51EBBX7X7HL._SY445_.jpg

このジャケットの絵ヅラに期待して、観る男性は
けっこう落胆する確率が高いような気がする。

もしも、どっちかと言ったら女性の方が
楽しめる映画なのかもしれない、とも思ったけど
まあ、まあ、観ない方が無難でしょうねー(;´∀`)
面白くはないから。

この映画は15年前・・・2001年の映画。
どういった経緯で企画され、作られることになったのか
私にはわからないけど、青春映画の形を借りて
エロいシーンで客どもを集めようとしたのは確か。

そして結果、どれも成功しなかったような気がする。
けど、そんな映画の中にも不思議なにおいが漂っている。
それが好きだし、それを見つけていたい。



最後まで読んでくださり・・・どうもです。

今月の映画の記事はこれが最後ですね。
ってなんて映画で終わるんだ、今月ッあせるあせるあせる

来月、四月の頭には
きっと、劇場で観たある映画
そして、2日にDVDが出るある映画について
書けると思いますので、それはちょっと
楽しみにしててくださいね音譜

まあ、あまり詳しくは書かないようにしないと、ですが。

でわ、アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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