Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

2014年1月に韓国映画と出会い、映画について書かせていただいてますカチンコ

音楽はCoccoが大好きです。
最近は英国の70年代のロックにも熱中してます音譜

映画がお好きな皆様、是非、読んでください…!!

※ コメントのお返事が遅いですあせる

 

 

 

 

 

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ 天地風雲

 

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你好嗎~(^-^)ノ~(^-^)ノ~(^-^)ノ

いつも読んでいただき、ありがとうございます…キスマーク

 

と、いうことで、一昨日、22日、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ 天地風雲』を観ました…カチンコ

 

香港では1997年に公開された、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』 ―― 以下、『ワンチャイ』 ―― シリーズ第6作です。

 

ややこしいので、ご存知ない方々のためにシリーズを整理しておくと、こうなります。

 

・1作目 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明 1991年
・2作目 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱 1992年
・3作目 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地争覇 1992年

 

まず、ツイ・ハーク監督&ジェット・リー主演はここまでの3作で、次の4作目と5作目はチウ・マンチェクが黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)役を引き継いでます。

この4作目と5作目は今のところ観るのが、やや難しいし、主演が変更になってるので、私は観るのを一旦、保留することにしました。


・4作目 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ IV 天地覇王 1993年
・5作目 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ V 天地撃攘 1994年

 

そして1997年公開の『天地風雲』で、5年ぶりにジェット・リーが主演に復帰します。

 

・6作目 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ 天地風雲 1997年

 

監督はサモ・ハンさんが担当されてて、ツイ・ハークは製作です。

明石家いわしさんも書かれていますが、この6作目は直接の続編という描き方もしていないので一部では外伝的な作品とも呼ばれている…とのことです。

でも私は、3作目『天地争覇』と6作目『天地風雲』…何となくつながってるように思ったので、続編だと考えることにしました。

 

 

時代背景としては、清朝(1616年〜1912年)末期、20世紀初頭ということになります。

 

ウォン・フェイフォンは婚約者のイー・サンイエ…ってまだ結婚してなかったんかい!!あせる

いや、4作目、5作目と時間はあったと思うんですけどね~、3作目では父ウォン・ケイインの許しも得てたのにね~あせる

ホンマに籍を入れる気があるのか、ウォン・フェイフォン。

 

ま、そこは映画ですので…脚本的にフェイフォンとイー・サンイエが婚約者のままの方が面白いと思ったんでしょうね。

 

そんなわけでフェイフォンは、アメリカで「宝芝林」(フェイフォンの医院・道場)の支店を開業して一周年の弟子ソーを訪ね、婚約者のイー・サンイエ、そして7番目の弟子である鬼脚の七(チャト)を伴い、米国サンフランシスコの町を目指しておった。

 

旅の道すがら、行き倒れになりかけの青年ビリーさんを助け、馬車に乗せてあげるフェイフォン。

すぐにアメリカの青年とも打ち解けるフェイフォンだが、どっかズレてる。

でも、怖い顔の七とも仲良くなる好青年ビリーさん。

 

ところが休憩して食事の時間となったら、ネイティブ・アメリカンの方々に襲撃され、大騒ぎになってしまう。

 

 

ウォン・フェイフォンも応戦し、先住民の凶暴な戦士たちをやっつけますが…この映画、1997年公開の香港映画だからでしょうけど、人の命が軽い汗

かなり軽々しく人が死にます汗

 

で、ここの集団乱闘のバトルもアクション的には目を見張るものがあるのですが、なんとか逃げ出そうとしたフェイフォン、イー・サンイエ、七でしたが、川の急流に落ち、川の中の岩で頭を打ったフェイフォンは他の2人と離れ離れになってしまう。

 

 

で…先住民の(もうちょっとおとなしい)別の部族の方々に助けられたウォン・フェイフォンだが、岩で頭を打ったことで記憶喪失になってしまっていた。

 

その部族の方々ともちょっと揉めるフェイフォンでしたが、なんせ記憶が失われているので自分が誰かもわからず、言葉も通じないながらも先住民の皆さんの村に溶け込んで、そこで過ごすことに…って話です。

「香港映画版西部劇」の趣もありますね。

 

と、いうことで、さらに詳しい物語と、この映画の評価は、明石家いわしさんのレビューを読んでいただきたいと思います…ひらめき電球

 

 

こちらの記事で、いわしさんが詳しく解説されてます。

 

いわしさん、いつもありがとうございます☆⌒(*^-゜)v

 

 

この第6作は、ウォン・フェイフォン様ご一行のアメリカ行きですので、20世紀初頭、中国人がアメリカへ行き、トラブルに巻き込まれるという話になります。

 

この映画を21世紀のこんにちに観る時、人種や民族、そして国籍、また、移民について考えることになると思います。

映画は幾つかに分かれたグループの間に軋轢が生じていくことになります。

 

私のブログでは人の属性にこだわって書くことをしたくないので、白人(コーカソイド)、黒人(ネグロイド)、アジア人(モンゴロイド)、そしてオーストラロイドという、形態人類学における分類は使わないように心がけているんですが、この記事を書く上ではそれを使わないと書けないので、そうします。

 

映画ではアメリカ先住民の人々が白人(と一緒にいたウォン・フェイフォンたち中国人)を襲いますが、それはやはり強引に土地を開拓していた白人たちに対する攻撃でしょうね。

この、攻撃してくるアメリカ先住民の演出は、やはりステレオタイプで、従来のアメリカの西部劇を参考にしたものかなと思います。

 

しかしあとの物語で、最初に襲撃してきた先住民たちとは別の部族がフェイフォンを助け、仲良くなるという流れになり、バランスを取ろうとしていると感じました。

 

先住民にとっては白人たちが新しく移民してきたニューカマーということで攻撃対象になりますが、映画の中ではすでに白人たちが自分たちの築いた町で先住民たちを差別し、蔑む場面もあります。

そこには、自分たちとは違う人たちへの憎悪や差別があらわになってます。

 

映画の中では、ヴィラン…悪役は白人たちです。

町を権力で支配し、あとから移住してきた中国人たちを迫害しています。

中国人たちはことを荒立てないよう、仕方なく従っています。

しかし、フェイフォンやイー・サンイエと知り合った青年ビリーは差別をしない、正義のある人物に描かれていて、ここでもバランスを取ろうという試みがあると思います。

 

また、町の町長が汚い仕事のために雇う、危険な無法者たちの中にはメキシコ系の人物もいるようです。

 

映画ではフェイフォンが悪役たちと戦うことになってて、まずそれは同胞の中国人たちのためなんだけど、結果として彼は先住民たちの共感も得ることになりますし、白人のビリーとも共闘します。

 

観ながら、人種、民族、移民に関する描写にはいろいろ考えさせられていたんですが、ウォン・フェイフォンは差別や移民排斥に対して異議を唱え、戦う立場でした。

今回の旅で先住民の方々にご厄介になったことからも、フェイフォンはアメリカの実態を知り、正しい行動をしたんだと思う(ご厄介になったこと自体の記憶は本人、消えてるんだけど)。

 

この映画を、中国の人たち、アメリカの人たち、アメリカ先住民の人たち、メキシコ系の人たちがぞれぞれ観たら、どう見えるのかなと思いました。

 

香港映画で中国人が主人公なので、確かに中国人がかっこよすぎるかな…とは思いますが、逆にアメリカ映画だと、ここまで中国人が主役でかっこいい映画もあまりなかったように思います。

確かなのは、人種や民族、国籍に変にこだわらずに映画を観る人は楽しめるってことじゃないかと思います。

 

1作目『天地黎明』、2作目『天地大乱』が、諸外国による中国への侵略・干渉、また中国における外国人排斥をテーマにしていたことも考えると、6作目『天地風雲』は海外に出たウォン・フェイフォンが、そこでの問題を解決しようとした作品であり、新しい視点の作品だと思いました。

 

100分足らずの映画なので、差別や移民の問題の描き方はまだまだ不十分に思いましたが、アクション映画としてここまで考えさせてくれるのは、とてもいいですね。

 

この映画を観て、私が特に考えたことでした。

しかし私の感想だって、間違いがあるかもしれません。

その時にはコメント欄でご指摘いただきたいと思います。

 

 

前述の通り、この6作目では監督がツイ・ハークからサモ・ハンさんに交代してるんですが、正直、私は作品的に変化を感じたりしなかったなあ汗

でも、無理にでも笑いを入れてくるのが、サモ・ハンさんかな。

 

サモ・ハンさんはアクション監督も兼務されたようですが、アクション面では今回も文句なし、最高です。

 

また、ラウ・カーウィン(劉家榮)さんが助監督、及び、セカンドユニットの監督を務められたそうですし、おそらくサモ・ハンさんの手伝いで来られただろう火星さんもエキストラで出演されたようです。

 

この作品、テキサス州にある、ジョン・ウェイン監督・主演の『アラモ』(1960年)のために作られた映画セット「アラモ・ヴィレッジ」でも撮影されたそうです。

なるほど…大掛かりなセットでした。

 

 

で…キャスト的にはこの6作目では、リャン・フー(梁寬) くんが出てこないんですよね…。

私、マックス・モクさん演じるフーくんも好きなので、ちょっと残念。

 

 

その代わり、ホン・ヤンヤンさん演じる七が大活躍。

3作目の悪役だった七ですが、恩は忘れずすっかり改心して、ウォン・フェイフォンの忠実な弟子になってました。

 

この『天地風雲』を観ていて、ホン・ヤンヤンさんのなりきりぶりというか、役作りも感心しましたね。

 

また、アメリカに移住して医院を開業しているソーさんも大きな役です。

ほとんどお笑い要員ですけど。

 

中国移民の一人、ハンさんを演じられてるのはリチャード・ンさん。

 

あと、何といってもジェフ・ウルフさんが演じられたビリー・ザ・キッドさん…この方がホントすごくフレンドリーで気さくなアメリカ人って感じで好感度大でした。

後半のバトルでも活躍する大きな役でしたね。

 

 

今回は前半、フェイフォンとイー・サンイエが別行動ということになり共演シーンは少なくなりますが、すぐにウェスタンコーデに着替えるイー・サンイエ…どこへ行っても現地に溶け込む人。

 

イヤなアメリカ人から嫌がらせされてしまうんですが、4作目、5作目で武術を頑張ったのか、ちょっと強くなってる。

 

 

フェイフォンの記憶を取り戻させようとする流れでは七が大活躍ですが、かなり痛い目に遭います。

 

で、2作目『天地大乱』の時にドニー・イェンさんがやってたのと同じように布を水で湿らせてバシバシやって、「先生、思い出してくだせえビックリマーク」とか言い出すんですけど

アンタはその時まだ出てなかっただろ!!

 

 

ま、あの、先住民の村でフェイフォンを見つけたまでは良かったんですが、完全にイー・サンイエのことまで忘れてて、先住民の女性に好かれたりしていたものなので、ここに至ってまだイー・サンイエの怒りを買ったりもします。

そこはフェイフォン、そこまで落ち度があったわけではないんですが…。

 

しかし、先住民の女性がすごくフェイフォンを好きになっていて…あの…もしかして村にいる間に深い仲になってたとか…と考えちゃいました。

 

 

ウォン・フェイフォン関係で笑ったのは「演説が長すぎてみんなウンザリしている」って笑いですね。

 

 

ラスボス的な立場で最も強敵な人…ジョセフ・セイヤーさんという方が演じられてるんですが、この方も実際、武術の達人なようです。

 

でも、役作りがちょっと不自然汗

私は『プロジェクトA』(1983年)でディック・ウェイさんが演じられた海賊親玉ローを思い出したんですが、そのあたりサモ・ハンさんの好みなのかもしれない。

 

この人はブーツに付いてる歯車はてなマークを武器にする怖い人です。

ヴィランとしては、すごくいい感じですね。

 

このラスボスについては、いわしさんが別館ブログでも書かれてます…ひらめき電球

 

格闘悪役キャラファイルVOL.253

 

 

ウォン・フェイフォンのアクションとしては、最初からありますし、このシリーズではそれが観せ場です。

 

上に書いたことと矛盾してるかもしれませんがあせる私は小柄なジェット・リー様が大きな外国人をバサバサやっつけるのがホント好きなので…あせる

ま~、並みの人相手では無敵ですね。

バトルで危うくなったことってないんじゃないかなあ…。

でもこの6作目はけっこう別の形でやばかったですねあせる

 

とにかくウェイフォンのかっこいい姿が見れれば大満足ビックリマーク

 

ひとつ、ラストについて書いておきたいのは、最後が「チャイナタウンに娼婦の女性が到着した」ってオチなんですよね。

そこ…う~ん…どうかなあ。

余計な笑いを入れてくれたなあ、というのが私の本音です汗

子ども向けの笑いでもないし。

 

いや、実際、そういう人はおられたと思いますよ。

でも、この映画の終わり方には合わないと思うなあ。

 

 

ということで、ツイ・ハーク&ジェット・リーによる『ワンチャイ』ナンバリング作は4、5作目を抜いて、6作目まで観ました。

 

う~ん、これまででは2作目『天地大乱』が一番好きかな。

でも、全部好きですよ。

 

で…正式ナンバリング作以外の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』と題された関連作、及び、実在の偉人である黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)が登場する映画作品はまだまだありますので、追々、それらの作品も観れるかぎりは観ていきたいと思います。

 

すぐまた、ジェット・リー様とツイ・ハーク監督の映画は観ると思いますよ。

 

映画『ワンチャイ』シリーズ…ホントすごくかっこいいし、面白いので、もしもまだ観ておられなかったら是非、観てくださいね。

 

今日も読んでいただき、謝謝ビックリマークでしたキスマーク

拜拜☆⌒(*^-゜)v

 



ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ 天地風雲

黃飛鴻之西域雄獅
Once Upon a Time in China and America

1996年/99分/香港
公開:1997年2月1日

日本公開:1999年2月7日
配給:日本ヘラルド映画
字幕:林完治

監督:サモ・ハン・キンポー
アクション監督:サモ・ハン・キンポー
脚本:シトー・ヒーフォン、蘇文星、クォク・ワイチャン、シー・メイイー、シャロン・ホイ
エグゼクティブプロデューサー:チャールズ・ヒョン
製作:ツイ・ハーク
撮影:ウォルター・グレッグ
美術:マー・クォンウィン
音楽:ローウェル・ロー
編集:マク・チーシン、アンジー・ラム

黄飛鴻 - ジェット・リー
十三姨 - ロザムンド・クァン
鬼脚七 - ション・シンシン
出っ歯のソウ - チャン・クォクボン
Billy the Kid - ジェフ・ウルフ
メキシコの盗賊 - Joseph Sayah
ハンおじさん - リチャード・ウン

演員 角色 粵語配音
李連杰 黃飛鴻(黃師傅) 陳欣    
關之琳 十三姨(少筠) 馮蔚衡    
熊欣欣 鬼腳七 謝君豪    
陳國邦 牙擦蘇 陳欣    
Jeff Wolfe 比利 (N/A)    
吳耀漢 漢叔 (現場收音)    
龍剛 龍叔 盧雄

Cast
Jet Li as Wong Fei-hung
Rosamund Kwan as "13th Aunt" Yee Siu-kwan
Hung Yan-yan as Kwai Geuk-chat ("Clubfoot Seven Chiu-Tsat")
Power Chan as So Sai-man ("Bucktooth" So)
Jeff Wolfe as Billy
Joe Sayah as Mexican bandit
Richard Ng as Uncle Han
Lau Kar-wing as Lion Dance Drummer
T.J. Storm as Rival Tribe Indian Brave
Mars (extra) (uncredited)
Patrick Lung as Uncle Lung
Deborah Kay Hooker "Mum"
Ron Ring
Ryon Marshall
Freddy Joe
Chrysta Bell as Sarah
William Fung as Immigrant worker
Johnny Koo as Immigrant worker
Jerry Wu as Opium Den worker
Alan Chanas
Wong Choh-wa
Fan Chin-hung
Choi Kwok-keung
Jason De Hoyos as Fierce Eagle
Daniel Lujan as Flying Eagle
Roberto Lopez as Mexican (Gang of seven)

 

 

【6月に観た映画】

 

3日 シャオ・メイ ローマ大決戦(2025年)

7日 キム・レウォンの引越し大作戦(2002年)

9日 花影(2008年)

10日 スター・ウォーズ マンダロリアン・アンド・グローグー(2026年)

14日 HEAVEN ヘブン(2001年)

17日 君と僕の5分(2025年)

22日 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ 天地風雲(1997年)