4月3日公開![]()
PILOT 人生のリフライト
韓国映画『PILOT ー人生のリフライトー』公式サイト
3月28日から公開中![]()
邪教団地 嗤う隣人たち
邪教団地 嗤う隣人たち
あなたは何を信じるか
釜山郊外の古い集合住宅に住むジュヒョン
近隣トラブルをきっかけに新興宗教団体に入信した隣人
入信した隣人により次々と洗脳されていく住人たち
邪教の巣窟と化した集合住宅で生贄となる者は?
カルト宗教の狂信性と闇を描く
韓国でスマッシュヒットを記録した、衝撃のサスペンス・スリラー!
アンニョン(^-^)/
いつも読んでいただき、ありがとうございます~![]()
28日、『沈黙の達人』(2018年)の次は韓国映画、『邪教団地 嗤う隣人たち』を見ました…![]()
まず、内容的なことで、映画のタイトルですが、「원정빌라という映画のタイトルを日本語で解説してください」と質問したら、AIさんが ――
原題「원정빌라 (ウォンジョンビラ)」: 「ウォンジョン(원정)」は地名や固有名詞、「ヴィラ(빌라)」は韓国で一般的な中低層の多世帯住宅(マンション)を指します。
…と答えてくれまして、おそらく、これが正しいタイトルの意味だと思います。
この映画についての韓国語の直訳でも、「빌라」は「ビラ」、「ヴィラ」となってるので、そういうことなんでしょう。
一つ、覚えましたね。
日本でのタイトルは『邪教団地』となってますけど…う~ん![]()
これはちょっと内容をあからさまに表し過ぎかなあ![]()
でもこういうタイトルにせざるをえなかったのはよくわかるんです。
「원정(ウォンジョン)」は、日本語で「遠征(えんせい)」を意味する韓国語だそうなので、「遠征団地」ではな~、ちょっとそれでは困ってしまいますからね。
ただ、やっぱりある程度、中身はぼやかしておいてほしかったというのはあります。
英語のタイトル「The Unrighteous」は…「不正な」「不当な」「邪悪な」「不道徳な」という意味を持つ形容詞だそうです。
こっちはこっちで大まかですね。
で…私の感想ですが、若干、辛口…かなあ…厳しめになってしまいますが、でも、いいところもいろいろある映画でした。
釜山 ―― ウォンジョン団地の203号室のチェ・ジュヒョンは、体の調子が良くない母ヨンソン、そして姪イェジと3人で暮らしてます。
ジュヒョンの仕事は銀行の警備員さんですか、でも彼は公認仲介士の資格を取ろうと頑張ってます。
イェジの両親は消えてしまい、頼りはジュヒョンだけです。
また、ジュヒョンは、賭け事にのめり込んで家族を苦しめた父親ヒョンジュンをひどく憎んでおり、多分、母方の姓に改名したようなんですね。
父親はもう菊池寛の「父帰る」じゃないけど、家族と絶縁になってるようですね。
ちなみに銀行で働く女性ハンスルが、それとなくジュヒョンをデートに誘う場面が最初の方でありますが、ジェヒョンがそれに気づいて断るのは、自分がまだ女性とお付き合いできるほどの余裕がない…と考えているからじゃないかと推測しました。
彼は今は母と姪、そして自分の暮らしに集中しているようです。
それで、3人が暮らすウォンジョン団地の周辺は再開発の進むエリアで、もしもウォンジョン団地もその対象となった場合、物件価格が上昇するようなんですよ。
ところが上の階、303号室に暮らすクォン・シネという女性が感じが悪く、自己中心的で、騒音も出すし、チェ・ジュヒョンは日毎、彼女を嫌う気持ちが強くなっていました。
チェ・ジュヒョンは物事を知るしっかりした青年だと思うんですが、彼の職場の近くでもカルトな新興宗教の勧誘が行われていました。
確かに、危ない感じの宗教の勧誘は、怖いもんです。
303号室のおばさん、クォン・シネに対して強い嫌悪感を抱くようになったジュヒョンは、つい、嫌がらせにシネの郵便受けに宗教の勧誘のチラシをそっと入れてしまう ―― という話です。
私の感想ですが ――
内容に触れてますので、知りたくない方はご注意ください。
ある程度、中身を書かないと感想が書けへん![]()
この作品、ホラーじゃないと思うんですが、でも同様のプロットのホラー映画もあると思うし ―― 『ローズマリーの赤ちゃん』(1968年)なんかも近いんじゃないですか ―― 最終的にホラーっぽいことになります。
でも最初、隣人トラブルの怖さで来て、それでも充分、怖いんですよ![]()
ムン・ジョンヒさん演じるクォン・シネという女性が、トラブルになったら怖いことになりそうやあ~って感じの人で、それでもう怖いんですね。
で、いろいろあって一気に求心力のあるカルト宗教が自分の周囲に侵食してるって事態が判明して、「自分以外の人たちが全員おかしくなってる」みたいなことになり、「誰を信じたらいいのか大変」っちゅうことになるんですね。
だから、自分以外の人たちが変な宗教を信じて、指導者の言葉に従い、ワーッとそっちへ行ってしまってて、それを間違ってますといっても聞いてもらえない怖さ、その映画じゃないですか。
映画でもキリスト教系の宗教団体ですが、日本でも政治家たちと深いつながりがあったことで大問題となっている統一教会(=世界平和統一家庭連合)を筆頭に、幾つか危険な団体があるようです。
フレンドリーに話しかけてきたけど、結局はカルトな宗教団体で、ドツボにはまるというケースもあるだろうし、注意が必要です。
映画では主人公チェ・ジュヒョンのつつましい暮らしが一気に危険にさらされる、その恐怖がありますね。
ただ、映画として観てて、そこまでの怖さはなかったんですよ。
底知れぬ不気味さ、徐々に怖さが侵食していく不気味さがちょっと足りない…ように思ってしまった。
普段、親しくして信頼している人が実は…みたいな怖さもあるんですけど、そこまでゾクッとはこなかったかなあ。
ただ、最終的に、いよいよやばくなった時、幼い子どもの命が危険にさらされるんですが、そこは怖かった。
そういうのはホントに怖いですよ~![]()
映画としてはほぼ「反則技」に近いものがあるけど、あれをやられたら私もビビるしかない。
そこ、かなり気分が悪くなりましたね。
教訓としては当たり前のことながら、危険な宗教、それから変な団体には関わらないということですよね。
とは言ってもな~![]()
映画みたいな事態になったらどうしようもないかもしれない。
自分の家族がマインドコントロールされたら、本当に怖いでしょうね。
対応できるかなあ…。
映画は「狂信」の怖さ、そこから目を覚ますことの困難が描かれていました…。
そういう意味で怖い…。
まあでも、カルトでなくっても人間、自分が信じたいものを信じきって、真実を歪めてしまい、そのままってことも多いですけどね。
というところが私の感想なんですが、先に観られたゆうとままさん、マズル刑事さんのたまさんがレビューしてくれてはりますので、是非、こちらを読んでいただきたい![]()
ゆうとままさんのレビュー
マズル刑事さんのレビュー
たまさんのおすすめ韓国映画、「邪教団地」は低予算だけど低予算風に見えすぎた、、、
ゆうとままさん、たまさん
いつもありがとうございます~☆⌒(*^-゜)v
キャストについて触れておくと、主役のチェ・ジュヒョンを演じるのはイ・ヒョヌくんで、『邪教団地』と同じ年、『DOG DAYS 君といつまでも』でも主演の一人でしたね。
『ホームランが聞こえた夏』(2011年)の野球部員から、『シークレット・ミッション』(2013年)では先輩キム・スヒョンくんを慕う北のスパイ…『技術者たち』(2014年)ではチームの凄腕ハッカー、そして『ノーザン・リミット・ライン 南北海戦』(2015年)では海軍
の軍人さんでした。
『邪教団地』でもまだ少年の面影のまま30代になったようなイメージで、困った顔、怪訝そうな顔が印象的。
チェ・ジュヒョンは人あたりがよくご近所の方々にも親切ですが、実の父親を激しく憎む青年で、父親と再会すると激昂する一面も…。
そういうのってホント不幸ですね。
またお父さんを演じるのがイ・ジェグさんで、父と息子の和解の流れもあるのかなあ~なんて思ったんですけどね![]()
で…ネタバレになっちゃいますけど、ジュヒョンが行った薬局の人、チョン・ユジンは実は…
って話なんですが、そこ、私がこの映画の中で特に気に入ったところです。
ま~、実は、危ない宗教のトラブル対策団体の人だったんですけどね、その正体を明かしてからがめっちゃ威張ってる感じを受けるんですよ。
いや、その堂々とした偉そうな態度が何だか気に入って![]()
笑い一歩手前なところもあったんですよね꙳⋆(lllᵔ⩌ᵔlll)౨
で…この人を演じたパン・ミナさんって知らんな~と思ったら、Girl's Dayのミナさんでしたか…![]()
ええ役、演ってはりますな~。
ミナさん、『邪教団地』の演技でもう1作、観たい気分…。
チェ・ジュヒョンの天敵、303号室のおばさん、クォン・シネを演じるのはムン・ジョンヒさんです。
日本版DVDのジャケットでもデカデカと登場して何とな~く中身を表してしまってて困るんですけど、やっぱり優れた女優さんです。
ただね~、ムン・ジョンヒさんには、ホ・ジョン監督作『かくれんぼ』があるんですよね~。
私、この『かくれんぼ』…怖い映画の傑作だと思ってますので…逆にムン・ジョンヒさんのこういう役では、若干、もの足りない。
ま、そこは個人の感覚です。
ムン・ジョンヒさん…イ・ジョンヒョンさんと共演した『リミット』(2022年)という犯罪スリラーもあるそうです。
監督は『ザ・スパイ シークレット・ライズ』(2013年)や『華麗な彼女』(2023年)のイ・スンジュン監督。
あれこれ言いつつ、やっぱりこれも観たいですね。
野沢尚の小説「リミット」を韓国で映画化したサスペンス。連続幼児拉致事件で、娘を拉致された母親の代役を務めることになる女性警官。だが犯人は彼女の息子まで拉致する。
ついでと言ってはなんですが、イ・スンジュン監督の最新作『華麗な彼女』…オム・ジョンファさん主演の犯罪コメディだそうです。
パン・ミナさんもオム・ジョンファさんの娘の役で出られてます。
ドラマ「医師チャ・ジョンスク」など、韓国で活躍する“美魔女”的人気俳優オム・ジョンファが主演。彼女が演じる詐欺などのプロが、最後の大仕事に挑むクライムコメディ。
う~ん、ちょっと最後、混乱しちゃったんですが、どうなったんでしょうかね~![]()
あの~、火にまかれて、一酸化炭素中毒で死んだ人もいます…ってことでいいでしょうか。
クォン・シネの息子ヨンウの安否もはっきりしない![]()
私としては助かっていてほしいんですが…。
キム・ソングク監督は2016年頃から短編映画を監督されてますが、この『邪教団地』が初長編監督作みたいですね。
次作に期待します![]()
と、いうことで「怖い映画」としては若干、もの足りなさも感じましたが、韓国のご近所付き合い、カルト宗教の雰囲気など、いろいろ感じらる、低予算ながら良作でございました。
ま~、日本と一緒ですね。
カルト宗教には気を付けよう![]()
今日も読んでいただき、ありがとうございまた~![]()
アンニョン(^.^/)))

STORY
釜山郊外の集合住宅‟ウォンジョンヴィラ”。203号室に住むジュヒョンは、警備員として働き母と姪を養いながら、その合間を縫って国家試験の勉強をする日々を過ごしていた。住人たちとの交流も良好だったが、303号室に住むシネとの関係は別だった。騒音や駐車場問題など様々な点でトラブルが絶えなかったのだ。シネの不誠実で、理不尽な態度に堪忍袋の緒が切れたジュヒョンは、仕返しにカルトと噂される新興宗教団体のチラシを303号室の郵便番号ポストに入れるのであった。後日、ジュヒョンがシネと出くわすと、シネは人が変わったような対応を見せた。どうやらシネは宗教団体に入信したようで、次々と住民たちを勧誘していくのだが・・・

邪教団地 嗤う隣人たち
原題:원정빌라 ウォンジョンビラ
英語題:The Unrighteous
2024年製作/87分/韓国
韓国封切:2024年12月4日
Producer:ソン・ミンスン
監督・脚本:キム・ソングク [第1作]
助監督:チョン・ジェユン
撮影:チェ・ウォヌク、チョ・ヨンデ
照明:カン・ギョングン
編集:イ・チャンジュン(ZOOM)
音楽:イム・デファン
美術:チェ・イム
武術:ソ・ジョンジュ
[出演]
イ・ヒョヌ → チェ・ジュヒョン 銀行警備員 公認仲介士試験準備中 203号
ムン・ジョンヒ → クォン・シネ 執事 キチョン聖霊教会 303号
パン・ミナ → チョン・ユジン 薬剤師 韓国異端対策協議会 幹事
チョン・ミンソン → チョン・ムンス 牧師 キチョン聖霊教会 教派:開天門総会
ソン・ビョンスク → ヨンソン チェ・ジュヒョンの母
イ・ジェグ → パク・ヒョンジュン チェ・ジュヒョンの父
コ・ジュニ → チェ・イェジ チェ・ジュヒョンの姪
ノ・ジフン → ヒョンソク 住民イ・ムシンの息子
キム・ヒソン → キム・ヨンウ クォン・シネの息子
キム・ジニョク → チョンギ 銀行支店長
ペ・ヨウル → ハンスル 銀行職員
輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。




















