Secretな練習をしていた翔’sの面々
練習が終わり各々のお店の手伝いに向かい
松岡邸に戻ってきたのは
緋~ちゃん、雑貨屋 上ちゃんに
翔父、副社長の5人
翔先生とお兄ちゃんは綾野君のカフェに
バースデーケーキの最終確認
「子どもたちは?」
画伯が別行動だと聞いている翔父
直ぐに子ども達を探す
「肇たちは撞球部屋で
歌の練習をしてる
そろそろ昼食だから
呼んできてくれる?」
蒼ちゃんがくすくす笑いながら
(まさかここまで子煩悩になるとは)
子どもたちの居場所を教える
「ああ、すぐに呼んでくるよ
それから ・・・ 智君は
まだ戻ってこないよね?」
画伯父のことが気になってしょうがない
「う~ん ・・・ まだかな ・・・
歌の練習もあるから
そろそろ戻ってくると思うけど
向こうで昼食を食べてからかも」
Ladybirdにいる智君たち
全員歌の練習がある
(絵と歌で大忙しの彼ら)
「忙しそうだから仕方ないか
俺は子どもたちの所に行きます」
画伯父ちゃんが忙しくなるのは想定済み
その場合、ハルたちの面倒を見ないといけない
やる気満々の翔父
急いで撞球部屋に向かった
「彼は子煩悩だねえ ・・・
画伯殿たちが忙しいと言うことは
彼奴も忙しいって事だ
私は何を手伝えばいいかい?」
「上ちゃんは紅玉にいるチビたちを
こっちに連れて来てくれる?」
「それで良いのかい?」
「ああ、緋~ちゃんと副社長は
昼食の配膳準備を手伝って」
「了解!」
「了解」
「雑貨屋は豆屋たちを呼んできて」
「はい、わかりました」
昼食を作っているのは
蒼ちゃんとマスター
豆屋は翁と無門の3人で歓談中なので
人手が足りない ・・・
「ただいま~」
さとちが大ちゃんと社長と一緒に
松岡邸に戻ってきた
「おかえり
グットタイミング!
大ちゃん、社長、昼食の準備を手伝って!」
「人使いが荒い(笑)」
社長が苦笑いを浮かべながら呟くと
「それが楽しいんだろ?」
「まあ、そうですけど」
楽しそうに頷く
「おいらは?
おいらもてつだうの」
一番動き回ってるさとち
休ませてあげたい親心で
「座って待ってていいんだよ」
蒼ちゃんが言うと
ほっぺを膨らませて
「むぅ~ ・・・ てつだいちゃい!」
仲間外れは嫌だものね
「じゃあ、緋~ちゃんと副社長のお手伝い
頼めるかな?」
「は~い」
一瞬でニコニコ顔になる
「チビちゃんは良く動くねぇ ・・・」
「うん、うごくのだいすきだもん
おにいちゃん おひるいっしょ?」
「翔先生と一緒だから
戻ってくるかな?
ちょっとわからないかも」
「おにいちゃん ・・・
ずっといそがちいの ・・・
は~」
寂しそうにため息をついた
そこに上ちゃんが妖精君たち3人を連れて
戻ってきた
「さとしく~ん」
3人と合流したら
寂しがってはいられない
なんせ4人の中で一番のお兄ちゃん
それに上ちゃんもいる
「みんな~ おてつだいだよ~」
「は~い」
「さとし殿、私も手伝いますよ」
上ちゃんも加わって
一気に賑やかになる
楽しい昼食の後は
フェアリーズと智’sの歌の練習
それから
今宵お泊りになる皆様を
迎える準備に取り掛かります
ますます賑やかになる松岡邸
皆様のお越しをお待ちしております
<続きます>