Ray of hope 90 | 瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

大野君に魅せられ、重症サトシックのおばさんです。
年甲斐もなく智愛叫んでます。
お名前をお借りして腐小説を書いています。
ご理解いただける方のみお入り下さい。

男性の方のご入室はご遠慮下さい。

こんばんは

申し訳ありませんm(__)m

今回のお話を読んで?が付いた方多かったのではありませんか


私88話を読んで ・・・ 冷や汗が出ました

サトシが部屋に来るまで、今日の予定は知らないはず

辻褄が合わない、サトシと話す前から始まってる90話 ・・・ ( ̄_ ̄ i)


その部分を削除してます ・・・


今後そのような事が無いように気を付けます

段々自信がなくなってきた ・・・ 書く前に読み返してるんですが




未熟なお話でお恥ずかしいです

拙いお話ですが、呆れずにお付き合いください

いつもありがとうございます




この更新の後、91話UPし直します

順番が変ってしまうので ・・・

91話は変更有りません






*:..。o○☆゚・:,。*:..。o








夜明け前の暗闇の中

綺麗な調べに乗って透き通る声が聞こえる


誰にも気づかれないように ・・・ サトシ無理だよ

その癒しの声に気付かない者はいない


精霊も妖精も、多分エルフも ・・・ じっと貴方の歌を聞いてるんだ

サトシの癒しの歌を



ここに来て毎日、朝日が昇る直前迄 ・・・

全ての生きる者の為に1曲 ・・・ そして ・・・ あの人の為に1曲 ・・・

心を込めて謳う



想いを光と風に乗せて




窓の傍に腰掛けて、二人で聞くのが最近の日課



「届いてるかな?」

俺の顔をみて呟く雅紀



「届いてるといいな ・・・ 届いてるよ ・・・ きっと」

届いていて欲しいって思う ・・・サトシを忘れた彼に



「あれ、あそこにいるのは ・・・ ジュンさん ・・」

って、吃驚した顔で指さす雅紀



「ジュンさんが来てるって事?」

思わず身を乗り出して見てしまう



「相当 ・・・ 迷ってるんだね」



「ジュンさんの悩みはサトシにしか解らない

 だから何とかしてあげたいって思ってる

 だけど、ジュンさんが自分で解決しなきゃ暗闇から抜けられないのに」



サトシが潜り抜けた暗闇は ・・・ ジュンさんの比ではない



「仕方ないよ、恵まれた環境に居たんだ

 ある日、その存在が偽物だって言われたら戸惑うよ」


雅紀が、少し悲しそうな顔をした

ホントにお人好しなんだから ・・・ 自分の事のように感じる雅紀



サトシがジュンさんを見つけて、屋敷の方に歩いて行った





暫くするとサトシが部屋に入って来た




サトシの頼みは、アスベルさんと二人で話したいから

ジュンさんの相手をして欲しいって事だった




食堂に行くと、サトシのお父さんとジュンさんが先に来て席についていた




食事を始めても ・・・ 気まずい ・・・



「ねぇ ・・・ 何話せば良いの?」

って小さい声で雅紀が尋ねる


頭を振って雅紀を見つめると



「何遠慮してるの?食事は楽しく食べよう」

ってサトシが話し始める



「そうだ、ジュン今日この二人をお城に案内してくれない?」



「お城を案内ですか?兄上は一緒ではないのですか?」

って、不服そうな顔で尋ねる



「ちょっと休みたいなぁって、こっちは1日が長いでしょ

 午前中ゆっくりさせてもらおうって思って」

そう言って、大きな欠伸をした



「ジュン、雅紀君を案内してあげてくれないか

 カズ君は私に付き合って貰えるかな?」


突然の申し出に、全員が吃驚して

サトシのお父さんの顔を見つめる



「父さん、カズに何か ・・・」

って、サトシが戸惑った顔をする



「何もないよ ・・・ 彼と話がしたいだけだよ

 サトシの事一番知ってるのも彼だから

 父さんの知らないサトシの事教えてもらおうって思ってね」

って、茶目っ気たっぷりに笑う



「カズ ・・・ 変な事話すなよ」

って小さい声で釘を刺すサトシ



この親子 ・・・ ホントに ・・・ サトシと同じ瞳で言われれば断れない




横に座る雅紀を見ると、表情がどんどん硬くなって

瞳が泳ぎ始める

テーブルの下の手に触れると、汗ばんで緊張してる



「ジュン 雅紀の事頼むね、俺の大切な家族だから

 ちょっと人見知りだけど、話せば大好きになる

 雅紀、 ジュンは優しい俺の弟だから、緊張しなくて大丈夫だよ」

そう言って、雅紀の顔を優しく見つめる



「うん、ジュンさん よろしくお願いします」

って、引きつった顔で笑った



ジュンさんも二人から頼まれたから、渋々と承諾して


「午前中だけで良いんですね」

って、二人に確認している





傍に居て上げれれなくてごめん ・・・ でも、雅紀なら大丈夫だよ

人を傷つけるようなこと、絶対言わないお人よしだから

俺だったら、すぐ喧嘩になりそうだ




サトシが止めなかったのも、雅紀を信頼してるから





それより、俺は何を聞かれるんだろう ・・・







<続きます>