二人の世界 短編 (山) | 瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

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大野君に魅せられ、重症サトシックのおばさんです。
年甲斐もなく智愛叫んでます。
お名前をお借りして腐小説を書いています。
ご理解いただける方のみお入り下さい。

男性の方のご入室はご遠慮下さい。

ごめんなさい

削除してない文章が残っていたので消しました(汗)

内容は同じです 

 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

 

 

 

 

こんなに忙しいとは …
一週間以上ハワイにいるんだから、二人で行きたい所を調べてたのに
仕事が詰まって、ゆっくりするヒマもない



二人の甘い夜なんて夢のまた夢
家族も来てるんだから当然と言えば当然だけど…



初日のアナタの挨拶
あんなに泣くから、そばに駆け寄って抱き締めたい
衝動を必死で堪えて、その綺麗な涙に俺まで泣いた



こんなに素直で綺麗な人と歩いてこれた俺
出会えたことが奇跡
その想いを伝えたい、心と体で伝えたいと思ってたのに …
二人きりの時間は遥かに遠い




手を伸ばせば触れる所にいても触れない
フラストレーションは溜まるばかり
日増しに、顔は不機嫌モード


なぜなら、こんな長い間夜の営みをしないなんて…
離れてるなら我慢も出来るよ …
もう智君の事を考えただけで … なんだ

そんな俺を見詰めるアナタ


「翔君、ちょっと来て」
そう言って、俺の腕を掴んで人目のつかない所へ


「どうしたの?」
って聞くと



シィ~って人差し指を唇に当てて
それから俺の唇にそっとkissしてくれた


「これで我慢して」ってウィンクして
何事もなかったように、もといた場所に戻って行った



「N o ~ ~ ! !」

嬉しいよ、凄く嬉しい … アナタからのkiss
恥ずかしがりやなアナタが、回りに人がいる場所で


そっと触れたアナタの柔らかい唇
それだけで、体か熱くなって


これって 俺にとって拷問だよ!!


どうしょう、明らかに …
落ち着け、他の事考えて … 熱を逃がさないと
これは、新手の修業?

 

 

 

 



遠くから

「翔さんどこです」ってニノの声



「トイレじゃない」ってアナタの声


何ですと!! トイレに連れてってくれた方が …
俺としてはありがたかったのに



怪しまれないように、走って

「トイレ探したけど無かった」
って言うと
 

 


「俺聞いてきてあげる」ってニノがスタッフの所に



「翔君、本当にトイレ行きたかったんだ?」
ってアナタが言うから



ええっ、アナタがあんなことするからでしょうが

「トイレ見つかったら、一緒に行ってくれるんでしょ」
って、聞くと



「へっ、何で?オイラ行きたくないけど」
って、なに食わぬ顔で答える
 



俺はアナタの耳元で

「ちょっと触れられただけで、爆発寸前なんですけど責任とってね」
って囁くと




「ふふふっ、あんなつまらない顔してた翔君へのお仕置きだから
そのままでいなさい」

って言って、ニヤリと笑った

 


やっぱりか!やっぱり確信犯だったんだ
アナタ、俺にはドSだもんね
でも負けない
 



アナタの手を掴んで、俺の大事な場所を触らせて

「こんなんです … 撮影に影響するでしょ」
って言ったら、耳まで真っ赤になって



「オマエこんな所で … 今夜待ってから …
我慢しろや … オイラだって … 限界なんだよ」

って、俯いて小さく呟いた

 


その照れた顔が艶かしくて、この場で果てそう
その顔、反則だよ … マジでヤバイ
 

 



そこにニノが戻って来て

 



「場所わかったから、一緒行きますよ」
って言って、俺の手を引く

手を引かれたままついて行くと、なぜかアナタ迄ついて来る



「大野さんも行きたいの?」
ってニノが聞くと



「うん … ニノを守る為」
って訳わかんない事言ってる



「えっ … 俺を守る?」


不思議そうにアナタの顔をみて、それからニヤッと笑ったニノが



「翔さん、あそこです。お先にどうぞ」
って言って笑いを堪えてる


あのさぁ、本当に抜くわけないでしょうが
呆れた顔で二人を見詰める
 


「 あはは 」
って二人が笑って
 


「ごめん、悪ふざけでした 」って言いながら


また笑ってる、その顔見てたら俺まで笑えて


三人で大笑いした

 



「ほら、オイラの大好きなその笑顔だよ
もう、つまんない顔しない」

ってアナタが言う



「お預け食ってる翔さんも気の毒ですがね」
ってニノが同情してくれた



甘い夜の約束は取り付けた
頑張って仕事しょ


その後、やたら俺に触れる智君
触れた場所から熱が伝わって目眩がしそう


わざとだよね
だって、その眼が楽しんでる
小悪魔みたいな妖艶な瞳が


そんなアナタに首ったけ





<おしまい>







☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆

こんばんわ♪
昨日の翔太郎編の最終話に沢山のコメント、メッセ
ありがとうございます(〃∇〃)



こうして書けているのは、読んで下さる皆さんの
おかげと感謝してます
ありがとうございます


でわでわ♪