短編 貴方との世界(O) | 瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

大野君に魅せられ、重症サトシックのおばさんです。
年甲斐もなく智愛叫んでます。
お名前をお借りして腐小説を書いています。
ご理解いただける方のみお入り下さい。

男性の方のご入室はご遠慮下さい。

腐要素を含む内容になってます
ご理解頂ける方のみお読み下さい



朝、まだ寝ぼけた状態で
隣にいるカズの温もりを感じたくて
手を伸ばす…???
あれ いない!!
思わず起き上がり、
そして気づく
「 今日は早朝ロケだ!! 」
あんだけ出かける前に起こせって
言ったのに…
カズはいつも一人で出かける
俺の時は、どんだけ早くても
起きて見送ってくれる

カズと暮らし始めて
俺は寂しさを覚えた
ふとした時、カズの顔が浮かぶ
あの、どっか寂しげな憂いを帯びた瞳
少し茶色がかった瞳が揺れて
照れたように笑う

俺はそんな儚げに笑うカズが
愛しくて 抱きしめたくなるんだ


キッチンに行くと
テーブルには卵スープとサラダ
コーヒー 食パンとメモ

「 おはよう コーヒーと卵スープ は温めて
パンは焼いて食べて下さいね
でわ行ってきます!」

メモを見て カズの温かさを感じ
嬉しいのに涙が零れた

カズは俺の知らない俺を教えてくれる
カズのおかげ

硝子のように繊細なカズ
俺にだけ見せる笑顔
心から幸せだって


だから、ずっと傍にいる
カズを守るよ
それが俺の幸せ
二人で歩く幸せ