ひぐらしは
7月ついたち
から鳴いて
めくる暦を
富美月にする
今年は、ひぐらしは分かりやすく1日にいきなり鳴いた。
あの声は、笙とかパイプオルガンみたいに、なんか夏の明るさを中和するもの悲しさを感じるんだ。
虫の声
窓辺に伝う
ビブラート
言葉にしかね
7月10日
(昼間、ボクは涼しい家の中に入れてもらう。
飼い主が行った方向を、ずっと見つめるボク。
ボクは、今ごろ換毛期の盛り。)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240710/20/8350017/31/1a/j/o0752082515461623759.jpg?caw=800)
毎日断捨離に邁進する飼い主は、汗だくだ。
「自分の汗が落ちるさま。
本当にポトンと音がするんだなあ。
汗は、ポトンと言いながら落ちるわけではない。
汗が滴り落ちた物に当たって初めて、ポトンという音を生むんだ。」
変なときに当たり前のことをしみじみ味わう飼い主だ。
一粒の
汗の擬音語
服に落ち
驚いて見る
透き通るさま
(家中毛だらけになるので、夕方にはまた外に出された。
飼い主は、3回目の掃除機かけで、汗まみれ。
知らんがな。
柴犬を飼うとは、こういうことよ。)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240710/20/8350017/80/d8/j/o1080102215461623762.jpg?caw=800)