【その1】

夏の全国高校野球大会が開かれている。

飼い主も時々テレビをつけるのだが、いつどの試合を観ても、感心することがある。




「このように正面から打者を映すとき、バックネット裏に座る子どもたちも映し出される。

少年野球の子どもたちのようだが、まあお行儀のいいこと。

テレビに映るからふざけたりしないように、言われているのだろう。

本当に動かずに座っていて、偉いねえ。

お疲れ様。」





【その2】

庭にある植物を適当に切ってきて、ただ一輪挿しに入れるだけ。

ちょっとしたインテリアに。




「クローゼットには服があふれているのに、着る服がないというのが、断捨離記事によく書かれている。

庭には植物があふれているのに、切って飾るものがないということはない。

持ち物は豊か。

自然も豊か。

天秤の両皿に、その2つをそれぞれ乗せたら、どちらに傾くと思うか?」


 



【その3】

ある日の夕食の一皿。

水餃子に、ナスの素揚げとトマトを添える。

ポン酢をかけるだけのシンプルなもの。




「人間のすごいところは、様々な調味料を作り出したことだと思う。

ポン酢はどういう発想から生まれたのかな、なんて考えながら食べる。

今、色々な料理のレシピを見る機会がたくさんあって、例えばナスの○○ダレとか○○風とか。

でもその味付けには、既存の調味料を合わせるだけでしょう。

全く新しい調味料って、生まれてないよね。」





【その4】

公園にある大きな木。




「最近、突然樹木が倒れるというニュースをよく耳にする。

昨日まで何ともないように見えた木が、根こそぎ倒れてしまう。

木は、縦に立っていたら問題にならないけど、横に倒れたら【事故】になる。

人間の体と同じだなあ。

見た目は大丈夫でも、中では何かが進行していて。

人にも木にも、この世のものには同じ時間が流れていて、時が経つと…ということがあるんだなあ、と思わされる。」