先月、遅い梅雨入りのあと迎えた7月。

上旬は、とにかくいきなり暑かった。

ボクは、日中から家の中に入れてもらっていた。







散歩道では、色々な紫陽花を見るのが楽しみだ。
小さい花々が集まったものは、ちょっと珍しい。








御殿場高原 時の栖(すみか)。

雨模様の平日は、人影はほとんどない。


飼い主は、たま~に、ここのパン屋さんを訪れる。
ホワイト食パンという、元祖生食パンと言っていいお気に入りのパンがあるのだが、これはたま~にしか焼かないから、めったに買えない。
この日も、空振りだった。

ホテルが併設されている。
「そういえば,久しくホテルに泊まっていない。」






なぜボクはリードを付けられたままなのか?

実は、換毛期で抜け毛がすごいボクを飼い主がブラッシングしたとき、たまたまボクは虫の居所が悪くて、飼い主の手をガブッ❕とやってしまったんだ。
ひどく噛んだわけじゃないけど、手の甲から血が出て、飼い主にこっぴどく怒られて。






「ありがたきは、夫のメンテナンス能力。」
飼い主の実家に仮住まいするにあたり、まる1年人が住まなかった家は、使わないものにあちこち不具合が生じていた。
ボイラーのコンセント修理は、電気工事士の資格がないとできない。
夫のおかげで、飼い主は業者を頼むことなく、新しい部品代398円だけで復旧できた。
めったに夫に感謝しない飼い主が、素直に喜ぶ夫の利点だ。

※今も普通の会社員の夫が、電気工事士の資格をとったのは、息子が幼い頃。
夫の工事スタイルのまねをして、腰にタオルを巻いて鉛筆や鋏などを差し、「デンコージ」と言っていた息子は、電気とは無縁に育ち、だが家中で一番電気代を食う生活をしている。
ちなみに飼い主は、いつでも放電するナマズだ。
(飼い主は、ナマズだ、と言っている。)





こういうの、さりげなく入れないでくださいよ。






何も手入れをしなくても、今年も咲いた庭の花。






引っ越し前の暑い日。
涼しい部屋でお昼寝。
「もう取り壊す家だから、伊太郎がいくら汚してもいいわ。」ぼけー






飼い主は、引っ越しの過労で夏バテしてしまった。
ボクは、夏やせしたわけじゃない。
かつてない量の換毛期、ラクダのベストみたいにくっついていた背中の毛が、シャンプーで落ちたんだ。






引っ越し後、初めての留守番。
心細くて、飼い主が帰ったとたん、嬉しさを爆発させて飛び付いた。
そして安心してお昼寝したんだ。





連日の猛暑で、29日には御殿場でも35度❗
飼い主は、2つのネッククーラーを交互に凍らせて、ボクの首輪のようにずっと付けていた。

「引っ越しが終わったら、この夏はお出かけは諦めて、実家でノビていよう。」
全くその通りになった飼い主だ。
ただし、
「避暑地にいるつもりでね~。」
という目算ははずれ。
「軽井沢にいるように暮らしたかったのに❗」




あまりの暑さで散歩にも行けないので、家の中を半分開放してくれた。
珍しい場所を探検して、ちょっとだけ気分転換。









飼い主が使っていたwifi ポータブルテレビを荷物から出し、繋いだところ。
これは軽くて便利だ。






解体が始まったボクんち。
今さらながら、だだっ広い。
しかし何もないとサッパリするな。
よくここまでカラにしたものだ。







「今月の1枚」

換毛期、ぽさぽさしてみすぼらしかった.







「飼い主、今月の一首」

半世紀
たてば実家の
夏休み
子供になれず
焦がされる夏