飼い主は、今日は静岡へ。



ここは東名高速の由比のあたり。

駿河湾が見えるところだ。

いつもは電車で行く静岡だが、今日はわざわざ車にしたのは、2つの目的地のうち最初のところは、車でなければ不便なところにあるからだ。





AKAISHI という靴のメーカー。
山が近い住宅地のはずれといった場所にあり、静岡インターからは15分くらい。
奥が工場で、手前の白い建物が、直営店。
直営店は、この本社の他には新宿の京王百貨店にしかない。


AKAISHI の靴は、足腰にトラブルを抱える人には救いの神だと、飼い主は思っている。
長年、モートン病といって足指に痛みが出ることや、靴によっては足裏に痛み、そして近年は歩行中の膝の痛みに悩まされてきた。


フットケアサロンで扱っていたここの靴を勧められ、試しにスニーカーを1足購入したのが3年前。
一番たくさん歩くスニーカーで試すのがいいと思った。


AKAISHI のスニーカーに変えてから、モートン病は治った。
どんなに歩いても足は痛くならず、京都などに観光に行く時も、別に買ったお出かけ用のスニーカーで。
すでに何足も所有している。


今日は、【初代スニーカー】を持ち込み、修理を依頼。
片足だけ壊れたファスナーは、1500円で修理してくれるという。
ついでにくたびれた紐の交換を頼んで預ける。
せっかく来たからと、足サイズの測定をしてから、この秋発売したスリッポンを3種類ばかり、試着してみようと思ったら。
飼い主のサイズは、全て完売❕


店内は、混んではいないが次々に飼い主のような高齢女性が訪れ、常に3.4組いて、店員さんは対応に忙しい。


スリッポンは諦めて帰ろうとした飼い主だが、ふと【膝楽シリーズ】が目にとまり。
「AKAISHI のは、スニーカーはともかく、それ以外はデザインがお婆さんぽいのが難点」としていた飼い主だが、紐式の新作を履いてみたら。


「超楽〰️‼️」


というわけで、即お買い上げ。


駐車場に戻ると、奥様を待っていると思われる高齢の男性ばかりが運転席にいる車が並んでいる。





からからに乾いた安倍川を渡り、市街地に向かう。
次の目的地は、松坂屋静岡店。 


今日は、ショッピングではない。
どうしても見逃したくない❗と思って訪れたのは、これだ。




生け花展。


「静岡県華道連盟主催の【静岡県華道展】だから、作品のレベルの高さは期待できる。
実際、素晴らしいものだった。
まず、意匠、デザイン。
花材選びと組み合わせ。
自然素材と人工素材のバランス。
大きくて凝った花器。
空間の際立たせ方‥‥」


飼い主は、各作品の裏側まで、見える範囲は全部観察して、また全体を目に焼き付ける。
「世の中には、こんなに美的センスのある人がいるんだなあ。」
と、感嘆の声をひっそりとあげ、静岡まで来た甲斐があったと思った。


「センスというのは、一朝一夕に身に付くものではない。
こうして、素晴らしいものを一つずつ鑑賞していくうちに、知らず知らず感性がみがかれていくのだろうか。
まだまだ、だ。」


予定をこなした後は、【お出かけの時の定番】、美味しいパンを買う。
今日は、松坂屋北館の地下で。





帰りの東名高速。
富士山が見えてきた。



上り線にあるSAの富士川楽座に寄るつもりだったのをやめ。




富士インターで下りて、富士市の山道にある、古民家カフェで一休み。
カフェド凛 は、たまにしか寄らないが、いつきても素敵なしつらえだ。




「美味しいコーヒーで締め括る、良い一日。」




※先日の、ボクです。