昨年の9月末にお母さんが病院で誤嚥性肺炎で看取りと言われて、何も治療してもらえないことを告げられたので懇願して家に連れて帰ることが出来た。
ケアマネさんに話をすると、在宅訪問診療の病院に連絡してくれて契約することができた。
契約時に痰を吸引する機械も持ってきてくれて、看護婦さんからやり方を説明をしてもらった。
酸素治療器は、自宅にお母さんを連れて帰るときに借りたものがあるのでそれを使用したが、在宅訪問の病院での貸し出しもしてくれたようだった。

次の日の朝に家の前に車が来て、スタッフの方が3人出てきた。
家でレントゲン、心電図、採血をテキパキとあっと言う間に行っていった。
自宅で検査が出来るとは思っていなかったので、びっくりした。

その後、水分の点滴が2つと、解熱剤の点滴、抗生剤の点滴を持ってきた車が現れて、これまたテキパキと点滴をして行った。
病院では抗生剤の点滴も、解熱剤の点滴もしてくれなかったので、少しでもよくしようとしてくれて、安心した。

解熱剤のお陰で熱が微熱程度まで下がり、日中は少しだけ楽そうにみえた。

夜9時になり、医者が看護婦さんと訪問してくれた。
母に話しかけて、体の反応を確認していった。
痛みを感じるには乳首をつねるのだと説明をして、看護婦さんが母の乳首を片方ずつつねった。
左に反応がなく、右の乳首をつねると、痛いと反応をした。
母が痛みの反応があることと、声が出たことに少し安心した。

お母さんがいる部屋から別部屋に移動し、これからの治療について、どうしたいか希望を聞かれる。
朝の結果を教えてもらえなかったが、まず数日は解熱剤と水分の点滴で様子を見ることになった。

二十四時間連絡可能な電話番号も教えてもらい、何かあったら連絡するように言われて、在宅で看病することに対する安心感を頂いた。

お母さんを連れて帰りたい、お母さんと少しでも長い時間一緒にいたいという想いだったが、正直どうなってしまうか心配だった。
ケアマネさんが訪問診療してくれる病院を探してくれて、契約出来て、家で看病することが出来て本当にありがたかった。