亀戸天神に梅見に行ってみた! | 行ってみよう! やってみよう!

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興味が湧いたら、行ってみよう、やってみよう。
その記録。

こんにちは。大変ご無沙汰しております。

じろです。生きています。

 

タイトルはむしろ、

「1年ぶりにブログを書いてみた!」 じゃないの?

と自分ツッコミをしたくなりましたが、

まあ、その話はおいといて。

 

梅まつり中の亀戸天神に行ってきました。

梅まつりは2/9~3/10、もうすぐ終わりですが

梅はまだ咲いていますし、境内は24時間入れます。

公式ホームページもありますので、

興味を持たれた方はぜひ見てみてください。

 

さて、亀戸ってどこ?

え、下町? それ、亀有じゃなくて?

という方もいらっしゃるかと思いますが

亀戸は江東区、亀有は葛飾区です。

(あ、ちなみに「かめいど」と読みます。)

 

などと分かった風に書いていますが、

数分前まで亀戸天神は墨田区だと思っていたおいらです。

^^;

 

いや、だってスカイツリー近いし。

↑この 「いかだ」 みたいなのは藤棚です。

とにかく面積がすごかった。。。

 

実は、亀戸天神は藤の名所なのだそうです。

藤が見頃になる季節に、また行こうと思います。

 

藤棚の向こうに、赤い太鼓橋が見えます。

太鼓橋って、あまり身近にないのでちょっとわくわくします。

でも、実際に渡ったことがある方は分かると思いますが

結構怖いんだよね、あれ。上り下りが...。

 

というわけで、どきどきしながら近づいてみると...

 

階段やん!!(笑)

 

で、安心して上った橋のてっぺんで撮ったのが

一番最初の画像です。↑↑

 

 

池には亀戸天神だけに(?)亀さんが。

これぞまさしく 「甲羅干し」。

 

これが本殿です。

紅白の梅が、あ・うんの狛犬代わりのように思えます。

いやあ、粋だねえ。

ここは 「天神」 ですので、祭られているのは

天神様=菅原道真公です。

 

菅原道真と言えば、おいら的には 「飛び梅伝説」。

 

陰謀で無実の罪を着せられ、

京都から太宰府(福岡)に左遷される事になった道真が、

京都の自宅の庭にあった梅の木に向かって

「春になったら美しい花を咲かせておくれ。

自分がいなくなっても、春を忘れてはいけないよ」

というような意味の歌をうたって京都を去って行った後、

その梅が道真を慕って、太宰府まで飛んで追いかけて行った、

という伝説です。

 

非科学的ではありますが、

んなこたあ、どうでもいい。

 

おいら、この話がすごく好きなんです。

でもって、「そういう事があってもいいじゃないか」 と、思うのです。

 

そして、道真といえば「学問の神様」。

若い頃から勉強が大変得意な方だったそうです。

幼少期に漢詩を作ったとか、

五歳で上記の歌を詠んだという逸話が残っています。

 

あ、「菅公」 というのは 「菅原道真公」 という意味です。

「あこ」 というのは、恐らくこの場合は 「You 」 の意味かと。

古文苦手なもんで、自信なさげ ^^;

(ちなみに「顔にも付けたクソある」ではなく「つけたくぞある」です)

 

「梅」 と 「学問の神様」 を象徴する一枚。

みんな受かるといいね。

 

 

さて、道真といえばもうおひと方、

忘れてはならないのがこちらの方です。

どうぞ!!

 

 

牛さんです。

立札には「御神牛」と書かれていました。

しばらく見ていたのですが、

みなさん、お賽銭を入れて撫でまくっていましたよ。 ^^

 

そして、みなさん判で押したように同じ所ばかり撫でており、

そして、そこばかりがピッカピカにテカっていました。

恐るべし、人間の 「なで力」。

 

で、なぜ牛さんなのかと言いますと

道真には牛にまつわるエピソードが多くて

(ざっくり紹介ですが)以下のような話が残っているそうです。

 

・生まれが丑年

・元服の夜、白牛が死んでしまう夢を見たため、

 自分で牛の絵をかいてお酒を供えて牛を祀った

・きのこ狩りに出かけたとき、どこからか子牛が現れて、

 なついたのでうちに連れて帰って可愛がった

・左遷されて太宰府へ向かう途中、刺客に襲われるも

 飛び出してきた白牛が刺客を突き、難を逃れた

・道真の亡骸を乗せた牛車をひいていた牛が、

 途中の、とある地点から梃子でも動かなくなったため、

 「これは道真公が、ここを自分の墓所にしてくれ」

 といっているに違いないということで、そこを墓所と定めた

 

「神様、道真」 にゆかりのある動物だということで

牛さんも神聖視されるようになったのだとか。

 

さて、境内には石碑がたくさんありまして

(公式ホムペ曰く 「100近く」あるとのこと)

中でもこれは 「なんだこれは!?(←岡本太郎風に)」

と思ったのがこの石碑。

このとんがり具合。

気になる~~~。

一体何が書いてあるのか? なんの碑なのか?

磯田先生とかなら読めるんだろうなあ...

(↑磯田道史:売れっ子歴史学者)

 

境内の中にはお食事処もありまして、

「梅とろろ」 なるものが名物なようです。

で、この看板。

「うめとろろ 粘りねばって 合格よ!」

なるほど、「とろろ」 と 「学問の神様」 をかけてるわけね。

(あと、牛も友情出演w)

 

と、ちょっと感心してたら

こんな看板も。

テカって見づらくなっちゃいましたが、

いえ、キャッチコピーはどうでもいいのです。

 

なにこの子wwwwwwwww

磯部磯兵衛に出てきそうwwwwwwwww

 

いや、母上の画風といい、狙ってるんじゃないかコレ。

 

...と、漫画つながりで思い出したんですが、

こんな梅の木がありましたよ。

通じる人にしか通じないけど。

紅天女は梅の木の精。

初代紅天女は月影千草。

 

美内先生、どうかおいらが生きてるうちに完結させてくれ!!

頼む!!

 

以上、亀戸天神からじろがお伝えしました。