我が子は歩き始めが早い方でした。


一般的には「成長が早いね」と喜ばれることかもしれません。


でも私は、

「早く歩ける=良いこと」とは思っていませんでした。


ハイハイで育つ肩甲帯の支持や、

交互性の経験の大切さを知っていたからです。


だから、上肢を使う遊びを意識して取り入れていました。


子育て支援センターの広場に通い、

家に階段がなかったので、百貨店の人の少ない階段でハイハイさせたこともあります。


できることは、していたつもりです。


それでも、今振り返ると

「量」は十分だっただろうか、と考えることがあります。


7〜8ヶ月は冬。

家は狭いマンション。


本人は慎重で、怖いと感じることはやらないタイプ。

言葉が早く、じっと集中して遊ぶのが好きな子でした。


本当は体操やサッカーも経験させてみたかった。


でもコロナ禍で募集自体が少なく、

そして何より本人が「やらない」と言った。


無理に押し出すことはしませんでした。


登る、ぶら下がる、跳ぶ。


もっと経験させられたかもしれない。


でも同時に思うのです。


あのときの私は、

その環境の中で、その子の気質を尊重しながら選択していた。


発達は一本道ではありません。


早く歩いたことも、

慎重だったことも、

その子の経路。


そして身体は、あとから整えることもできる。


過去を責めるためではなく、

今を整えるための振り返り。


今日はそんな記録です。





Q&A



Q:歩き始めが早いと、ハイハイ不足が心配です。


A:ハイハイは大切な経験のひとつですが、それだけが発達のすべてではありません。後の遊びの中で「手をつく」「這う」「支える」動きを意識することで、身体は十分に積み重ねていけます。大事なのは、その子の今の状態を見ながら整えていくことだと思います。


同じように「これでよかったのかな」と思い返す夜がある方へ。

きっと、そのときもあなたは精一杯だったはずです。