お昼ご飯を食べています。

サラリーマン。
子連れの主婦。
自分の乳がんの話を友達にしている、女性。


ああ、みんな一生懸命生きているんだ。

わたしは、どうだ。


明日死んだらどうだ。


なんにも出来てないよ。

子供にもまだ。会ってない。


ガンにもなってない。



仕事もあいかわらず。



もっと、一生懸命生きていかないと。
おじいさんおばあさんが好きだ。

自分がおじいさんおばあさん子だから、当然なのだが、よそのおじいさんおばあさんも好きだ。

世の中には元気なおじいさんおばあさんがたくさんいる。


電車で席を変わろうと席をたっても、頑なに大丈夫だというかたもいる。


すぐ降りますからというが、私の方が早く降りたりするので、恥ずかしい思いを何度もしたことがある。


おじいさんおばあさんの見極めはすごく難しい。白髪なら完全にそれなのだが、スーツなどをパリッときた白髪だと、席を譲る方がプライドを傷つけやしないか、と臆病になる。


あと、よぼよぼのおじいさんおばあさんが電車に乗っていたりすると、悲しくて涙がでることがある。

ああ、あんなによぼよぼなのに、渋谷駅のあの混雑したところを若者の波をかき分けてあるいていかなくてはいけないのか、
さらにいうと、段差が彼らの足を取り転びやしないだろうか、だれか、着いてあるいてくれないか。おじいさんおばあさんが転ぶ前に。


と、すごい想像をするのだけど、
わたしはなんにも勇気もでないので、そんなおじいさんおばあさんについて歩いたことはない。


実家のおばあさんが近くにいたら、毎日ついて歩きたい。

足が全然あがってないんだもん。


そんなことを思う、渋谷駅のホーム。
わたしはとんかつが好きだ。
とんかつというか、豚肉の油とソースが好きだ。


こだわりはあまりないんですが、

揚げたてであれば、結構なんでもいい。


今日もお昼に渋谷のとんかつ屋さんにはいった。迷わず、ロースを注文する。

少し経って家族が入ってきた。

お姉ちゃん(推定40歳)
お姉ちゃんの彼氏(推定45歳)
妹(推定28歳)
その子供(推定4歳)
弟(推定15歳)


最初、お姉ちゃんの彼氏が声が大きくて顔も強かったから、嫌なお客さんだなぁ、と感じていたんですが、


みんな、おしゃべりが止まらない家族みたいで賑やかなテーブルでした。


ご飯がきたとたん、強面お姉ちゃんの彼氏が『みろ、ご飯がひかってるぞ、うまい!』

と、声をあげていました。


ご飯の前ではみな、平等。
そして、家族でたべるご飯は最高。

とんかつがそんなことを教えてくれます。

ご飯の時もスマホを見ている時代。


やはり、スマホは少し置いて、家族とご飯に敬意を表さなければ、いけないのです。


今日もご馳走様でした。