おじいさんおばあさんが好きだ。

自分がおじいさんおばあさん子だから、当然なのだが、よそのおじいさんおばあさんも好きだ。

世の中には元気なおじいさんおばあさんがたくさんいる。


電車で席を変わろうと席をたっても、頑なに大丈夫だというかたもいる。


すぐ降りますからというが、私の方が早く降りたりするので、恥ずかしい思いを何度もしたことがある。


おじいさんおばあさんの見極めはすごく難しい。白髪なら完全にそれなのだが、スーツなどをパリッときた白髪だと、席を譲る方がプライドを傷つけやしないか、と臆病になる。


あと、よぼよぼのおじいさんおばあさんが電車に乗っていたりすると、悲しくて涙がでることがある。

ああ、あんなによぼよぼなのに、渋谷駅のあの混雑したところを若者の波をかき分けてあるいていかなくてはいけないのか、
さらにいうと、段差が彼らの足を取り転びやしないだろうか、だれか、着いてあるいてくれないか。おじいさんおばあさんが転ぶ前に。


と、すごい想像をするのだけど、
わたしはなんにも勇気もでないので、そんなおじいさんおばあさんについて歩いたことはない。


実家のおばあさんが近くにいたら、毎日ついて歩きたい。

足が全然あがってないんだもん。


そんなことを思う、渋谷駅のホーム。