(2015年4月24日)
 シャンティ・フーラの時事ブログに2015/04/21 8:15 PM「農薬大国・日本の現実 ネオニコチノイド系農薬で、発達障害が急増する!? 西尾正道氏、黒田洋一郎氏インタビュー」と題して[IWJ]のインタビュー並びに記事が取り上げられていた。
 日本の農業の化学肥料の使用については『仮想現実-10』でも触れたが、占領軍の指令の下に始まり、三大栄養素“窒素・リン酸・カリ”を偏重し、土壌及び作物から微量要素・超微量要素の欠乏を招いた。これだけでなく、日本の農業は、農薬を使い始めて、連作障害など様々な問題を抱え、それから夥しい量を使うようになって、新たな問題を引き起こしている。
 ネオニコチノイド系農薬で真っ先に思い浮かぶのは、全世界で、ミツバチが忽然と大量にいなくなった事件だ。「2007年春までに北半球の4分の1が消えた」とされている。(ローワン・ジェイコブスン 『なぜハチは大量死したのか』 文芸春秋 2009年)原因は暫くの間分からなかったが、この殺虫剤にほぼ決まった。だが、これと共にもう一つ恐ろしい問題がある。
「OECDの調査によれば、単位面積あたりの農薬使用量は、米国やオーストラリアをおさえ、日本と韓国がダントツのトップなのである。
 そして、この農薬使用量の多さと相関していると考えられるグラフがある。それが、発達障害の有病率を表したグラフだ。こちらも、日本と韓国がダントツのトップ。驚くべきことに、農薬の使用量と、発達障害の発生率は、関係している可能性が極めて高いのである」(IWJ・平山茂樹)
 この殺虫剤が、人の発達障害を引き起こしているのだ。
 私の住むワンルームマンションの隣室と上室に、同じ障害を持った人がいる。隣室の男性は、9年ほど前に20歳前後の頃隣にやってきた。凄まじい音声チックの持ち主で、猛獣の咆哮と言った絶叫が、毎日何回も聞かれ、正直、狂っていると思ったほどだった。私は恐ろしくて、大家さんにも言ったことがあるが、「大丈夫です」の一言があるばかり。そう言われても納得できずに、インターネットで調べ廻り、隣にもびくびくしながら気を配った。
 隣からの物音は通常とは違っていた。帰宅して部屋に上がると、まず踏み鳴らす足音が、子供が駄々を捏ねて足を踏み鳴らすような足音が、聞こえる。何か当て擦りでもするように、わざと足音を高くしているようにも聞こえる。
  この症状の記述は見たことがないが、精神科医がわざわざ患者の自宅まで観察に行くこともないからだろう。
 物音に突発的な音が多く、理解しがたい得体の知れない音もある。
 チックはストレスに脆弱な子供のなる病気だが、それが1年以上続くとトゥーレット障害となる。隣の男性には音声チックの罵倒語があり、くしゃみまで罵倒語のように強く大きく出し、波動も低い。罵倒語が、ストレスに対する耐性を高めることは、よく知られている。男性も子供ながらに、それを学んだものだろう。
 2年ほど前、上室に男子大学生が入った。この足音が、隣室の男性と瓜二つ。音声チックは咳払いのような音を出す。たまに窓を開けて大声で叫んだりする。物音は喧噪であり、通常ではないとすぐ分かる。
 もう一つの瓜二つの2人の行動が、部屋を出るときの鍵の確認。男子大学生はまだ1度で済んでいるが、隣の男性は2、3度繰り返すようになっている。これは強迫性障害。
 4室と接する部屋の2室に精神障害者が住んでいるのだから、発生率が増えていると言われれば、まさにそうだと思うのも無理はないだろう。そして、それが農薬のせいだとは・・・。人もミツバチのように、忽然と消える運命なのだろうか。