(2016年8月31日)

  一般に善行を重ねれば「徳を積む」と言うし、悪行を重ねれば「カルマ(業)を積む」と言う。広義のカルマは善悪いずれの場合にも使うが、ここでは上述のように狭義の、悪をなした場合のみに使うことにする。
 積んだカルマはたとえ死んでも失われず、輪廻転生の際、ジーヴァ(魂)に伝わってゆく。だからカルマは積み重なるばかりだが、唯一凄惨な死をもって最低限度清算されることがある。
 このことは竹下雅敏氏『教育プログラム(6):カルマ』に詳しい。
 この中で、カルマの測り方についても説明されている。

「2.『カルマ』の検知の方法と直観(本能)による感知について (00:04:05)
 カルマは『徳目』と同じく四身体に対応しており、検知の際には6種類の波動を調べる。正確な検知には、チャクラの感覚を磨くことが不可欠である。しかしその方法を知らなくても、人間は誰しも直観によって感知する力を持っており、大事なことはその直観を信じることである」

 つまり、カルマは6種類の波動で調べる。
 人はカルマの重い人を見ると、明確な理由もないのに“重い”と感じる感覚が備わっている。“重い”人とつき合うと巻き込まれるから、注意が必要であると言うことである。
 それでは、今まで愛と野心を見てきた人物や関連する人物のカルマを見てゆく。

雄略天皇476年
 カルマーー3ーー3ーー3ーー3ーー3ーー3(動物レベル)
武烈天皇506年
 カルマーー4ーー4ーー4ーー4ーー4ーー4(動物レベル)
物部守屋587年
 カルマー4ー4ー4ー4ー4ー4(人間レベル)
蘇我馬子626年
 カルマーー1ーー1ーー1ーー1ーー1ーー1(人間レベル)
厩戸皇子622年4月8日
 無意識レベルのカルマー4(神的レベル)
天智天皇672年
 カルマー6ー6ー6ー6ー6ー6(動物レベル)
中臣鎌足669年
 無意識レベルのカルマー9(植物レベル)
藤原不比等720年
 無意識レベルのカルマー6(第3エレメンタルレベル)
皇極・斉明天皇661年
 カルマー5ー5ー5ー5ー5ー5(動物レベル)
天武天皇686年
 無意識レベルのカルマー3(植物レベル)
持統天皇703年
 無意識レベルのカルマー-1(鉱物レベル)

田中義一1929年

 無意識レベルのカルマーー3(動物レベル)
濱口雄幸1931年
 カルマー3ー3ー3ー3ー3ー3(人間レベル)
近衛文麿1944年
 無意識レベルのカルマー-2(鉱物レベル)
東條英機1944年
 カルマー1ー1ー1ー1ー1ー1(人間レベル)
吉田茂1954年
 カルマー2ー2ー2ー2ー2ー2(人間レベル)
鳩山一郎1956年
 カルマー3ー3ー3ー3ー3ー3(人間レベル)
岸信介1960年
 カルマー3ー3ー3ー3ー3ー3(動物レベル) 
池田勇人1964年
 カルマー2ー2ー2ー2ー2ー2(人間レベル)
佐藤栄作1972年
 カルマー1ー1ー1ー1ー1ー1(人間レベル)
田中角栄1974年
 カルマー4ー4ー4ー4ー4ー4(人間レベル)
正力松太郎1969年

 無意識レベルのカルマー0(動物レベル)
笹川良一1995年

 無意識レベルのカルマー4(動物レベル)
児玉誉士夫1984年

 無意識レベルのカルマー3(動物レベル)
福田赳夫1978年
 カルマー0ー0ー0ー0ー0ー0(人間レベル)
大平正芳1980年
 カルマー3ー3ー3ー3ー3ー3(人間レベル)

 人間レベルの3以上が軽いとされ、それに満たなければ重いとされる。動物レベルになると人を巻き込む重力が強くなり、下方になると自分自身をも変形させてしまう。
 現代の1例を示そう。

永田寿康2009年
 カルマーー3ーー3ーー3ーー3ーー3ーー3(動物レベル)

「2006年(平成18年)2月16日の衆議院予算委員会で民主党の永田寿康議員が、『(ライブドア事件に絡み)証券取引法違反で起訴されたライブドア元社長の堀江貴文被告が、2005年8月26日付の社内電子メールで、自らの衆院選出馬に関して、武部勤自民党幹事長の次男に対し、選挙コンサルタント費用として3000万円の振込みを指示した』などと指摘」(Wikipedia『堀江メール問題』より)

「証拠とされたメールが捏造であったことから永田は議員辞職し民主党執行部は総退陣に追い込まれた」(同上)

「議員辞職に追い込まれた永田は民主党の党籍も解除となり、国政復帰を模索するも困難な状況となった。また、夫人からの離婚調停や略式起訴など数多くのトラブルに巻き込まれ精神が破綻。精神科病院に入院したものの、2009年に自殺した」(同上)

 カルマの重い人の分かりやすい事件と終末である。
 カルマの重い人は、自身が不幸になるばかりではなく、人を巻き込んで不幸にする。自身の不幸の中でも精神の破綻は、カルマの重いことを特徴づける一事だろう。精神障害並びに病気はカルマに対応して現れると思われるからだ。
 シャンティ・フーラの時事ブログに以下の記事が載った。

2016/02/12 9:30 PM
『[Sputnik]米空軍少将 ブリーフィング中に意識を失う(動画) 〜精神が破綻した状態とは、このような状況〜』
「悪しき連中は、銀河の中央太陽からの高いエネルギーに耐えられず、いずれ精神が破綻するということが言われていました。またそれだけでなく彼らの悪事に対するカルマと言う形でも精神が破綻することをお伝えしました。動画を見るとわかりますが、まさにそのことが起こっています。精神が破綻した状態とは、このような状況を言います。今後ますます、多くの権力者がこのような状況に追い込まれて行きます。(竹下雅敏)」

2016/08/23 7:43 PM
『シンガポール首相が演説中に失神 〜今後、こういったケースが急増する〜』
「これまで度々、“悪から手を引かなければ、いずれ精神が破綻するだろう”と言って来ましたが、まさにその瞬間が画像として残っているわけです。病状は急激に悪化するので、替え玉を使わない限り、後が大変だろうと思います。今後、こういったケースが急増するだろうと見ています。権力側について国民を弾圧することに加担するような愚かな者たちは、刑務所に行くか、廃人になるかという運命だと考えれば良いでしょう。(竹下雅敏)」

2016/08/27 12:52 PM
『演説中、突然フリーズしたヒラリーの背後に黒人男性が現れ「しゃべり続けなさい」と囁く 抗てんかん薬の投与機を握っている画像も』
「米空軍少将やシンガポール首相が演説中に失神していましたが、この動画では、ヒラリーの形相が突然変わり、固まっています。そこへ、シークレートサービス風の黒人男性がすかさず現れ、『大丈夫。あなたは対応できる。しゃべり続けなさい。』とささやく声がマイクに拾われています。正気を取り戻したヒラリーは『しゃべり続けなさい』とおうむ返しして、スピーチを続けています。
 実はシークレートサービス風の黒人男性は、医師で、手には抗てんかん(不安)薬の『ジアゼパム』の投与機を握っている画像がツイートされています。
 健康や人格に深刻な問題があるヒラリーが、核兵器のスイッチを託される大統領になるようなことがあれば、非常に危険だと思います。(編集長)」

 どれも精神破綻がキーワードになっている。米空軍ジェームズ・マーティン少将、シンガポール首相リー・シェンロン、米民主党大統領候補ヒラリー・クリントン、誰もがカルマを積み重ね、限界まで来たものと思われる。
 カルマによって齎される心身の疾患は、どの段階とは決まってはいないようだ。言えることは、人間レベルの4以上なければ、つまり重ければ、どの段階でも発露すると言うことである。ただ、精神破綻ばかりは、動物レベルー4となるようだ。
 永田寿康は実父の精神病院へ入院したのであり、そもそも精神障害の診断は、問診と視診だけで片がつくので、避難場所や強制収容には都合が良いが、本当に破綻していたかとなると極めて曖昧である。もちろん、精神障害があってもおかしくない数値であるし、カルマ以外の要因も考えられ、実際破綻していたのかも知れない。
 しかし、神話と伝説でしか知らない神の裁きを、実際にこうしてニュースとして視聴しているのだから、現在が紛れもなく神話と伝説の時代に匹敵する時代なのだと言うことができる。それも虚構や脚色のない神話と伝説、つまり“現実”である。
 この“現実”を縄文人はよく理解していたからこそ、1万年以上も平和に暮らすことができた。取りも直さず、縄文人は愛に満ちた野心がない人々だった。そこへ開発された技術が野心と共に持ち込まれ、相争う時代へとなってゆく。考えてみれば、縄文時代は地上の天国や極楽、ユートピアだった。