(2018年9月6日)

 そう言えば、竹中平蔵がNHK民営化と言う、今考えれば至極全うに聞こえることを言っていたのを思い出した。

「2005年10月、第3次小泉改造内閣においては総務大臣兼郵政民営化担当大臣に就任。NHKの完全民営化にも乗り出したが、首相の小泉純一郎が民営化に否定的な見解を示した為、頓挫する」
(Wikipedia『竹中平蔵』より)

 NHK民営化は、竹中平蔵にすれば唯一無二の正論だったかも知れない。それを否定したのが、郵政民営化を果たした小泉純一郎。もちろん民営化が目的ではなく、郵便貯金や簡易保険料を米国に献上することが狙いだった。安倍晋三のアベノミクスが国民年金を株式市場に投げ捨て、ディープステートに貢ぐのも同じ穴の狢(むじな)。この狢のことを通常売国奴と呼ぶ。

小泉純一郎・無意識レベルのカルマ
 1942年01月08日(0歳)ー1(人間レベル)
 1958年02月15日(16歳)ー0
 1973年03月15日(31歳)ー-1
 1977年03月15日(35歳)ー-3
 1983年03月15日(41歳)ー-4
 1992年03月15日(50歳)ー8(動物レベル)
 1992年05月11日(50歳)ー7
 2007年04月12日(65歳)ー6
 2015年03月15日(73歳)ー5
 2018年03月15日(76歳)ー4

 小泉純一郎と言う男、カルマを積む9回のうちに7回が15日、6回が3月である。ただ11日で5月だったのが新橋芸者小はんが死んだ1992年のことと、12日で4月だったのが郵政民営化が実現する2007年のことだった。
 国民は、多用されるワンフレーズに、熱に浮かされたように熱狂し、まんまと煽動された。

「小泉は2007年9月12日に首相辞任を表明し、・・・2008年9月25日に地元支持者の会合において、次回の衆議院議員選挙に立候補しない意向を明らかにした」
(Wikipedia『小泉純一郎』より摘要)

 国民の財布を米国に渡す手筈が整った途端に、小泉は全くあたふたと、逃げるように現場から姿を眩(くら)ます。
 2009年9月に民主党、社会民主党、国民新党の3党による連立政権が誕生すると、郵政民営化の見直しが行われ、特に国民新党の亀井静香郵政・金融担当大臣は積極的に働きかけ、国民の財布は何とか手元に残る格好となる。
 亀井静香は、

魂畜生(こんちくしょう)-226』2018/08/06 22:49

 226段に小渕首相暗殺の立役者の1人として登場するが、今回は悪事を防ぐ正義の味方としてである。小泉だって、

「東日本大震災を経た2011年夏頃までには『脱原発』を主張するようになって」
(Wikipedia『小泉純一郎』より)

 その後2回ほどカルマを積んではいるものの、今は正義の味方に身を置いて働いている。
 誠に残念なことに、正義は知ってはいるが、肝に銘じて守ることはしないで、悪事を働いてしまう人が結構多いようである。これなど知識が何の役にも立っておらず、宝の持ち腐れで、無知蒙昧と何ら変わるところはない。知識の獲得は、無知蒙昧からの脱却を図ったものではないのか。
 正義、正義と何万回唱えたところで、守らなければ何の役にも立たないが、正義と言うと抽象度が高くて、何を守ったら良いのか分かりづらい面がある。もっと具体的に言えば、禁戒・勧戒(ヤマ・ニヤマ)を守ることである。

「 禁戒(ヤマ:Yama)
1.非暴力 他を傷つけぬこと、無駄な殺生をせぬこと
2.正直 偽らぬこと、嘘をつかぬこと
3.不盗 盗まぬこと、他人のものを欲しがらないこと
4.禁欲 不摂生をせぬこと、自然の理にかなった生活をすること
5.不貪 どん欲をおこさぬこと、必要以上のものを所有しないこと
勧戒(ニヤマ:Niyama)
1.清浄 心身の清浄を保つこと
2.知足 満足を知ること
3.苦行 あらゆる環境で心を乱さぬこと
4.読誦 心を高めてくれる書物を読むこと
5.最高神への信仰 真理の導きに従うこと」
(シャンティ・フーラ>情報コーナー>禁戒・勧戒より)

 禁戒・勧戒(ヤマ・ニヤマ)を守ることで正義を貫く。

 自由民主党の総裁選挙に名乗りを上げた石破茂氏のスローガン「正直、公正」は、嘘つきで依怙贔屓な安倍晋三に対して見事な反語を表しているが、暗に安倍は反正義であることを認める自民党の反発議員から個人攻撃と非難されている。
 今や悪人が手に取るように分かる時代になって、こう言う笑い話に事欠かない。
 安倍晋三について、

『板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」』

 から2題引用する。

「『小沢一郎代表が安倍晋三首相打倒に立ち上がり、本気になって逆襲モードに入った』という情報が永田町界隈を掛けめぐっている。このため安倍晋三首相はパニックに陥った。それでなくても、持病の悪化で精神状態が不安定なところに、キッシンジャー博士の命令を受けたトランプ大統領から『汚物処理』を直接告げられて恐怖の余り、軍門に下り、『自民党総裁選挙で3選後、1か月余りの短期で退陣する』と約束したという」2018年8月29日

「安倍晋三首相の『現憲法無視』の言動が続いている。1つは、自衛隊高級幹部会同(9月3日午前)で、持論である『憲法9条への自衛隊明記』発言したこと。これは『憲法改正発議』がいかにも内閣の権限行使に聞える『憲法尊重擁護の義務』違反=違憲発言である。明らかに『第96条』に反する。2つには、マスメディア(新聞・テレビ)へ候補者を公平に扱うように指示したこと。これは、『第21条』(表現の自由)に反する。3つには、総裁選挙で安倍晋三首相に投票する旨の『誓約書』を書いて提出させたことである。これは、『第15条』(投票の秘密)に反する。自分の気に入らない条項を平気で勝手に無視したり、違反したりすることは、由々しきことである。こんな人物をいつまでも首相の座に居座らせておくことはもはやできない」2018年9月5日

 安倍は自民党総裁で2012年唯一の例として再任し、2018年に満了となる連続2期を2017年に連続3期へと延長し、2018年9月に3選を目指す。喜ばしいのは、その3選後1ヶ月余りで退陣すると言うことである。史上最悪の首相の退陣は、早ければ早いほど良く、誰がなっても今よりは増しである。
 安倍が「現憲法無視」するのは、元々反正義なのだから、当然のことと言える。
 「昭和の妖怪」岸信介は、1960年の安保改定のとき、反対運動に対処するのに“ヤクザ”を利用した。

「最終計画によると1万8千人の博徒、1万人のテキヤ、1万人の旧軍人と右翼宗教団体会員の動員が必要であった。彼らは政府提供のヘリコプター、軽飛行機、トラック、車両、食料、司令部や救急隊の支援を受け、さらに約8億円の『活動資金』が支給されていた」
(Wikipedia『岸信介』より)

 シャンティ・フーラの時事ブログ2018/06/10 10:00 PM
『[大スクープ]選挙妨害をさせたあべぴょんの実家と後援会事務所に、実行犯から報復の火炎瓶を投げ込まれる事件 ~当時の筆頭秘書・竹田力氏の署名・捺印がされた証拠文書見つかる~』
「2000年、山口県下関市のあべぴょんの実家と後援会事務所に、火炎瓶が投げ込まれるという衝撃的な事件がありました。犯人は、土地ブローカー・小山佐市氏と、工藤会組員ら5名だったようです。事件は、安倍事務所から依頼を受けて対立候補に対する選挙妨害を実行。しかし、約束した報酬額の500万円ではなく、300万円しか安倍事務所が支払わなかったため、事務所に火炎瓶を投げこんだということです。(竹下雅敏)」

 血は争えないもので、「魔物」安倍晋三も“ヤクザ”を使う。だが、小物感は拭えず、約束も果たさない。魔物は、妖怪にもなれないただの悪霊である。

 シャンティ・フーラの時事ブログ2018/09/05 9:50 PM
『CIA衛星とスーパーコンピューターは押収され、トランプの新宇宙隊によって所有された / 止める事が不可能な通貨危機は、2018年12月以前に起こる』
「これで、現行の金融システムがシャットダウンしても、速やかに新金融システムが再起動される可能性が高くなりました。準備ができていない人には大混乱でしょうが、世界情勢の流れを理解している者には、待ちに待った瞬間がようやく訪れようとしているわけです。(竹下雅敏)」

 これも喜ばしいニュースである。年末に向けて楽しみが増えた。