夫の退院後その日に看護師さんは来てくれ、次の日も様子を見に来てくれました。

胃ろうも順調でトラブルもなく、野菜ジュースなど水分は良くとってましたし、チーズやアイスなども食べていました。

そのあと看護師さんはまた一日開けて来てくれたのですが、次からは火、金曜日に針刺しに来るので、週2回の訪問という事になりました。

入浴はいつも看護師さんの来る日の朝、針を抜いたあとにしていました。

お風呂に入ったあと体重を測ると、40kg前後だったのがまた減ってしまい、とうとう39kgになってしまいました。夫の身長158cmしかないのですが、それでも痩せすぎて肋骨は浮き出ていました。

夫も39kgというのにはショックを受けていました。

あれだけ元気だったのに、階段の昇り降りだけで息切れがしていました。

寝室は3階だけど、テレビもあるしそこに居ればと言っても夫は俺の居場所は下やと言って聞きません。

寝る時いちいち階段を昇り降りしなければ行けないし、トイレは尿器で済ますことができるのにと思ったのですが、ダメでした。

確かに夫は2階のリビングでいつも一日過し、その為服や愛読書以外の夫の物は、リビングに夫専用の本棚を置きそこヘキチンと並べて置いていました。

データをとると言い切り揃えた競馬新聞、筆箱、老眼鏡からダンベルやちょっとした工具まで、すぐ手にとれる所に置いてました。

テレビやDVDを見たり、競馬の研究をしたり、ゲームや運動すべてこの部屋でしていたので、夫が歩けるうちは寝る時だけ、寝室という事になりました。

寝る時には娘と二人で夫を支え、点滴薬と廃液の袋も一緒に持って上がりました。

あとの荷物だけでも、点滴棒や尿器、点滴をロックする為の救急箱、お茶やタオルなどいろいろありました。

夫はそんな事より、栄養失調の怖さを知っているので、歩けなくなる事を心配し看護師さんにもう少し点滴のカロリーを上げて欲しいと頼んでいました。

看護師さんは私にそっと、カロリーを上げるとがんの餌になるから進行が早まりますよと言ってくれました。

私もいろいろ調べてその事は知っていましたし、夫にも言っていたのですが、夫は何とか歩きたくて体力をつけようとしていたので、改めて言う事は出来ませんでした。



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