第44話より。
啓太郎は、オルフェノクだと分かったうえで、結花を後ろから抱きしめた。
迷惑をかけると結花が拒絶するが、啓太郎は迷惑をかけてと答えた。
その頃、結花が警察の人間にひどいことをされたと思われ、木場は人間を助けるのが嫌になったと言い出した。
乾は、その背景を知らないため心変わりした木場の様子に驚く。
乾は、自分がオルフェノクであることを否定して生きてきたし、木場はオルフェノクであることを受け入れて生きてきた。
その誤差が、噛み合わない原因であるのかもしれない。
啓太郎と結花は、ようやく周りがうらやむほどの恋人モードになったかのように見えた。
だが、結花は警察の実験に協力するために戻りたいと木場たちに告げる。
もちろん周りは反対する。
木場や結花から孤立気味の海堂。
自分が助けた鈴木少年が、施設でいじめられているのを再び見かける。
施設から逃げ出す少年に手をさしのべたのは、海堂だった。
だが、この少年九死に一生を得ただけではなく、何か潜んでいるようだが?
乾は、結花の代わりに警察に乗り込み、南からオルフェノクと人間の共存のためにもう一度話し合いたいと話を持ちかけられる。
素直な乾は、木場と結花にその話を持ちかけるのだが、尾行されていたことには気付かなかったようだ。
三人は警察に囲まれてしまう。
木場は乾が裏切ったのだと思ったようだが。
木場と結花はとりあえず、ホースオルフェノクとクレインオルフェノクになり、警察と戦う。
乾はファイズに変身して戦う。
スマートブレインから貸し出されたオルフェノクは、待ってましたとばかりに警察連中をやっつけ、裏切り者のオルフェノクに集中して戦うつもりらしい。
(コウモリのオルフェノクらしいが、ガンマンみたい。)
元々弱っていたと思われるクレインオルフェノクは、大きな傷を負ってしまう。
ファイズとホースオルフェノクが逃げるようにうながす。
だが、ラッキークローバーの冴子が待ち構えていた。
結花は、オルフェノクになる力も失い冴子のロブスターオルフェノクがとどめをうったようだ。
結花は残った力でデートの約束をした(結花はちゅうちょしていたが、真理がオッケーのメールを出した)啓太郎にデートに行けない事と別れのメールを売っていたが…。
あたりに羽根が飛び散り…それは死を意味していた。