第39話より。
ファイズになっていた木場は、変身解除するほど北崎のドラゴンオルフェノクに痛め付けられていた。
だが、当の本人である北崎は、空飛ぶペーパープレーンに興味を示して戦いを途中でやめてしまう。
一方、社長のローズオルフェノクにやられていた乾だったが、木場や草加も駆けつけ、ファイズやカイザに変身し、二人でキックをお見舞いするところだったが、逃げられてしまった。
真理は、乾に駆け寄る。
だが、乾は離れていく。
力尽きた乾を見つけたのは、木場だった。
その頃、多発する火災事故やガス爆発の容疑者を追っていた添野刑事達だったが、暗礁に乗り上げていた。
これはどうやら、スマートブレインという組織が深く関与している事案かもしれないと、推理をする。
デルタのベルトに重荷を感じていた三原。
足が動かないと暴れだし、周りを巻き込む。
助けてくれた木場に、自分が人を襲うかも知れないと弱音を吐いていた。
草加は、澤田に話があると会う約束をする。
だが、憎しみが勝る草加は、流星塾の同窓会の真実を知るより、戦いを進めようとする。
そこに現れたのは、電話を立ち聞きしていた真理だった。
流星塾の同窓会の日、みんな死んでいたのだ。
同窓生の中に、すでにオルフェノクに覚醒していたやつがいて、全てが罠だったのだ。
そこにやってきたのが、乾だった。
ウルフオルフェノクになって、そのオルフェノクをやっつけたが、真理はその姿に怯えていた。
その後やってきたのが、北崎のドラゴンオルフェノクで、乾のウルフオルフェノクを突き飛ばし、気を失わせたのだ。
その後、彼らはおそらくスマートブレインの特別な病院で生き返ったということなのだろう。
真理は、乾が襲ったのではなかったことが、ただただうれしかった。
木場のところにいる乾に、真理は守ろうとしたのだと誤解を解いてあげる。
だが、すっかり自信を失っていた乾は、自分が人の心をいつか失うのではないかと恐れていた。
真実を知った草加は、直接北崎に戦いを挑もうとする。
だが、気分屋な彼は、オクラのオルフェノクをまず戦わすのであった。
仕方なく戦う北崎のドラゴンオルフェノクは力を抜いているとはいえ、強かった。
そこに再び駆け寄る仲間。
木場から乾に返ったはずのファイズのベルトだったが、拒否され真理が無理やり変身する。
だが、以前と同様エラーが出て変身できない。
分かっちゃいるけど、何度もやる。
三原が変身拒否しているデルタのベルトは、いつもそばで傍観していた里奈が、変身する。
だが、不馴れなためすぐ変身解除。
三原も乾も近くにいる。
乾はようやく見るに見かねて、ファイズに変身する。
真理は、新たなアイテムを乾に渡す。
555と打ち込むと、スマートブレインの衛星が受信して、新たな赤い姿のファイズに変わった!
クッキーコーナー!