第38話より。
木場のファイズが割って入り、草加のカイザのとどめの攻撃をわずかだがそれた。
だが、ウルフオルフェノクである乾のダメージは蓄積されていたようだ。
気を失い、抱えてくれたのはラッキークローバーの冴子だった。
だが、乾は気がつくと冴子のことを拒否するのだった。
複数の放火犯の容疑者らしき男は、スマートブレインに所属するものだった。
それを添野刑事に教えたのは、真理がバイトする美容院で一緒に働く娘だった。
転職をと眺めていた会社案内に、写真が載っていたのだ。
添野刑事は、部下と共にその男に会いにスマートブレインに乗り込んだ。
だが、社長はだいぶ前に首にしたと嘘をついて、資料なら提供する用意があるとその場をしのいだ。
だが、実際はその男を始末するように冴子に指示するなど、目障りになったのは確かだった。
その男、デルタのベルトやファイズのベルトを奪おうと動きまわっていた。
デルタのベルトを持っていた三原は、その男のフジツボのオルフェノクと戦うが、うまく行かない。
変身は解除され命が狙われる。
そこに現れたのは、フラフラな乾だった。
デルタに変身すると、追い払ってしまう。
始末するまで体力は持たず。
その頃、木場は真理と気分転換かデートか?
富士急ハイランドで遊んでいた。
だが、ファイズのベルトを持ち歩いていた為、再びあの男に狙われる。
ファイズを使いなれた木場は、そのオルフェノクをやっつけてしまう。
冴子から聞いて、目障りなオルフェノクを倒しにやってきたのに、目の前でやっつけたのを面白くなく感じた北崎。
ついにオルフェノクの姿で、木場のファイズと戦い始める。
真理は、そのオルフェノクに見覚えがあった。
そうだ。
流星塾の同窓会、そのオルフェノクが彼女達を襲っていたのだ。
そこに駆けつけたのがウルフオルフェノクの乾だったのだ!
一方、三原らの前で倒れていた乾だったが、再びその場から立ち去ろうとしていると、社長自らが乾を始末にやってきた。
彼もまた珍しくバラのオルフェノクになって、戦いを挑んできた。
北崎のオルフェノクも社長のオルフェノクも、けた違いに強かった。
木場のファイズも、乾のウルフオルフェノクも苦戦を強いられた。