新DVDライフ~555編⑲~ | ネムリ・モヤのブログ

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アートと旅と食を愛す孤高の仮面ライダー好き女

第19話より。


《当時、乾巧役の半田健人さんをキムタクっぽいとか(実際、役名もたっくんだったし)、木場勇治役の故・泉政行さんをキンキの光一くんっぽい、とジャニーズ事務所所属の彼らに例えていたのが懐かしい(汗)。》


555とホースオルフェノクの戦いは、勝負がつかず。


啓太郎は、恵子を見失い途方にくれていた。


自分が、彼女のためにちゃんとつくせなかった悔しさにあふれていた。


その恵子は、きのこのオルフェノクから逃れ、偶然にも結花に声を掛けられていた。


やがてクリーニング屋の配達で訪れた真理が結花の住んでいるマンションで恵子を発見し、一安心となる。


少女はなぜ似顔絵描きをして、お金を貯めているのか?


家族はどうしているのか?


本人の口からなかなか出てこなかったが、スケッチブックに書かれた倉田恵子という名前に、真理は思い出す。


以前、美容室のバイトの先輩の家に行った時にそこの父親が刑事(演じたのは故・石田太郎さん)で、その名前の少女が行方不明になっていると電話で話していたのだ。


母親は、レストランのガス爆発事故で記憶を失くして入院しているという。


彼女はその日、母親の誕生日でおこづかいを貯めて買ったハンドバックをプレゼントしようとしていたのだ。


だが、事故で自分は九死に一生を得たが、母親は自分の事を何も覚えていない。


記憶喪失で少女に冷たくなった母親は、自分の事を嫌いになったのだと思い込んでいたのだ。


母親との思い出は、真っ白な洗濯物を干すこと。


だから、他人の家の洗濯物を汚すイタズラを繰り返していたのだ。


再びお金を貯めて、それでも母に同じものをプレゼントしようとするけなげさ。


だが、記憶が戻らない母親は困った様子。


見ず知らずの少女に、カバンをもらっても困る感じ。


啓太郎は考えた。


自分でも出来ることはあるはずだ。


啓太郎は、病室から見える場所に恵子と一緒に真っ白な洗濯物を干し始めた。


ふと窓の外を見た母親は、ようやく思い出した。


とても大切な記憶を。


あわてて病室を飛び出す母親。


こうして、母親と娘は再び深く結ばれたのであった。


555と戦い、ついに力尽きたクロコダイルオルフェノクことジェイが愛した子犬チャコ。


チャコは、恵子に拾われ家族となったようです。