ストレンジャー②-7 | ネムリ・モヤのブログ

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アートと旅と食を愛す孤高の仮面ライダー好き女

ケンタウロス爺さんは、人面に何を見たのか?


アントライオンは知りたかった。


だが、それと遭遇するためには5日間を要した。


ストーンヘンジは、上空から見ると目のような形をしている。


人面の目からの光を浴びる場所だったのだ。


ケンタウロス爺さんは、アントライオンにそれをやめさせようとしていた。


だが、言葉が通じないゆえ、ケンタウロス爺さんに銃でケガをさせてしまう。


あまりのことに、カグヤヒメもママン(カグヤヒメが拾ってきた仮のお母さん)もアントライオンに抗議する。


だが、ステージから降りることはできなかった。


アントライオンは理解できたか?


情報量が多いためか難しいようだ。


だが、はっきりしたことはアントライオンも涙があふれたということだ。


火星人たちのために大切な何かであるのは、確かだ。



秋田書店「プレイコミック」1977年頃・初出。


(講談社「石ノ森章太郎デジタル大全」より「ストレンジャー(2)」から)