第20話より。
ガイをやった後、今度は龍騎に挑んできた王蛇。
「人の命を奪って、何も感じないのか!」
その声を聞いて、王蛇は龍騎の正体が(店にいたバカ)と気付く。
←王蛇のセリフより引用。またバカ呼ばわりされる城戸真司であった(汗)。
ガイのミラーモンスターは生きていて、飼い主(?)を失ってショックなペットのようである。
彼らがミラーワールドにいられる時間は決まっていて、そろそろだなというころに、身体から粒子が溶けていく感じとなる。
外に出ると厄介なのが、王蛇の正体である浅倉威である。
脱獄犯ゆえに、警察にうっとうしいほど追われる。
捕まらなければなおのことだ。
そこに覆面車両を奪ったナイトこと秋山蓮が、浅倉に手をさしのべるのである。
ナイトの正体は知らなかった浅倉だが、見せつけたカードデッキの模様で気付いたようだ。
警察から逃れる唯一の方法だったため、ライダー同士とはいえあやかることにする。
警察が呼び掛ける浅倉の名前に、ライアこと占い師の手塚は、聞き覚えある名前だと思った。
浅倉たちの乗った車は、パトカーに追われていたが、発煙筒を蓮が外に投げて、煙に巻いた。
なぜ蓮は、浅倉側についたのか?
真司には理解できなかった。
だが、手塚からライダー同士の戦いを続けるためには蓮にとって、それしかすべがないという。
しかし、龍騎である真司でさえ倒したくなるひどい相手である。
神崎士郎は、あえてライダー同士の戦いを進めるためこういう人選をしているのだ。
その頃、神崎士郎は、ゾルダこと北岡秀一弁護士のもとに現れ、ペースが遅いと催促した。
「時間がないのはお前だ」と、ズバリ言われてしまう。
一方、警察の動きを追っていたOREジャーナルのレイコは警察に追われる浅倉を見かけていた。
浅倉はファミレスに残っていたのか?
どうやって消えたのか?
協力者は誰なのか?←真司は内心ホッとしている。
わからないことだらけのようである。
真司は、浅倉の出身地である神奈川県へ向かうことにした。
ところでガイのミラーモンスターは、芝浦淳の恨みをはらすべく、浅倉に似た雰囲気の人間を襲い始めていた。
また手塚は、ライダー同士の戦いを止めるべく、まず神崎士郎の関係者の一人である神崎優衣を占うことにした。
だが、的中率が高いはずの手塚が出した答えは「無」、神崎優衣には何もないのだ。
それが何を意味するのか、今はまだわからない。
真司だけではなかった。
警察も非常線を張って、浅倉が現れるのを待っていた。
正々堂々と浅倉は車で乗り込んできた。
そこに、蓮もバイクで並走していたのだ。
だが、パトカーに追われる浅倉の車は崖から転落、炎上する。
何がなんだか?な真司だったが、蓮のバイクのミラーに王蛇が見え、全てがわかった。
浅倉が死んだことにして、警察にあきらめさせる作戦なのだろう。
真司は、海の方から王蛇のミラーモンスターがやってくるのを見つける。
そう。「次はお前だ」とガイの次に狙うと言われていたのだった。
龍騎VS王蛇。
「刑務所に帰れ」と龍騎が言ってるところを見ると、まだライダー同士の戦いに抵抗があるのだ。
そこにナイトがやってきて催促する「戦え!」、ライダー同士の戦いを編み出した神崎士郎のごとく「戦え!」と…。
仮面ライダーライアこと手塚海之役の高野八誠さんの近況を検索していたら、最近、映画監督をされている作品が上映されているという。
それには、仮面ライダー龍騎こと城戸真司役の須賀貴匡さんも出演されてて、今も交流があるんだなとうれしくなりました。
仮面ライダーゾルダこと北岡秀一弁護士役の涼平さん(現・小田井涼平さん)が加入している純烈の映画も少し前にありましたね。
どちらも特撮映画(純粋な特撮といっていいのか分かりませんが(汗))なので、少しだけ気になります(笑)。