《虫の音にたくして語る秋の恋》
ん?五七五でまとまったタイトルだな!(笑)
秋の夜長、エッちゃんにお客様。
土山くんは、好きな女の子とうまく会話が出来ない。
エッちゃんは、虫に通訳になってもらおうとするのだけれど。
彼女の方も、照れくさいらしくて虫に代弁させるんだね。
何度も二人がやってくるものだから、これじゃあ、エッちゃん秋の夜長を楽しめない。
二人に虫の言葉で会話させることで解決させる。
人間の言葉が照れくさいのならと…言うのだけれど。
これでほんとに解決してるんだか?(汗)
平凡出版社「平凡」1968年11月号・初出。
(講談社「石ノ森章太郎デジタル大全」より「さるとびエッちゃん(5)」から)