《ラブストーリー①》
なぜさるとびエッちゃんで、ラブストーリー?
エッちゃんは、ある男女を見かけるのです。
男性の片想い。
女性には好きな人がいるけど、その人は別の女性とつきあってる…という。
エッちゃんは、彼女を傷つけないようにしたかったけど。
女性は、真実を知ってしまったわけ。
女性は、死のうとして身投げするのだけれど。
エッちゃんの裏技で男性を現場に向かわせた。
気が小さくて女性には告白していなかった男性。
あんな男のために死んじゃ駄目だ!
と、女性をさとす男性。
新しい男性を捜すという選択肢を見いだした女性。
目の前の人と結ばれることになりましたとさ。
自分のなかで考えていても、答えが見つからないことがある。
そんなとき、自分が納得する助言を見つけ出すと、救われるもんですね。
講談社「週刊少女フレンド」1971年頃・初出。
(講談社「石ノ森章太郎デジタル大全」から「さるとびエッちゃん(4)」より)