さるとびエッちゃん④-6 | ネムリ・モヤのブログ

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アートと旅と食を愛す孤高の仮面ライダー好き女

《帰ってきた赤ちゃん》

夏の暑い夜の事。


若い夫婦が赤ちゃんを持て余していました。


赤ちゃんはおなかをすかせて泣いていましたが、ミルク代は夫が酒代に変えてしまいました。


妻は暑くて何もするきになれないみたい(汗)。


ついに夫は、赤ちゃんを路上に捨ててしまったのです。


そこにエッちゃんとブクが通りがかりました。


エッちゃんは、赤ちゃんの言葉も理解することができました。


泣き止まない赤ちゃんのために、エッちゃんはブクにお乳を出させました。


←オスですし犬ですし(汗)。


エッちゃんは、両親のもとに赤ちゃんを届けることにしました。


ただし、また捨てないように赤ちゃんにしゃべらせることにしました。


今度捨てたら乳牛とニワトリにすると。


赤ちゃんからの直接の言葉は、効き目がありそうです。


ちなみに乳牛は乳を出すからということですが、ニワトリはニワトリウイスキー(サントリーのこと?)から来ているようです。


赤ちゃんを育てるというのは、それだけ責任のある事だということ。


ペットもしかりだなと思いました。



講談社「週刊少女フレンド」1971年頃・初出。


(講談社「石ノ森章太郎デジタル大全」より「さるとびエッちゃん(4)」から)