五代雄介の恩師神崎先生は、担任する小学6年生の児童たちに《未来》というテーマで作文を書かせた。
通信簿オール5の優秀な児童、霧島拓(きりしま・ひらく)の作文に消された文章があるのを見つけた。
「でも、本当は何もわからない。僕の場所がない」
その少年は、夏休み前の終業式あとにふらっと一人で栃木から東京まで列車に飛び乗った。
あれだけ、未確認生命体が出る(3週間あまり出てなかったが)東京に行ってはいけないとプリントに書かれていたのに。
←コロナの話ではない(汗)。
少年の親戚が住んでいて、少年も思い出深い町らしい。
といっても、いろんな事が変わってしまってはいたのだが。
神崎先生は、少年が東京に向かったという情報を聞いて、あわてて教え子の五代雄介に連絡を取るのだった。
未確認生命体は、出現していたができる限り先生の力になろうと協力を申し出る。
新たな怪人は、空を飛ぶ。
そして出現は不規則のように見えた。
だが、人々は突然首もとを触りながら何人も倒れ、原因不明の心筋梗塞で死んでしまうのだ。
それは生き残ったものにとっても、恐怖でしかない。
未確認生命体は、フクロウらしく吹き矢のようなもので射抜くのだ。
クウガも緑になってビリビリを活用しようとするが、相手のことがまだわかっていなかった。
腕を撃ち抜かれてしまう。