べ、別に仮面ライダーWの左翔太郎の話じゃないんだ(汗)。
14歳らしき女の子、ヒダリちゃん。
珍しい名前だよね。
反抗期真っ只中。
母親は、うまいこと反対の事をさせようと、要領よくヒダリちゃんを言葉で操る。
なかなか、賢いようである。
ところが、父親や彼氏は、うまくいかなくって扱いづらそうである。
いつものように、母親が逆の言葉で励まそうとするが、彼氏に振られたとたん、反抗期は終わったと泣きじゃくる。
そういえば、その日その時間は、ヒダリちゃんの生まれた日時…母親ならもっと前に気がつくはずだけど、きっかり反抗期は終わるものなのかな?
いくつになっても、あまのじゃくな人間もいるわけだし!(私のこと!)
どうやら、15歳おめでとうのはずが、哀しき誕生日となったようです。
まあ、私は深夜に生まれてるので、トラブルとか思い当たりませんが。
へんてこりんなオチになってますね(汗)。
学習研究社『美しい十代』1968年3月号 初出。
(講談社『石ノ森章太郎 デジタル大全』より『おてんばバンザイ』から「右むけ左ちゃん」を読んで)