この作品、特撮映画DVDで見て、ひいてしまった記憶がある(汗)。
なんせ、(おなかあたりの)ブラウン管のような画面から、人の顔がのぞいているのである。(カッコの部分は、記憶違い?)
確か、仮面ライダー2号に変身する一文字隼人を演じた、佐々木剛さんが、キョーダインの一人だった記憶がある。
ちょっと、ルックスの似ている(笑)、仮面ライダーフォーゼの映画で、キョーダインは出てきたが、リメイク?とはいえ、さすがにこの顔が出てくる設定までは再現されなかった。
原作では、顔の部分に顔がちゃんと出てくるようになっていたんだが(違和感なしという意味で)、技術がまだ追いついてなかったのだろうか。
キョーダインは、遠く離れたダダ星に連れ去られた地球人二人が、弟や地球人を守るため、二体のロボットそれぞれに彼らの心を植え付けた設定であるが、果たして彼らは生きて地球に帰れたんだろうか?
それより、ロボットをこっそり作っていたのが、ばれているんだから殺されてるんではないかと、妄想であふれかえってしまった(汗)。
奴隷のように扱われたロボットたちの復讐というフィクションとはいえ、かなりリアルな話である。
いつかあのペッパー君も…(汗)。
ロボットでも動物でも人でも物も、何でも大事に扱わなければなりませんね。
講談社『月刊少年マガジン』1976年4月号~7月号 初出。
(講談社『石ノ森章太郎 デジタル大全』より『宇宙鉄人キョーダイン』を読んで)