主人公に、感情移入してしまった。
彼は、必死に未知の敵と闘うのだもの。
そのまっすぐなひたむきな心は、誰もが応援をしたくなるだろう。
最大のピンチを乗り越えたとき、彼の正体を知ることになる。
1988年の設定だが、ここまで人間が進歩してないのは、救いなのか?(汗)
説明をしている人物が、手塚治虫氏に似ている。
ちょっと鉄腕アトムに対するイヤミなのかな?(笑)…深読み。
1963年 小学館『週刊少年サンデー』12月1日第49号 初出。
(講談社『石ノ森章太郎 デジタル大全』より『赤いトナカイ』から「敵 ~THE ENEMY~」を読んで)