そもそも、このタイトル、石ノ森章太郎氏、もしや次号予告だけのために用意されていたものなのではないだろうか?(汗)
よく母もあるのだ。
絵のグループ展展覧会に向けて、タイトルだけを前もって連絡しないといけないが、作品はまだ完成していない。
目録に印刷するためなので、なにかしらタイトルをこさえなければならないので、あわてているのを見かける(笑)。
これと、同じなんではないかなと(汗)。
実際、漫画の中に作品の本は出てくるが、中身は紹介されないのである(笑)。
ちょうど、テレビでは仮面ライダーゴーストが放映中であり、DVDでは、仮面ライダーキバを観ているタイミングで、この話は偶然にもできすぎている(汗)。
この作品は、『少女クラブ』1959年夏休み増刊号に掲載されたものである。
夏休みといえば、お化け屋敷。
ホラーを描くつもりだったのだろうが、結局、前回同様、漫画家とその妹が話をつないでいる。
増刊号なので少し長く話を描かなければならないが、短編がいくつか出来てしまった…そんな感じに見える。
いわくつきの青い目の人形の話、化け猫達が漫画家と妹を食べようとする話、後は彼女は吸血鬼なのかな?の話。
…結局、氷の花って、どんなものだったのかなあ。
砂漠に咲く砂の薔薇みたいなものだったのかな?
ちょっぴり、もやもやするモヤなのでした。
読者に宿題でしょうか?(汗)
(講談社『石ノ森章太郎 デジタル大全』より「青い月の夜」から「氷の花」を読んで)