今朝9時半頃でしたか、他に誰も居ない家の中でパチッ・・・パチッという音が聞こえ始めたのです。どこで何がその音を立てているのか判らず、耳をそばだてているとどうも2階で鳴っているよう。恐る恐る2階に上がると音がはっきりして、たしかに2階だけどでもどこが発生源かは判らず。パチッ・・・パチッと鳴り続けるのがどうにも不気味。

 ひょっとして外かしら、と思ったのですが、やはり外じゃない。パチッ・・・パチッ。屋根裏に小動物でも入り込んだか、と思ったらゾッとして、もしそうだったらどうしようかと。でもパチッ・・・パチッの間隔がずっと正確なので、小動物ではないよね、と思い直してちょっと安心。でもどこで何が音を立てているのかはまだ判明せず、パチッ・・・パチッが鳴り続いているので早く突き止めなければ。

 で、やっと見つかりました。廊下の死角になっていたところに設置されていた火災報知器でした。ほっと一安心。今川焼みたいな形状の、寝室などに設置が義務付けられてるアレです。もう10年以上経過したしなぁ、と昨年の秋に4箇所の火災報知器は取り替えたのでしたが、今日気がついたそこは死角になっていてそのまま放置されていたのでした。人間様がうっかりしていても健気な火災報知器が、いよいよ耐用年数が過ぎたことを「もう機能しませんよ、取り替えないとダメですよ」と教えてくれる。その音がパチッ・・・パチッだったのです。お、お前だったのか、ありがとうゴン、じゃない、火災報知器くん。   しかし見つけるまでの5分間ほどは、本当にドキドキしていました。笑