考えてみると、チームスポーツで選手同士の衝突のない競技って少ないですね。そんなにぶつかりそうにない野球だって、本塁に滑り込む走者と捕手の交錯はかなり危険ですし。それを思うとバレーボールでは相手チームの選手との衝突がないことにあらためて気付いて、かなり前に聞いた話を思い出しました。
ある中学校で、あえて人気のバスケ部を設けずに、バレーに力を入れていたのですが、その理由がまさにそれだったのです。男子中学生の有り余る元気を発散させたいけれど、バスケでは身体接触が原因の反目や喧嘩が懸念される。でもバレーならその心配がない。勿論バスケでも、プロやインハイレベルのチームは選手の動きが洗練されていて、無駄で不用意な接触はほとんどないようですが、中学生ではそうはいかないでしょう。
ということで男子バレー部が少ない中、その中学は県大会でも常に上位に入り、それでまた次々と部員が入ってくる好循環になっていたようです。教員の部活への関わり方が問題になっていますが、誰が指導するにせよ、生徒の健全な成長を考えることが第一という点は、揺るぎようがないはずです。
でも時々、とんでもない奴が指導していることがあって、そんなところに所属してしまった選手は本当に気の毒です。今日記者会見した選手の方に明るい展望が開けると良いのですが。