「鳥のうた」



誰にも気を許さず


誰にも隙を見せず


誰とも調和して


心を休める場所をなくし


迷子になってしまうのでしょう。



人知れず傷つき
矛盾を抱え
どれだけ自分を抑えて・・・



今宵はこの木で羽根を休めてごらん?



食いしばった唇をゆるめて


グッと握りしめた手はほどいて。


ここからは月や星しか見えないけど


日常にないものがきっとあるから。



そして朝には飛び立って


また疲れたらいつでも帰っておいで。



「月星とボク」




どんなに幸せだった昨日も


どんなに辛かった昨日も


今日という日の「今」の


一部になっているのでしょう。




陽のあたる場所


何も見えない暗闇


たとえ今居るどんな場所からでも


それぞれの始まりはそれぞれの心にあるのでしょう。



今までにつけてきた足跡。


今までにつけてきた傷跡。


無駄なものはなく今のあなたを形成する一部なのでしょう。



いつもの長い夜を見上げれば


月と


星と


ボクがいます。





「休心」




夢中で伸ばしたその指の先に


もしも何も触れられないなら


そのまま伸ばしておいてね。



誰かがその手を

つかむから。



夢中で走り抜けたその道の先に


もしも何も待っていない気がするのなら


一度立ち止まっていてね。



誰かがその道を

共に歩くために追いつくから。



いろんな出来事や言葉で

心は臆病になってしまうけど


今居るどんな場所からでも

次の一歩を踏み出せるから。



翼などない。


階段を段飛ばしで駆け上がることは出来ない。



怖いし不安だし


ぼくらはいつだって悩み続ける。




キミのその手を


キミのその道を


ボクは必要としているよ?