「伝想」



もしも言葉に温度があるのなら


あふれ出る感情をたくさん届けて



その心を


その身体を


包み込めるのに・・・



もしも心に翼があるのなら


この大空を


銀の羽根で超えて


どんなに離れていても


飛んで行けるのに・・・




「そばに居るよ」




と言うボクの言葉の意味を


瞳に映らないこんな淡い「想い」にも


付けてあげたい。



ねぇ


キミの心に寂しさも悲しみも入れないくらいに


背中からギュッ・・・と抱きしめていたい。






「天歌」




誰にも見せないキミの心の奥の


奥に閉じ込めている宝物に


そっと触れたくて



手を伸ばしたけど・・・


息を止めたよ。



そっと小さく震えていたから。



だから今は このまま

気付かないふりをしているね。



いつか  きっと

幸せを手にしたとき


いつか きっと

幸せを感じたとき



ボクのウタは忘れて下さい。



だけど今はまだ

声がなくなるまで

ウタい続けるよ。




どんな綺麗な言葉よりも


どんな綺麗な花よりも




キミが存在(いる)こと以上に

素敵なものはないからね。



「傘」




降り始めた雨に・・・



眠らない街の灯りが


にじんでは


弾けて。



赤と青の煌めきは


その心に影を堕とす悲しみを


万華鏡に変えて。



クルクルと回して

のぞき込めば



きみがないていた。


キミが泣いていた。


君が泣いていた・・・




その心に降る雨に


ボクの傘を。




「優しい朝」




誰かを想う

あなたの横顔は


月の裏側・・・



きっと・・・



・・・だから



余計に愛しくさせるのでしょう。




「星巡りのうた」



「そっと月(あなた)の裏側を

 優しく包んであげたい」



月が流した流れ星


あなたが流した涙



何も出来ないボクは


あなたの長い夜が


太陽に優しくされるように


ただただ願う。








「鏡」





ねぇ・・・

キミはどうなの?



言いたい事を言えない心は

言葉さえも曖昧なのです。



伝えたい気持ちを伝える事に不安な心は

言葉さえも曖昧なのです。



誰のものさし?


誰の憧れ?


誰との比較?


誰の哲学?


誰の常識?



勇気を振り絞った言葉や行動の

心の奥の温度を感じ取れる?



誰かに合わせるのではなく


誰かのために何かをするのではなく


自分のために頑張ってみて下さい。



一生懸命に悩み苦しみ戦うあなたは


きっと誰かの一生懸命を笑ったりしない。


それはあなたの強さだと思います。



ねぇ・・・

ボクはどうなの・・・?