病院からの電話 | 還暦からだよ人生は^ - ^

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愛Love市川ご縁の伝道師「あのね」として声で元気をお届けしています。

実は数日前に、母の入院先から電話があり、いつ何があってもおかしくない状態とのことで。

今日、無事嵐さんのお別れの会を終えられて、眠れずに、昔のアルバムを引っ張り出して。

こんな笑顔の若い母、父、抱かれている私。


この頃までは、こんな素敵な笑顔だった。いつの日からか、笑わなくなって、顔の表情も乏しくなって、こんな写真のような穏やかな顔ではなくなってしまって。


小学校の入学式。この頃にはもう、教育ママのステージママ。私には、母は恐怖の存在だった。



母が病院から外出できた最後の旅行での写真。私と妹。

この旅行を企画してくれた伯母も亡くなり、末娘の母だけが今を懸命に生きている。

私が10歳の時に、重い精神分裂病(統合失調症)で、それからは入退院を繰り返して、人生の半分以上を精神病院で過ごしている母の、命の炎が、もうそんなに長くないと知らされる。

さまざまな思いが駆け巡り、今はただ、元気なうちに、もう一度顔が見たい!というシンプルな思い。

コロナ禍で面会もままならなかったのに、病院から、特例の面会許可のお知らせが来る。

愛媛に移住した妹と、とにかく2人で母に会える日まで、頑張ってほしい。

私は今週土曜日に、一足先に、面会に行く。その時に、妹が来るまで絶対に頑張ってほしいこと、私がまた、ステージで歌うようになっていること、沢山沢山話がしたい。後悔のないように。

正直、母には様々な感情があった。それでも、歳を取るってステキなことだと思うのは、「ただ愛し方が下手くそだっただけで、母なりに、精一杯私を愛してくれた」という、理屈抜きの感情だけ。

だから、祈り続ける。

お母さん、頑張って!