柳楽くんの最新作、映画『夏目アラタの結婚』は本当に番宣が多くて嬉しいかぎりなんですが
中には、キャーキャー という浮かれ気分だけでは見れないものもありました
意を決して見るまでに、放送日から2週間近くたってしまったのが
『沸騰ワード/寿司に取り憑かれた俳優・柳楽優弥🍣』
https://news.yahoo.co.jp/articles/3dda19c1d7c4a0e664b01409ce540f25f1b01beb
私は根性無しなので、ガチ修業なんていう類いは見ていられないのです
映画やドラマでも、主人公がピンチの場面は目をつぶって耳を塞ぐこともあるくらい
( でもホラーはぜんぜん平気 👻)
今回は予告編で “ガチ” の衝撃を受けたせいで、なかなか再生ボタンを押す勇気が出ませんでした
でも、ここを乗り越えないと
“心の推し活カード” に “済” スタンプが押せない!
見ようかな、どうしようかな…と葛藤を繰り返した挙げ句に
ようやく録画を再生しました ⏯️
修業の場は『銀座おのでら』というお店が運営する『鮨アカデミー』
こういうところがあるの、初めて知りました
寿司職人になりたい人のための学校…
気になって検索してみたら、当たり前だけど本当にサクッとサイトが出てきた 👀‼️
しかも、ものすごくちゃんとしてる印象
いろいろ見ていたら、カリキュラムと受講費用がしっかり設定されていて安心感があるなぁ…と思いました
受講者には、プロの寿司職人になりたい人もいれば、趣味の釣りに生かしたい、海外の友人にお寿司を振る舞いたい…など様々
寿司職人になるにはお店に入って何年も厳しい修業して…という、まず最初の入り口からして「めっちゃ大変」のイメージがありますが
趣味の人にも門戸を開いたこういう学校方式なら、始めやすいかも…ですね
柳楽くんの修業は2日間
まず一日目は、魚の仕込みやシャリ玉握りなどの技術指導
魚は包丁でキコキコせず、一刀でさばくとツヤでるとか
魚の臭みをとり光沢を出すために均等に塩をふる尺塩のテクニックとか
料理が不得意な私
「ほほぅ…なるほど」と、見ていてためになります
本当にちょっとしたことだけど、それがなかなかうまくできない
「我々のやっていることはすごくシンプルなので、そういったところで差が出る」
俳優、白竜さん似の総料理長、坂上さんの言葉が刺さりました
シンプルなことって一見簡単そうに見えて実はごまかしがきかない、実力がもろにわかってしまうものなんですね
アジの仕込み、合格💮
包丁の勘がいいと褒められる💮
シャリ玉握りですぐに握りの順番を覚える💮
シャリ切り、シャリ玉握りは難しかったけど
さっき教えてもらったばかりでここまでできればすごいよ、柳楽くん!…と、すっかり安堵していた私ですが
はて?ならばいったい、いつ、あの厳しい指導を受けるのか?
その時は2日目の実地店舗『登龍門』での研修でやってきました
アカデミーを卒業した見習い職人の方が、実際にお客さんに握るそうで
ここで他のみんなと一緒に実地訓練
まずは初日で合格した アジ の仕込み… <*))>=<
実店舗での魚をさばく…いわば本番のようなもの
でも、緊張からか うまくできない柳楽くん
坂上さん
「ほぼ使えない」
「ぜんぜん使えない、アウト」
「もうちょっと真剣にやろう」
真剣にやってるはずなのにー!!!
初っ端につまずいてプレッシャーを感じたのか、どんどん出来がわるくなっていく柳楽くん
「食材の無駄、うちは商売だから」さかな
「商品だし作品でもあるし、それだけ思いを持っていないと」
「こんなんで先やってけそう?」
ヒイィィィ…
坂上さんの厳しい言葉が容赦なく、柳楽くんに放たれます
キタコレ
ここだったのかー
でもでも、坂上さんは理不尽なこと言ったり、大声で怒鳴っているわけではありません
至極まっとうな指摘、指導を、普通のトーンで仰ってるだけです
でもなせがコワイ!
迫力が過ぎる!
なぜそう思ってしまうのか?
それはおそらく
「これはテレビのバラエティ…ガチだといっても、まぁまぁこなせば『やりましたー!』てな感じになるのでは?」
こんな生ぬるい考えが、私のなかにあったからに違いありません
スタッフの問いかけにも、心なしか元気のない柳楽くん
推しがガチで凹んでる姿を見るのはツラい
でも、彼が芸能界で生き抜いてきた20年は伊達じゃなかった!
へこたれることなく坂上さんに食らいつく!
「大将!次は何を」
もう私、ここで泣いてしまいましたよ
バナナマン設楽さんの言うように、あれだけ怒られた人のところにすぐ「教えてください」って言いに行けるメンタルがすごい
きっと若い頃、いろんな監督さんと出会って厳しい演技指導があって、そこから学んで、今日の柳楽くんがあるんだろうなと思うと←あくまで想像ですが
胸がいっぱいになってしまいました
そして番組終盤、ついにネタをつけて握れることに!